昨日のTXで、「緑の中の詩・三冠馬の遺伝子」という短い新番組があって、競馬ファンとしても有名な東出昌大が社台スタリオンステーションを訪ねた。お目当ては今年から産駒がデビューするオルフェーヴル。 計り知れない能力と、狂気の走りで一世を風靡した。何より凱旋門賞で本命になったという事実。本来なら種牡馬の形成を一変させる存在でもおかしくない。 やはり誰もがあの気性を頭に浮かべてしまう。私も半信半疑というスタンスはあるが、それでも何頭かは大物が出てほしい。初年度の肌馬で行くと、シンハリーズ、ビワハイジ、ブラックエンブレム、マルペンサ、レーヴドスカー、ライラックアンドレース、ムーンライトダンスなどが名の知れたところ。 この番組で1頭だけ取り上げられたのは、母ゴールデンドックエーのシエラ(須貝)だった。 東出くんが「次、逢うのは競馬場かな」と締めたが、期待しちゃうよな。私、先日のドラフト会議でシエラ獲得していた(!) ひと昔前から、年々優良輸入肌馬が増加の一途。SS系の影響で必然の流れとはいえ、我々ファンも取捨選択に悩ましいところだ。プリティカリーナ、ゴールデンドックエーの2頭は、私も大きな期待をしていた。プリティカリーナのアンタラジー、ゴールデンドックエーのアルバートドックはクラシックへの夢もあった。参加しているPOGでは獲得成らずだったが、決して敵という気持ちではなかったなァ。共に父はDIだったが、今年の産駒はプリティがハーツクライ、ゴールデンがオルフェーヴルで、私はこの2頭を目出度く獲得した。それぞれシルク、G1とクラブ馬だが、それこそ期待値はハンパないだろう。 競馬は種牡馬が脚光を浴びるわけだが、肌馬に夢を賭けるのが本来の心。 輸入されてくる肌馬を調べて夢を託すのも、最早楽しみのひとつとなってきた昨今だ。
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