今日からとりあえず競馬が再開される。 いつもは良かったと楽しみな気分もあるのだが、今回に関してはとてもじゃないが、素直に受け入れられない。
日本は細長いし、直接的な被害、後遺症に関係のない地域も多い。 それらの方々にとっては、競馬があるのは正直朗報なのだろうが、私は計画停電地域なので、まだまだ震災は続いている。
とにかく落ち着かないし、予定も立てにくく、困った事態だ。 ほんとの被災地の哀しみ苦しみからすれば、贅沢は云ってられないが、それだけに今日の競馬開催は複雑だね。
競馬のスケジュールを考えると、少しでも消化したい気持もわかる(特にクラシック関連)けれど、まだローソクで食事する時間が現実にあるわけで、なんともギャップを禁じ得ない。
計画停電開始後、今日は初めて全区域で中止となった。 要するに普通の日。 人々の気分や行動はどうなるだろうか。
普通のことのあり難さ。 特に生まれた時からケータイやパソコンがあった若い人たちは、ここで何かを感じとってほしいね。 ノド元過ぎれば…というアリアリにはしたくないものだ。
とりあえず競馬が行われる以上は、全馬の無事完走を祈ろうと思う。 暗い話題はいらない。
激震、津波、原発…。 もうグッタリの人も多いかと思う。
計画停電にしても、かなり長引きそうな気配だし、これはもう経済大国を襲った災難としては、類をみない事態だ。
オイルショック、リーマンショックなど大きな影響を受けたが、今回のM9(エムナイン)ショック「私が勝手に名付けた」も今後の流れは憂慮するべきものだろう。
それにしても街での買占めはなんとかならないものか。 人々の不安感はわかるけれど、短絡な行動は慎むべきかと思う。
競馬はスケジュールの変更で、なんと同週にスプリングSと毎日杯が行われる。 同じ競馬場で同じ週に同じ距離のレースである。 当然各陣営はどちらに使うか、回りを見ながらという判断。 まあスプリングはG2だし、皐月賞の優先出走権というご褒美もある。 本線はこっちなのだろうが。
ほんと疲れるね。 私も26日の飲み会が憂慮される…オイオイ、話がいきなりセコくなってきたじゃん。
皆さん頑張りましょう。
近日中に予想されるM7を超える余震に、原発の憂慮される展開と、未だ緊急事態が続いている。
計画停電に至っては、即市民生活に大きな影響を与えている。 そんな中、JRAは今週の阪神・小倉の開催を決めた模様。 中山については3月中は中止という決定だが、こんな国難状況の中、当った!外れた…をやってる場合かね。
競輪・競艇・オートは3月中の中止を決めている。 Jリーグも同様だ。 喪に服すというか、ふさぎ込むばかりじゃいけないのは当然だが、せめて今月中は開催中止が妥当ではないかと思う。
それも中山の中止にしたって、やりたいのが山々というニュアンスが垣間見え、なんとなくブラックというかダークな印象がある。 毅然として「勿論中止です! 」というスタンスがほしかった。
私にしたって今後のレーススケジュールがどうなるか、心配はしている。 しかし今は針が振り切れたような異常な事態なのだ。 非難されている東電の対応だが、JRAもなんか哀しいね。
馬達には無事で、来るべき疾駆の機会に備えてもらいたい。
小説や映画の中でのことが実際に起きてしまった。 マグニチュード 8.8 …ほんとに信じられないね。 マグニチュード 8 を超えるアースクェイクが起きることは仕方がないと常々思っていたが、8.8 とは私も驚きでいっぱいだ。
被災の状況も正視できないほどの有様。 今後は残念ながら死亡者は飛躍的に増えてしまうだろう。 ご冥福を祈るしかない。
私も8年前まで海岸のすぐ近くに住んでいたが、当時は頭の隅に津波のことはいつもあった。 大雨の道路冠水だって、予測を遥かに上回るほど凄い。 これは身を持って経験している。 道路が川になってしまうのだ。 津波はそれに動的なエネルギーが重なる。 正に想像もできないほどのパワーなのだ。
美浦トレセン、福島競馬場、山元トレセンを始め、競馬関連の施設も被害を受けている。 とはいえスケジュールぎっしりのJRA。 開催再開への道筋を辿っているようだが、正直気持はついていかない。
そう競馬どころではないのだ。 今はそれしか云えない。
弥生賞が終って、まあサダムパテックの勝利は、至極順当なんだろうけど、勝ちっぷりは結構ねっきり。
相も変わらずの混戦クラシックだね。 この時期POGでは望みのある馬を持っていないと、寂しいことこの上ない。
これからスプリングS、若葉、毎日杯とあるし、皐月賞後は青葉賞、プリンシパル、京都新聞杯など、盛りだくさんの権利獲りレースが控えている。
私はもうギブアップだね。 ヴィジャイが一応帰厩して復帰できそうだが、せいぜい期間内にもう1勝するのがいいところ。 死んだ子の年を数えても仕方ないが、嗚呼エアジャクソン…。
そういえばスプリングSはメンツが揃いそうだ。 現時点でも、グランプリボス、リベルタス、ダノンシャーク、リフトザウイングス、ルルーシュ、ショウナンパルフェ、サトノオー、オルフェーヴルetc 。
これは見物だなァ。 中山の千八というのが、一層難しい紙一重の舞台となる。 私はまったくの部外者。 気楽といえば気楽だが、せめてレーヴディソールの脚と照らし合わせながら観戦しようと思う。 なんだかねじれた気分。