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迷える古羊、どこへ行く/桜を見る会1~3

2020-04-11 07:18:26 | 日記

●11月12日(火)
*外は、チャリだと11月だというのに汗をかくくらい暑い。
小田急デパ地下で、母から頼まれた魚の粕漬けを買ってから実家へ。掃除他。

5時になるともうまっ暗だ。
スーパー、買いたかったものなし。
新宿の酒屋でテリーヌ。

ビックカメラで、以前目をつけた冷蔵庫がまだ売られているかどうかを確認。確認しただけで、買うかどうかまだ迷っている・・・
電動シェイバーはピンキリだ。2500円から4万円くらいまで。今は100均で買ったカミソリ五本入りを使っているけど、電動がほしくなくもない。
階段なし。ジャンプ300回。

*「桜を見る会」について。

まず最初に、「見る」は「観る」では?

それはさておき、その「桜を見る会」は昭和27年以降、東北大震災など特別な場合数回を除いて毎年のように、内閣の公的行事として国の予算で大勢の招待者を呼んで行われてきた。

アベになってから開催された「桜を見る会」について公私混同ではないかなどと追求する声が上がっている。疑念を抱く野党の追求チームは、内閣府などから職員を呼んでヒアリングを行った。

野党、「招待者を選ぶ基準が不透明であるので、名簿などの提出を要請します」
担当者、「保存期間が1年未満なので既に廃棄した」
→何でも保存期間を1年未満にしちゃえば、書類の提出を求められても、「いえ、1年未満ですのでもう破棄しちゃいました」と言って切り抜けられる。公文書の適切な管理にとっては、完全な抜け穴ではないか。抜け穴を利用して政治家・役人は“不正”を働くことができるわけだ。政治とカネの問題にも抜け穴はしっかりとあるし、ここでもだ。

名簿の保存期間が1年未満である根拠はどこにあるのか。
森友学園への国有地売却に関わる「交渉記録」も、自衛隊の南スダーンでの「日報」も、問題点を追求しようとして資料の公開を求めたけど、こんな重要な文書でさえ、いずれの場合も保存期間は1年未満なので廃棄した、というのと全く同じパターンではないか。
森友・日報の後、公文書管理について多少は改善されたのかと思っていたが、今でも相変わらず全く何も変わってないようだ。
名簿が「1年未満」の根拠はどこにあるのか。そこが大事である。本当に「1年未満」文書なのか?

野党、「各府省庁ごとに招待者の枠があるのではないか」
担当者、「業務に支障が出るので、枠があるかないかも含めて答弁は差し控えたい」
→業務に支障が出るんじゃなくて、そんなことを喋ったら内閣府内での自分の居場所がなくなっちゃう、ということだろう。ないならないと言えば良いはずなのに、嘘はつけないから何も言えないと言うしかない。実に汚い。

野党、「アベ総理の事務所を通せば、数百人規模で参加できる枠があるのか」
担当者、「個々の招待者については個人情報なので、答えを差し控える」
→何を訳の分からない返事をしているんだろう。枠があるかないかの質問である。ないならないとはっきりと言えば良いだけのこと。個々の招待者が誰だったかという個人情報を聞いたわけでもない。
そもそも、個人情報を云々するのなら「桜を見る会」の映像は一切非公開にすべきでは。何百人もの招待客がアベと笑顔で記念撮影した写真があって、自分ですら知っている顔が何人か写っている。写真も個人情報だ。写真が公開されて問題にならないのに、名簿はダメというのは、自分には何か変だなあと思える。

自民の森山・国会対策委員長、
「私も何回か出席しているが、政府が行う行事であり、私物化という批判は当たらない」
→バカか。政府が行う行事だから私物化でないなんて、どういう思考回路ならそのような答えが出てくるのだろう。政府の行事であるにもかかわらず、本来なら招待される資格がない人間が大勢含まれていたからこそ私物化ではないかと指摘されているのであり、政府の主催であっても私物化は起こる。答えになってない。

「桜を見る会」の開催要項によると、招待者の範囲は、皇族・各国の大使・閣僚・国会議員・各界の代表者などおよそ1万人、となっているようだ。

で、実際は、

平26年招待者数  参加者数
約1万2800人 約1万3700人

平27 招待者   参加者
 1万3600人  1万5000人

平28 招待者   参加者
 1万3600人  1万6000人

平29 招待者   参加者
 1万3900人  1万6500人

平30 招待者   参加者
 1万5900人  1万7500人

平31 招待者   参加者
 1万5400人  1万8200人

およそ1万人と要項で決められているのに、招待者の数はその1.3倍から1.5倍以上であり、しかも実際の参加者数は更に多くて要項の1.8倍にもなっている。

人数だけではない。招待者の範囲の基準が全く不透明である。
国会で野党、「アベ総理の地元後援会の関係者が数百人規模で招待されているのでは? これは公的行事の私物化ではないのか?」
スガ、「開催要項に基づき、各省庁からの意見などを踏まえ、各界で功績のあった方々などを幅広く招待しており、招待者は内閣官房及び内閣府で最終的に取りまとめている(ので問題はない)」
「招待者名簿は会の終了後、遅延なく廃棄する取り扱いにしている」

後援会の関係者っていうのは、要するにアベにとっては選挙で自分や自民に投票してくれる有難い有権者のことであり、開催要項で定められた「各界の代表者」、各界で功績・功労があった人間には該当しないはずだが、スガからすればアベの後援会会員さえも政治家お得意の解釈変更により「各界で功績のあった人」に該当するのだろう。

政治家が後援会会員に無料で飲食させれば、これって立派な買収行為になるけど、「桜を見る会」に片っ端から招待して飲み食いさせれば、国民の税金でもって日頃の協力(投票)のお礼をすることができてしまう。
東京に行けた者にとっても、アベや有名タレントなどと一緒に写った写真を部屋に飾って、我が家の子々孫々にまで語り継がれるくらい名誉あることだと自慢できる。次回も自民党に投票しようと思うことになる。

公私混同。

要項では招待者数の規模はおよそ1万人となっているのに、実際には1万8000人余り。
この事についてスガは、「例えば、ご夫婦など、招待よりも来られる方が増えることも有り得るのではないか」ととぼけた答え。。

何か可笑しくない?
アベの事務所・後援会なり各省庁なり国会議員なりが、招待しようとする推薦者のリストを作って内閣官房・内閣府に提出して、そこで改めて招待者名簿を完成させてから招待状を発送するんでしょ。
スガの言うところによれば、招待状は一家に一枚で、そこには一人の名前しか書いてなくて、しかも、配偶者を勝手に連れていっても良いことになる。招待者とは別に女房も来ていいのなら、女房の他に両親や子供や近所の知り合いだって連れてきても良いことになってしまうのでは?
新宿御苑の入り口ではチェックしないのかな。スガの言葉によればチェックはしないということになるよなあ。妻でなくても誰かが招待者と一緒に紛れて入ることもできちゃう。
要するに、1万5000人に対して1万8000人が来たのは、多分夫婦で来たからなんじゃないかというスガの説明通りであるならば、3000人もの人間が招待状なしで参加できたことになるし、それを主催者側が認めていたことになる。

妻の招待状は出さないってこと?
だから3000人も増えちゃう訳?
何だかかなりルーズだなあ。
スガの言い逃れのような気がする。

費用について。
    予算額   実際の費用
平26 1766万円 3005万円
 27   〃   3841万円
 28   〃   4639万円
 29   〃   4725万円
 30   〃   5229万円
 31   〃   5518万円

実際にかかった費用は、平成26年時点でも1766万円の予算を大きく超えている。自分の感覚からすると翌年の平成27年には予算を3000万円くらいに修正して申請すると思う。普通だったら、去年は3000万円かかったんだから今年もそのくらいはかかるだろうと思うのが常識だと思う。けど、毎年大幅にオーバーしているにもかかわらず予算は毎年毎年同じ1766万円のまま。
自分にはどうして毎年同じ予算額なのか理解できない。

毎年予算オーバーが続いていて、しかも平成31年は予算に比べて実際にかかった金額は3倍にも膨らんでいる。何でこうことが毎年続くのか。政治家・役人がやることは凡人には理解できない。

不足額は内閣府がこっそりと補っているそうだ。

招待される資格がない者が大量に招待され、そういう者のために皆の税金が使われる。それを何とも思わず、真相の解明を拒否して曖昧にしようとする政治家たち。

アベのお膝元の山口県の県議会議員らが、「桜を見る会」に参加した様子を掲載したネット上の記事を削除する例が相次いでいるとか。

T議員(26年参加)、
「今回は私の後援会女性部の7名の方と同行しました。(桜を見る会の)前日の夜には、ANAインターコンチネンタル ホテルの大広間において、下関市・長門市、そして山口県内外から招待客約400人による安倍首相夫婦を囲んだ盛大なパーティが開かれました。安倍首相には長く政権を続けてもらい、今後もずっと「桜を見る会」に下関の皆さんを招いていただきたい」

山口県周南市市長(30年参加)、
「片山さつき先生とも久しぶりの再会を果たしました。「今日は山口県からたくさんの人が来てくださっているわね~。10メートル歩いたら山口県の人に出会うわよ!」といつものように元気よくお声をかけていただきました」

まあ、アベの地元である山口県内から市長や地方議員や後援会会員らが多数招待されているということだ。
アベとしては有権者からの日頃の支援に対して、「桜を見る会」に招待するという形で労を労(ねぎら)っている、つまり“接待”をしているということになる。
招待された側も、これからもまたアベから招待されることを期待している。

「各界の功労者」でも何でもないけど、アベのお膝元の人間だから招待されたのだということを証明したコメントである。
アベ後援会やアベ事務所が、投票・応援してくれたお礼の気持ちを込めて、山口県民に招待状を(内閣府を通じて)送っている。

これ即ち、公私混同。

ネットからは消さざるを得ない。

哲学者の内田樹氏、
「自分の支援者を集めて宴会をするのはさぞや楽しいことでしょう。でもそれは「私事」です。会費をとるか自腹を切るか、二つに一つです。「他人の金」でやることじゃない、ましてや公金でやるようなことじゃない、というくらいの道理も理解もできない人間が、この国では総理大臣を務めているのです」

招待される資格のない者が大量に招待され、そういう者のために国民の税金が使われる。それを何とも思わず、しかも、ただひたすらに真相の解明を拒否し、曖昧のまま何とかやり過ごそうとする政治家たち。

記者からの「今後、招待者の範囲をより明確にする必要があると思うか?」との問いにスガ官房長官は、
「政府としては、検討していくことも必要があると思っている」

でも、考えてみたら何か変。というのも、政府の人間でそんなこと認めている人間はいないんじゃないの? 認めてない、即ち、悪いことは何もしていない、「桜を見る会」を私物化していない、と言うのであれば、そもそも“検討”なんかする必要はないではないか?

スガの言葉って、アベ支持者が大量に招待されていたことを暗に認めたっていうことのなるのでは?

そうかあ。心の中では認めているけど、でも、そんなことはっきりと口に出して認めちゃうと色々差し障りがあるので、検討するとか何とか言って誤魔化して、開催要項を多少は弄(いじ)くるものの、適当にやってあとは曖昧にして終わらせようといういつもの手口なのかな。

心から反省する気持ちがあるようには見えない。

森友も加計も公私混同が根本にあったと思っているけど、アベ自民党政権の慢心は「桜を見る会」にまで広がっていたってことだ。

恥ずかしい国だ。

恥ずかしい国の極めつけが二階自民党幹事長だ。「議員が世話になった人に報いるのは当然」みたいなことを言った。

何だかなあ・・・ もう、下の下。
政府の公的な行事に自分の後援会の人間を招待して飲み食いさせて何が悪いんだ、と言ったも同然。
議員が世話になった人に報いるには、色々とルールなり規制があるわけで、何をやってもいいというわけではないというのは誰よりも政治家自身が一番よく知っていること、一番よく知っていなければいけないこと。二階の発言はそんなことは一切無視して、むしろ開き直っている。

もう、全く言いたい放題だ。何も悪びれることもない。“政治家”丸出し。

こんなのが、アベと一緒になってでかい顔して日本を牛耳っているなんて、実に悍(おぞ)ましいことである。

●11月13日(水)
*ブログ、4日分更新。
*榎町にある業務スーパーへは、MAPによると徒歩40分。今まではチャリで行っていたのだが、今日の気温は15度くらいのようで、それだとスースーして寒いかなと思い、初めてだが歩いて行ってみることにした。一昨日は新宿へ25分くらいを歩いて往復した。40分でも大丈夫かどうか試してみる価値はある。

いつも通り、足には2キロx2、背中には10キロの重りで、その分MAPより5分長い45分かかった。正直言って、結構疲れた。で、折角死ぬ思いで歩いてやってきたのに、買おうと思っていた冷凍品が二つとも売り切れだった・・・ 疲れが一気に倍増。
明日麻雀でお客さんが来ても良いように、焼酎を買った。アサイージュースも買った。リュックが一気に重くなった。

早稲田駅近くまで戻ってきた時、雨がザーッと降ってきた。折り畳み傘があるので良かったが、珍しくどこかで飲み物でも飲みながら一休みしようかと思った時、以前、大学のある人が文学部の芝生のあるところにスターバックスがあるよと教えてくれたことをフッと思い出し、文学部へ行ってみた。

雨は止んだようだ。昔と比べるととても綺麗なキャンパスに変わっている。でも芝生がない・・・ 見つからないのでスタバは諦めて、文学部の隣にある“部室専用ビル”に行こうと思い歩いていたら、偶然に芝生を見つけた。スタバあり。

ホットココアを注文したら、若くて可愛い店員さんが気さくに声をかけてくれた。
「どちらからいらしたんですか?」
「高田馬場駅の向こうへ15分くらい歩いたところに小滝橋っていう所があるんですけど、そこからここの前を通って榎町っていう所に行って、その帰りに寄ってみたんです。
前に本部キャンパスの1号館の職員さんと話をしたとき、文学部の芝生があるところにスタバがあって、そこにいる女子の学生さんは皆可愛いって聞いたんで来たんですよ」
この店員さんで十分可愛かった。いつかまた。

席が全部埋まっていたのでココアを持って隣の“部室ビル”へ。ホールの椅子に座りやっと一息ついた。
11階のミュージック ファン クラブの部室。オートロックのドアでノックをしたら、学生さんが出てきた。
「OBの者なんですけど、今度の土曜日の創部60周年記念イベントに出るには、出席の届けはどうしたら良いか分かる人がいるかと思ってきたんですけど」
「今分かる者がいないので、ご連絡します」
まあ、連絡がついてもつかなくても、当日、直接押し掛けるつもりではいる。

高田馬場駅近くのスーパーでポテトサラダを今日もまた買おうと思って、今日は改めて原材料欄を見てみたら、何だか添加物が非常に多くてそれこそ20種類も書いてある。体に悪いものばかりではないのかもしれないが、これだけ多くの種類が書いてあること自体ゾッとする。買うの止め。何で前回買ってしまったのか。
「冷えたデンプン」として買ってみたポテトサラダではあるが、次回は他の店で添加物がほとんどなくて塩分が許容できる物を見つけるか、それとも白いご飯を買うか。白いご飯なら添加物も塩分もない。

更にジュースを買ったので、重みが肩に食い込む。

今日は涼しいかと思ったが、思い荷物を背負って歩くと半袖シャツ一枚でも大丈夫だった。今時誰も半袖で歩いている人はいない。

*「桜を見る会」は来年は中止することになったらしい。
スガ官房長官、「招待者の基準を明確にする」

ということは、とりもなおさず今までずっと招待者の基準が明確ではないなままで「桜を見る会」を行ってきたことを認めたということであり、ということは、招待者の中にアベの後援会の関係者が開催要項(招待者の基準・範囲)に反して大量に含まれていたことを半分認めたようなものである。

「半分」と言ったが、NHKが得た文書によると半分どころか、アベが公的行事である「桜を見る会」を利用して、自分の支援者を積極的に出席させて私的に“接待”していたことが「完全」に証明できる。

NHKは安倍晋三事務所が出した「桜を見る会のご案内」という文書を入手したとかで、そこには、
「総理主催の桜を見る会が開催されますのでご案内します」
「出席される方は2月20日までに安倍事務所または担当秘書までご連絡ください」
「後日、内閣府から招待状が届くので、必ず現住所をご記入ください」
「内閣府での取りまとめとなりますので、締め切り後の追加申し込みはできません」
「ご参加される方がご家族・知人・友人の場合は、別途用紙でお申し込みください」
などと書いてあるらしい。

これはもう100%「完全」にアベの地元山口の事務所が率先して、後援会関係者なら招待者の資格基準を超えて誰でも彼でも、その知り合いさえも含めてほぼ無制限に「桜を見る会」に参加させていたことになるではないか。

「桜を見る会」の開催要項には招待者選考の基準・範囲として、皇族や各国大使や大臣・国会議員などの他、各界で活躍した人・社会に貢献した人などとなっているのだが、しかし、実際の招待者の中にはアベ後援会会員が多数含まれているのではという指摘についてアベ自身は、
「後援会の会員の中には、PTAの役員だったり自治会の役員を長年やっていて、地元に貢献した人も多くいる」みたいな、何とも見苦しいというか、幼稚というか、まるで説得力のない場当たり的で不誠実な説明をしている。

「桜を見る会のご案内」を誰彼構わずバーっと配って、申し込んできた人は誰彼構わず何百人も招待者として推薦するリストを内閣府に送っていたことが明らかになっているというのに、なおも的外れで説明にならない言い訳をしている。

「桜を見る会のご案内」についてNHKが山口のアベ事務所に問い合わせをしたところ、
「詳細が分からず、答えられない」との返事だったそう。

もう、何をか言わんやだ。呆れるばかり。
親分があんな不誠実な人間だから、下っぱまでこの有り様だ。説明責任を果たそうとしないで、しらばっくれてばかりいる政治家・役人と何ら変わりない。NHKの問い合わせには何も答えられないので回答拒否の門前払い。自分達がしたことに何の責任も持たず、反省もない。

実に情けない。

「桜を見る会」の真相を究明しようとする野党側グループが行ったヒアリングで、内閣府の担当者は、
「(地元事務所が参加者を募集していたことを)総理ご自身がご存じなかった可能性はあると思います」と述べた。

これも、実施要項に定められた招待者の基準・範囲を逸脱して参加者を募集する作業を地元事務所自体が行っていたことを、内閣府担当者が認めたということになるわけだが、やはりアベがその事を知らなかったなどとはやはり考えにくい。何故なら、何年もの間にわたり「桜を見る会」の前夜にはANAインターコンチネンタルなどのホテルで地元後援会関係の人間も多数出席して“前夜祭”パーティが行われてきたからである。常識的に考えれば、地元事務所が募集した後援会関係者が多数含まれていたことをアベが知らなかったということはあり得ない。

内閣府の担当者もアベの公私混同をあくまでも認めないつもりだ。アベをどこまでも庇(かば)うつもりだ。

実に情けない。

ということで、政府としては来年の「桜を見る会」を中止することで事態の沈静化と幕引きを図るつもりのようだが、これはいつもの手口だ。アベによる公私混同を否定したまま、有耶無耶のまま話を終わらせるつもりだ。

実に情けない。

日本、何でこんな国になってしまった。

●11月14日(木)
*生涯学習館の麻雀会。3回目は0点近く、下手するとマイナスになりかねないくらい悪かったが、終わり近くになって一か八かの大勝負で跳ね満、3回のトータルで何とか目標の100点をキープ。

昨日はイエの中を掃除してないし、何となく寝不足だし、流れでメンバーをウチに呼んで麻雀をするのは止めておいた。

買い物。最近たまにスプラウトを買うようになった。
階段。ジャンプは300回。

従姉妹にLINE。

*昨日は「桜を見る会」に、開催要項の招待者基準の枠を逸脱して、アベ後援会の関係者など地元のアベ支援者が多数招待されていた問題について述べたが、それとは別に、「桜を見る会」の前夜、都内のホテルでアベの後援会関係者ら山口県の市民多数が出席して“前夜祭”が行われた際の金の流れが問題になっている。

ホテルを会場として開かれた前夜祭の会費は5000円と案内状にはっきり書かれているのだが、政治団体が会費制の催しを行う場合は、収支を政治資金収支報告書に記載することが法律で義務付けられているにもかかわらず「安倍晋三後援会」の収支報告書には、前夜祭に関する収支の記載は一切ないとのこと。

専門家、「後援会主催の行事であり、事業であるならば、政治資金規正法上でいけば収支報告しなければならない。ひょっとしたら、政治資金規正法違反の不記載の疑いも持たれることになります」

アベ、「各個人がそれぞれの費用で上京し、(会場の)ホテルとの関係においても(会費は)直接払い込みをしていると承知しているところでございます」
「収支報告書への記載は、政治資金規正法上、収支が発生して初めて記入義務が生じます」

アベの言うところによれば、ホテルへの支払いに後援会は関わっていない、参加者個人一人一人がそれぞれ直接ホテル側に支払った、だから後援会主催の催し物ではあるが収支報告書に記載する必要はない、ということになる。

これに対してANAホテルは、「原則として代金を個別に受け取ることはなく、主催者や代表者から一括で受け取る」

ニューオオタニ、「代金を個別で受け取るか一括かは、ケースバイケースで、相談次第」
「パーティプランの最低価格は1万1000円からで、値切り交渉などには応じられない」

今年の前夜祭に参加したある山口県内の地方議員は、参加費の支払いはどういう形で支払いましたかとの質問に、
「会場入り口でお金を渡して、名前を書いて、お支払いをしたと」
問、「ホテルの人では?」
議員、「いやいや、ホテルの人じゃない。事務所の方だと思いますけど」

アベの説明と参加者の話が180度食い違っている。

それに、まあ、自分みたいな貧乏人で活動範囲の狭い人間でも、都内の一流ホテルでパーティをやるとなるととても一人5000円で出来るとは思えない。立食でも最低価格が1万1000円だというのは十分納得出来る金額だ。

ということは、参加費が5000円であるならば後援会事務所が会費のある程度の部分を補填したということになる。
となれば政治資金収支報告書への記載があってしかるべきである。
というか補填していれば、それってそもそも法律違反の買収?

アベの説明では、パーティー参加者はホテルに泊まってくれたのでホテルがディスカウントしてくれた、ということのようだが、当のホテルは値引きはしないと言っている。
そもそも、値引きしてもらったのなら、それって献金を受けたことになる?ならない?

しかも、参加者自身がホテルの人間ではなく後援会事務所の人間に支払いをしたと証言している。主催者である後援会が会費を集めたとなれば、ますます収支報告書への記載が必要になるはずでは。

言い分が食い違っていることだらけだ。

若干話が逸れるかもしれないが、こういう時、アベ自身の参加費ってどうなるんだろうっていう詰まらない疑問が湧いた。アベはフラッと来てちょっと挨拶をして、乾杯のビールもジュースもオードブルも何も口にせずに帰っていったのかな。そうだったとして、アベは参加費用を支払う必要がないということであれば、ホテルの人間に直接会費を払うことはなかったことになる。アベは「私自身も5000円の会費はちゃんとホテルの人間に直接払いましたよ」と言ってない以上、アベの分の会費は元々無かったと考えられる。もし何か口にしていれば、ただ食い、ただ飲みだ。それとも、総理からはお金はいただけませんよとホテルが言ったのかな。

普通に考えれば、アベだけじゃなく主催者であるアベ後援会事務所の人間の費用は後援会が支払うことになるんだと思うけど、それなら収支報告書のどこかにその記載があってしかるべきであって、それがないということになれば、事務所の人間も自分でホテル側に会費を直接払ったか、もしくはホテルからの請求は本当に全くなかったことになる。

実に不自然だ。

関係者の飲食代だけじゃなくて、収支報告書には“前夜祭”に関する収支の一切が記載されてないということは、パーティの開催に関わった事務所の人間の出張費、タクシー代や電車運賃などの交通費、文書作成費・郵送費などの諸経費もゼロであったということである。

あり得ない。

元に戻るが、我々が何か忘年会をやろうという場合だったら、普通は会費を集めるのは我々会の方であって、会がそれをまとめて会場に払うというのが一般的だと思う。アベの説明はやはり不自然だ。
前夜祭について政治資金収支報告書に一切の記載がないことについてアベは、参加者が5000円の参加費を直接ホテルに支払ったから、ツーツーだったから、という普通ではとてもあり得ない理由をつけて見苦しい言い逃れをしようとしている。

そもそも、アベ事務所からの案内状には“前夜祭”の会費は5000円と記されているわけで、これはれっきとしたアベ事務所という政治団体の会費制の催し物である。
アベは事務所に収支がなければ収支報告書に記載する必要そのものがないと言っているが、政治団体が会費制の催しを行う場合は、収支を政治資金収支報告書に記載することが法律で義務付けられているのであり、会費の5000円がよしんばアベの言う通り参加者とホテルの間でツーツーでやり取りされたのが本当だとしても、収支的には、収入がゼロであり、支出がゼロであって、事務所主催の催し物が開催された以上は政治資金収支報告書には例えば、「何月何日、パーティー代金・料理代金として 金額¥0 会場◯◯」と記載すべきである。
収支は報告しなければならないのであって、ゼロだから報告しなくても良いということにはならない。

政治資金収支報告書はツーツーならば記載しなくても良いという決まりでもあるのだろうか。もし不記載が許されるのであるならば、政治団体は会費制の催し物を開いたのに、金は参加者と会場側が直でやり取りしたので、収支報告書には載っけなかったと嘘を言って、催し物の存在自体を意図的に消し去る(利益を隠す)ことが出来てしまうことになる。

普通、よくあるのが、受け取った“寄付金”を隠すために政治資金収支報告書には何も記載していなくて、それが後でバレたときに「あっ、ご免なさい。うっかりしていて、記載するのを忘れていました」などと白々しい嘘をついて報告書を後から訂正するという手であるが、今回の件では完全に開き直って、収支報告書を訂正するどころか、矛盾だらけの言い訳でもって何とか不記載の事実をやり過ごそうと必死になっている。

収支報告書に「前夜祭」に関する記載を一切しないこと、訂正すらもしないこと、これらによって守られる利益というのは何だろう。あるいは隠さなければならない不利益は何だろう。

収支報告書への記載義務なしというアベの説明は、会費の不足分(差額)をアベ事務所が補填したことを隠さなければならかったからで、そのためにアベが嘘をつかざるを得なかった、と自分はそう思う。

税金で賄われる「桜を見る会」という公的行事を公私混同で利用して、自分の支援者を大量に招いて買収紛(まが)いの“接待”をし、しかも、「前夜祭」で政治資金収支報告書への記載を“恣意的”に省いたことは、実に許しがたい行為である。

私物化と傲(おご)りと不正、どれも根っ子は一つだ。

政治家を信じてはいけない。

(文章があまりよくまとまらなかった)

*ウクライナ疑惑。
トランプが外交を国内政治に利用しようとした実態が公聴会で証言されている。

その話の前に、
・ウクライナ疑惑とは、来年のアメリカ大統領選挙においてトランプの有力な対抗馬となるかもしれないと目される民主党のバイデン元副大統領にとって不利となる情報を得たいと思ったトランプが、今年の7月25日にウクライナの大統領との間で行われた電話会談の中で、ウクライナにおけるバイデンの息子の会社について調査(捜査)するよう要求し、もし要求に応じなければウクライナには軍事支援はしない、と調査を強制するような違法な発言をしたのではないかという疑惑である。

・証言したのはテイラー・駐ウクライナ臨時代理大使。
・トランプの指示を受けてウクライナ大統領に働きかけをしたとされるのがソンドランドEU担当大使で、このソンドランドとウクライナ大統領の側近とテイラーの部下が、両大統領電話会談翌日の7月26日に集まった際、ソンドランドがトランプに電話をかけて会話した。

テイラー・駐ウクライナ臨時代理大使の証言。
「7月26日にあった出来事について、ソンドランド氏と同席していた私の部下から話を聞いた。トランプ大統領とソンドランド氏との電話で、大統領は「調査はどうなった?」と聞き、ソンドランド氏は「ウクライナ側は前向きに進める用意がある」と答えたそうだ」
「私の部下がソンドランド氏に「大統領はウクライナについてどう思っているのか」と尋ねると、ソンドランド氏は「大統領はバイデン氏をめぐる捜査のことを特に気に掛けている」と答えたそうだ」

「トランプ大統領のジュリアーニ顧問弁護士が、非公式な外交ルートでウクライナ政府と接触していたという、異常な状態が存在していた」
「トランプ大統領側は、アメリカ・ウクライナの首脳会談の開催や一時中断されていた軍事支援の再開と引き換えに、バイデン氏の息子が役員をするウクライナの会社の(スキャンダルの)捜査をするように要求した、と私は認識するようになった」
「政治運動を助けなければ(トランプに協力しなければ)軍事支援をしないというのは、どうかしている」

トランプは、外交を政治利用することによって米国内法に違反したばかりでなく、国益よりも私益を最優先に考える人間だということがテラー氏の証言で改めて明らかになった。

*GDPの伸び率(7~9月)は年率で+0.2%。

とてつもなく低いなあ。

個人消費は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要があったはずの割には、わずか+0.4%。

何か、希望が持てないなあ。
来年はオリパラがつっかえ棒になるかもしれないが、それが終わればますます希望が持てなくなる。