中山G1も凱旋門も本命に逆らってみよう。

　なんか普段の日曜と違う、ような気もする。　マカヒキについて、現地の専門家の中では、いい馬だけど、エンジンの掛かりが遅い、という意見がある。　考えてみれば唯一負けた皐月賞は、2着なんだけど、ほとんど勝敗が決してから追い込んできた感じ。　リオン、エア、サトノが凌ぎを削り、それをディーが豪快にナデ斬った。　レースが収束しかかったところで「まだ走ってる」という雰囲気で間に合った2着。　逆に云えば、ディーが強かったために、なんとか2着を拾った、という風にも見える。　馬の強さを計るのは難しい。
　スプリンターズS。　ビッグアーサーは前走逃げ切った。そして再びの1枠。これがね。今度はハナ切ることはないだろうが、なまじ前回逃げただけに、それがどっちに転ぶか。　ある程度は出して行かざるを得ないし、福永は馬を信じているだろうが、やはり馬だしね。　勝たれたら、全力で称えるとして、本命はダンスディレクターで行く。　今回は中山初めての馬が7頭もいるが、ダンスもそう。ただ前走はいかにも試走という印象で、今回に賭ける内包したものは感じた。　個人的にはかなり強い馬だと思っている。　11から、13,15,1,5,12,14へ。馬連と3連複。
　ポートランド。ヴェロン騎乗のウインプリメーラから。正直状態面は少し不安もあるが、ノングレードのここでは好勝負は必至だろう。　京都馬という印象はあるけど、阪神は勝ってなくても、11戦で3着までには6回とダメなわけでもない。格上を信じたい。　これも11番だね。11から、9,2,4,8,5へ。馬連と3連複は9-11からと、2-11からで7点。
　あと中山の最終。ハナ主張したい馬が多い。ここ2戦裏切ったクラウンシャインだが、メンバーを見渡すと、明らかに能力は上。　メンタル面にやや難点あるも、和田に骨太騎乗してもらおう。　9から、1,2,14,12,5,8,13へ。馬連と3連複。
　さて凱旋門。　冒頭変な言い回しをしたが、要するに強いマカヒキは誰でも云える。　マカヒキが?というレースは、そういうパターンかな、というニュアンスだ。　
　ポストポンドが本命は普通に正しいし、勿論マカヒキに賭けるのもアリだ。　私としては、凱旋門でも普段の予想のスタンスで行くことにした。　ハイリスクハイリターンなら、ハイランドリールだ(笑)。ブックメーカーとかだと9番人気ぐらいかな。　オブライエンにガリレオという結論。特にハイランドはガリレオXディンヒルで母系も優秀。　キングジョージ、香港ヴァーズを勝ってるし、人気ないならお買い得感はあるね。毎年オブライエンは馬のやりくりが話題になる。ハイランドも出走確定がやや遅れた。おまけにこの後BCターフ参戦が既定という。なんか打ち込み感はマカヒキの半分もないか(笑)。まあ馬はそんなこと知っちゃいない。同厩ではファウンドがムーア様、オーダーオブセントジョージがデットーリ様と、ここでも見捨てられ感満載(笑)。まあ馬はそんなこと知っちゃいない。母系やこれまでの走りからして、硬い馬場もむしろいいのではないか。3着でもいいから、私の期待に応えてくれ。まあ馬はそんなこと知っちゃいない(笑)。　相手も同じバックボーンのファウンドで、ポストポンドが単穴。マカヒキとハーザンドに☆。　穴から入るなら手広くで、シルバーウェーヴ、レフトハンド、ニューベイ、オーダーオブセントジョージまで。
　一時はハーザンドを考え、それからファウンドと、ちょいと迷った。　ポストポンドやマカヒキを信じるなら簡単だが、穴狙いなら迷って当然だろう。　発走が11時ぐらいで良かった。