ドンドンこにしの備忘録

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「死神の精度」伊坂幸太郎

2021年11月10日 19時33分51秒 | 作家 あ行
死神の精度 (文春文庫) 2021.10.9読了。
伊坂 幸太郎 (著)

1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。 日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作ほか、「死神と藤田」「吹雪に死神」「恋愛で死神」「恋路を死神」「死神対老女」を収録。



まず、死神の精度というタイトルが秀逸、そして死神のキャラクターがいい、死神がただ千葉というのもまたいい。軽く読めるのはいいが、物語にいまひとつ深みが足りない。唸るような短編はなかった。まあ、伊坂さんだからハードル上げちゃったのもありますが。6点。


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