ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「鬼畜の家」 深木章子読了!

2017年09月26日 16時09分08秒 | 作家 は行
鬼畜の家 (講談社文庫) 2017.9.26読了。
深木 章子 (著)

「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」
我が家の鬼畜は、母でした――。保険金目当てに次々と家族を手にかけていく母親。唯一の生き残りの末娘娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは!
島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。


まずは、そつなくまとめられて、面白かった。
まあ、大体犯人は途中でわかっちゃうけど。残ったもん勝ち。
だが、このトリック、本当に警察相手に通用するだろうか?疑問。
あと、このタイトルからしたら、もっともっと悲惨な陰惨な救いようのない話を期待したんだけど、ちょっとマイルドで残念。まとめちゃったかなぁ。…5.5点。