ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「20代で隠居」週休5日の快適生活 大原扁理読了!

2017年02月23日 15時21分47秒 | 作家 あ行
20代で隠居 週休5日の快適生活 単行本 2017.2.23読了。
大原扁理 (著)

ひきこもりじゃない、フリーターでもない、
究極の遊び人生「隠居」ご提案!
……私にとって、贅沢は遠くの友人みたいなもの。
ホームレスが世捨て人なら、隠居は世離れ人。
都会の誘惑とは意識的に距離を置き、完全には捨てない。ここがポイント。
二十歳過ぎたら人生は引き算で、周囲のモノも人との付き合いも削ぎ落とし、
わが生活の快適と気楽さだけをめざす週休5日制。
これはひとつのライフスタイル。
21世紀版都市型隠居なのだ。




20代から、隠居してしまうというお話。
自分が20代でこの本を読んでいたら、その後の人生に何かしら影響を受けただろう。
なにせ、55歳になった今、自分の今後の生活設計に近いことをこの著者はすでに20代で実践しているのだから。
達観というか、なんというか。
20代で定年したおやじのような生活と志でいいのか?という疑問は残るが、(隠居後の)それなりに人生を愉しむのなら、生活のレベルを下げ、足るを知り、物欲を捨て、シンプルに生きるのがいいと思う。が、この人、ほんとにこのままあと40年とかすべての煩悩を捨て生きていくのだろうか?どっかでまったく別のことをしだしたりしないのだろうか?それが気になる。読み物としても面白かった。…6点。


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