ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「鬼神伝 龍の巻」 高田崇史読了!

2017年09月13日 17時56分48秒 | 作家 た行
鬼神伝 龍の巻 (講談社文庫) 2017.9.13読了。
高田 崇史 (著)

高校生になった天童純は、鎌倉・長谷寺で、死んだはずの水葉に似た少女に遭遇。追いかけるも気を失ってしまう。一方、時を遡って鎌倉時代、刀鍛冶を志す十五歳の王仁丸は、仲間を刑場から救い出しにきた鬼の少女と、その手に携えられた大太刀「鉄丸」を見て、何かとんでもないことが起きる予感に襲われる。


「鬼神伝」3作目。
こちらは、ノベルスを文庫化したもの。一般向けにかかれたもので、やはり、ストーリーの厚みは増しているが、その分、スピード感や、爽快感に欠けているのかも。もうちょっと、いちゃいちゃしてほしい。…6点。

「鬼神伝 神の巻」 高田 崇史読了!

2017年09月13日 15時41分50秒 | 作家 た行
鬼神伝 神の巻 (講談社文庫) 2017.9.11読了。
高田 崇史 (著)

再び平安時代に飛ばされた天童純は、鬼の少女・水葉らと再会する。一方、貴族は、鬼神たちを封じ込めるため、三種の神器の一つ、純の持つ草薙剣を奪おうと画策、さらには破壊仏までも召喚しようとする。「鬼」と「人」との激しい戦いの中、大事な仲間を失った純は、自分の命よりも大切なものがあると気づくのだが。


「鬼神伝 鬼の巻」の続編。
やはり、元が同じく児童書なので、読みやすい。
前回の話よりも、各登場人物に感情移入しやすく、親しみが持てた、ゆえに最後のオロチと水葉を失うラストは悲しい。…7点。

「鬼神伝 鬼の巻」 高田 崇史読了!

2017年09月13日 15時34分01秒 | 作家 た行
鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫)  2017.9.10読了。
高田 崇史 (著)

京都の中学生・天童純は、密教僧・源雲の法力によって時空を超え平安の都に飛ばされてしまう。そこは、「鬼」と貴族たち「人」が憎みあい、争う世界だった。選ばれし者として雄龍霊を復活させた純は、鬼退治に向かうも、その最中に出会った鬼の少女・水葉から、鬼こそが大和の神々の子孫であると聞かされる。


初出が児童書であることもあり、内容がやや薄い。
しかし、それゆえ、読みやすくスピード感がある。
自分たちが、歴史として認識している事が実は、客観的な事実かどうかはわからないというテーマで書かれている。…6点。