今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

菊・アレを「穴人気」にしたのは誰だ?

2016-10-24 | 競馬
 サトノダイヤモンドの強さと、ルメールの冷静な手綱捌きが光った菊花賞だった。それなりに感動的ではあったね。 よく三冠馬が出る年は、それ以外の馬はレベルが? という話がある。今年は三冠すべて勝ち馬が違う。 ドングリではなく、やはり上位陣のレベルが高いという見方で構わないと思う。 菊に名前のない馬でもマカヒキ、リオンディーズら能力の高い馬がいる世代だし、これからの躍進馬もラヴィエベールを始め期待されている。
 さてカフジプリンス。 神戸新聞杯では5番人気の馬、そこで馬券圏内にも入れず。なのにG1クラシックの菊花賞でサトノ、ディーに続く3番人気だ。 こういうのを「穴人気」という。 「穴馬」は楽しみだが、「穴人気」はかなりの確率で来ない。 別線、例えばセントライトの2着馬が出走しない(距離や気性を考慮か)とか、前記ラヴィエベールなどもスルーとなり、2強以外の序列が微妙だったのは事実だが。
 私も早くからカフジ穴狙いを決めていたが、昨日も書いたように、こんなに印が付くとは思ってなかったので、正直驚きと戸惑いだった。 長距離向き(だろう)、岩田でなんと1枠というオプション。神戸新聞のゴール前の猛進…。色々材料は上がるが、今はただ虚しさだけ。 レースもね。サトノはうまく1頭で走る時間があったが、カフジは外にピッタリとミッキーに併せられ、リラックスして走ることが出来なかった。岩田もどこかで動きたかった筈だが、馬の手応えからして、思い切ったレースは出来なかった模様。 結局脚を使うところさえなく、直線半ばでは一時追えないシーンさえあった。 それで2着のレインボーラインから3馬身差だから、レースの形を考えれば弱い馬ではないのだが。 まあその内G2ぐらいは獲る馬だと思っているけどね。
 それにしてもマルペンサの凄さを改めて見た気分。 母方の血筋からは、距離に?の向きもあるだろうが、個体能力の高さは、それさえ問題でもない。 色々と考えさせられ、反省もした菊花賞だったが、サトノダイヤモンドの完勝は、ほぼほぼ雑念を忘れさせてくれるものだった。
 馬券でいえば、府中のメイン(ブラジルC)が、本命にしたミツバの快勝で、馬連5480円、3連複11200円と、思わぬヒットとなった。 昨日の稿で「ノリの神騎乗を」と云ったが、大逃げというタクティクスなレースを演じて、正に「神騎乗」だった。
 私が参加しているPOGでは、牝馬はかなりの陣容なのだが、牡馬はやや手薄感。 そんな中、期待になるサトノヴィクトリーだが、入厩当初は遅い時計でもやっとこの走り。どうなることかと思っていたが、ここへきてだいぶ走りもこなれてきた。 なんと今週出走という噂もあるが、どうみても早すぎると思うが。 私は個人的に11/12の二千ではないかと睨んでいたのだが、果たしてどうなるだろう。
 皆さん、くれぐれも「穴馬」と「穴人気」は違いますよ。
 
 
 
 
コメント
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