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迷える古羊、どこへ行く/岡田春恵さん

2023-02-07 08:44:17 | 日記

●2022年2月8日(火)
★ブログ、10日分更新。
★13日の予報は雨のようだ。夕方からチャリで大手町に行こうと思っているんだけど・・・
★12時、3人集合。

★国際医療福祉大学の主任教授、「実際はかなり、ワクチン接種に関してはペースが遅れています。正直言って『時すでに遅し』と言いますか、残念ながらワクチンでこの感染(第6波)に立ち向かうことはですね、出遅れてしまったという感はあります」

オミクロン株の感染が急速に拡大するなか、岸田政権において何故こんなことになってしまったのか。
厚労省は、“みなし陽性”、即ち、医師は濃厚接触者について検査なしで陽性だと認めても良いとしたが、これが医療現場の混乱を招いた。

そして、症状が軽く、重症化リスクの低い患者は、医療機関を受診することなく自宅で療養できるようにした。病床利用率を下げるためであろう。

大手町のワクチン接種会場も去年11月に閉鎖した。海外では3回目(ブースター)ワクチン接種がどんどん進んでいたにもかかわらずである。厚労省はのんびりと3月を目処に3回目のワクチン接種開始を想定していたのだとか。

その結果が、医療福祉大学の主任教授が仰(おっしゃ)る「時すでに遅し」である。

新型コロナは冬には感染が拡大すると言われているし、実際1年前の冬はまさにその通りであった。なのに、その冬を目前にして政府は大手町のワクチン接種会場を閉鎖してしまったが、会場を閉鎖することなく、早目にブースター接種を始めていれば、最近の感染者の急激な増加はなかったかもしれない。死ななくて済んだ人もいたかもしれない。

岸田は河野に替えて、血筋だけは立派だがトンチンカンでまるで使えそうもない女性をワクチン担当大臣にしたが、あまりにも無能だったので1月21日に官邸で行われた新型コロナ関連の協議に彼女は呼ばれなかった。自分で選んだ人間すら呼べないくらい岸田は不適切な人事をしたということになる。

真剣さに欠ける岸田に新型コロナ対策はできない。

★台湾は、東北大震災・福島原発事故以降、福島・群馬・栃木・茨城・千葉県産の酒類を除く食品の輸入停止を続けてきたが、近く、キノコと野生の鳥獣肉などを除き、規制をほぼ停止すると発表した。
ただ、放射性物質検査報告書の添付を義務化し、台湾側でも全て検査するとか。

台湾、「日本は国際基準より厳しい管理を行っている。国際基準と科学的根拠は無視できない。世界の大部分の国が規制を緩和してきた中で、日本の理に適(かな)った要求から逃げるわけにはいかない」

台湾はCPーTPPへの参加を申請している。TPP11は新規の加入申請には11ヶ国全ての承認が必要なので、台湾が日本の5県からの輸入規制を緩和するのは、CPーTPPへの加入へ向け、日本の賛成を得たいという思惑があるのかもしれない。

今現在、福島県などの食品について輸入規制を続けているのは、台湾を除くと、中国・韓国・香港・マカウ(マカオ)・EU・アイスランド・ノルウェー・スイス・リヒテンシュタイン・イギリス・仏領ポリネシア・ロシア・インドネシアの13の国・地域だそう。
これらの国・地域には、国際基準と科学的根拠に基づく理に適った日本からの要求を承認することを願うばかりだが、ただ、特に中国と韓国については、例え理に適っていたとしても日本の要求を受け入れることは当分ないだろう。

中国・韓国が日本についての物事を判断する際の基準というのは、国際基準や科学的根拠ではなく、片寄った愛国主義に基づいた誤った反日感情であって、道理は通じない。
中国も韓国も台湾同様CPーTPPへの加入を申請しているようだが、このままなら彼らのTPP参加を承認する必要は全くない。

●2022年2月9日(水)
★大阪は、新型コロナの重症病床運用率が61%、軽中等症病床使用率が85%とかで、かなりヤバイ状態。急がない手術は延期してほしいと要請しているとか。
また、全国的に見ても、コロナ病床は36%、コロナ以外では64%の病床使用率となっており、救急搬送が困難な事例が急増、入院先が見つからず死亡する例も出ているという。

以前にも「医療崩壊寸前」という状況になったことはあったが(崩壊状態だと言う人もいたと思う)、今の状況は「崩壊一歩手前」もしくは「崩壊寸前」なんだそうだ。

大阪については、先月、自分みたいな素人でも「蔓延防止」の要請が「遅い、遅い」と何度も言っていた。ヤバイ状態にならないように予め手を打つのが行政の仕事であるはずであるが、「急がない手術は後回しにしてほしい」と頼む状態になってしまったということは、行政が判断を誤り、やるべきことをやらなかったということであり、怠慢・失政以外の何物でもないし、結果的に人命軽視である。

★チャリで。デパ地下に寄ってから実家へ。
先ず、確定申告。医療費の合計を出した。

母が、接種券が届いていないのに、近所の病院でブースター接種の予約をしてしまったようだ。
「ダメだよ、接種券がないのに予約をしちゃ」
予約券があるかないかを確認しないで予約を受け付けてしまう病院にも問題がないとは言えないが、とにかく、母にすぐに病院に電話するように言った。

当然だが、やはり接種券がなければ接種はできないみたい。そして、2回目の接種が8月1日だったと伝えると、その日付だと接種券が着くのは◯日のはずだから、その後の◎日で予約を入れておきます、ということになったようだ。

それにしても、日本でブースター接種が諸外国よりも遅れているのは、やはり岸田が河野ワクチン担当大臣を交代させたとか(交代させただけでなく全く無能な人物を後任にした)、大手町会場を閉めちゃったとか、「蔓延防止」や「宣言」の発出に消極的であったりとか、要するに、コロナ対策にはあまり興味がないことと無関係ではないと思う。

政府のせいでブースター接種が見事に上手くいっていない。

それと父宛に遺族年金というか弔慰金に当たる国債みたいなものが、郵便局の本局(千歳郵便局)に届いているとの通知が来ていた。その国債みたいなものを受けとる方法は3つ。本局に行くか、近所の郵便局で受け取れるようにするか、書留のように自宅に届けてもらうか。
父はもう近所の郵便局に行くことすら嫌だということなので、電話して、自宅に届けてもらうことにした。

因みに弔慰金というのは、父の次兄が戦死して、国から遺族年金を祖父・祖母が受け取っていたのだが、その祖父も祖母も亡くなり、弔慰金を受け取る資格が長兄に移り、そして今は父が資格を持っている。
もう今となっては戦死した軍人の弔慰金を受け取る人間なんて、日本広しといえども、そう多くはいないと思う。もっとも、金額は年に数万円くらいだとか。

帰りは寒いし、どこにも寄らずに帰ってきた。

★新型コロナの新規感染者数は全国で9万7800人余り、重症者は1212人、死者は162人。

★夜中の1時、そろそろ寝ようと思っていたら、上海にいる元カミさんから電話。少し飲んでいる。15分くらい話をしていた。
オミクロン株の拡大で、日本入国の時に隔離期間が多少あるのはやむを得ないとしても、日本入国そのものが禁止されちゃうと一番マズイ。

●2022年2月10日(木)
★10時頃、朝からの雨が霙(みぞれ)に変わった。

毎週木曜日の生涯学習館の麻雀会は、今日から取りあえず今月一杯、スタート時間が11時半へと2時間繰り下げられた。終了時間も若干繰り下げられるが、要するに、コロナの感染が拡大しているのでその対策として、食事中にマスクを外すことをなくすために昼の休憩時間を無くし、少しでも感染リスクを小さくするため。

霙は雪になったりまた霙になったり。
団地横の餃子屋に入った。

★新型コロナの新規感染者数は、全国で9万9600人余り。

今、「蔓延防止」が適用されているのは34(35?)の都道府県で、その内の13都県については適用期限が2月13日なのだが、これを3週間延長して3月6日までとすることになったそう。

去年も一昨年も、「蔓延防止」や「宣言」の適用期限が最初の予定通りに終了したことって、ほとんどないんじゃないかな。今回もそうだが、いつも必ずと言って良いほど延長される。しかも、1回の延長でなく2回延長されることだってしょっちゅうだ。いつも延長、延長だ。

期限を設けるのは、その期限内に全力でコロナの感染拡大を収束させるためであると思う。必死になって対策をとればその期限内には必ず感染拡大が収まる見込みがあるからこそ期限をもうけるはずである。

しかし、設定された期限というのは、自分みたいな素人から見ても「そんな短い期間で本当にコロナが収まるの?」というくらい、疑問を抱かせるようなものが多かった。

案の定、延長、延長であった。

そして今回も延長。

「宣言」や「蔓延防止」が発出されると飲食店なんかは、「じゃあ、その間は何とか堪えよう」と覚悟を決めて必死に頑張る。しかし、ようやくやって来た期限は無情にも延長され、更に我慢を強いられることになる。その期限が再び延長されたんじゃ、飲食店にしたら本当にやるせないと思う、というか、ガッカリを通り越して怒りの感情さえ湧いてくるのでは。

何でいつもいつも、設定した期間内に収束させることが出来ないのか。

何で最初から延長されることを織り込んだような期限設定をするのか。

●2022年2月11日(金・建国記念の日)
★昨日の雪は止んだ。ゴミ出し。団地内はうっすらと雪が積もっているが、まだ朝早くて、まだビチャビチャにはなっていなくてシャリシャリだったので、サンダルで歩いても大丈夫だった。

★明後日13日は、シニア館の麻雀が終わった後に大手町で3回目のワクチン接種を受ける予定だが、何だか天気予報では雨かもしれない。もしかしたら降り始めが夜11時頃になるかもしれないが、でも、微妙だ。

その雨は月曜には雪になるかもしれないとのこと。月曜は恵比寿で人間ドックだ。チャリ人間にとっては最悪だ。

★新型コロナによる死者数の累計が2万人を超えたとか。

●2022年2月12日(土)
★明日の天気予報は、15時から雨→23時から雨→17時から雨→15時から雨、に変わった。23時からならチャリで何とかという期待もあったが、どうやらチャリは諦めか。

明後日(月曜日)の天気予報は、午後まで雨か雪→昼まで雪→未明まで雨で午後から晴れ、に変わった。
2日ともチャリはダメかと思った時もあったけど、もしかしたら月曜は何とかなるかもしれない。ただ、午後は晴れてももし雪が道路に残るとチャリで走るのは危険な場合もある。

大手町のワクチン接種を明日の午前中に取っておけば全て問題なかったかも。悔やまれるが、今さら言ってもしょうがない。

★NHKの天気キャスターのKさん、長かった髪の毛を切った。短い髪も可愛い。

★昨日の夜遅く、NHKで第5代ローマ皇帝ネロについての番組があった。(BSで何年か前に放送された番組の再放送らしい)

ネロの母アグリッピナは第3代皇帝の妹だが、ネロを皇帝にしようと企む。ネロ自身は皇帝継承順位は低く、とても皇帝になれるような立場ではなかったが、第3代皇帝が暗殺されてクラウディウスが第4代皇帝になると、アグリッピナは新しい皇帝と「何と叔父と姪の間柄でありながら結婚したのだ」

で、母アグリッピナはネロが15歳の時に皇帝の娘オクタヴィア(ネロの義理の妹)と結婚させた。更にネロが16歳の時に皇帝である夫を毒殺、ついに息子のネロを皇帝にさせることに成功した。

話は続く。元々権力欲の強かった母アグリッピナは度々政治に口出しするようになったが、そんな時、ネロに恋人ができたため、ネロと母の仲が悪くなる。
母が「お前なんかより、ブリタンニクス(ネロの妻の弟)が皇帝になるべきだわ」と言ったことから、母が第3代皇帝を毒殺したことを知っていたネロは自分が殺されると思い、先手を打ってブリタンニクスを毒殺し、母を宮廷から追放した。

何年か経ち、ネロにはまた新しい恋人(親友の妻)ができた。ネロはこの女性が正妻になることを望むが、そのためにはオクタヴィアと離婚しなければならない。それは母アグリッピナが認めないであろう。新しい恋人に焚き付けられたネロは母の殺害を命じ、そして、妻と離婚し、新しい恋人と結婚。さらに、元妻に不倫の罪をきせて殺害・・・

まあ、これで番組はまだ半分なのだが、自分が言いたかったのは、「何と叔父と姪の間柄でありながら結婚」という部分。
そんなに驚くことなの? 確かに、現代ではないかもしれないが、昔の日本では結構普通だったのでは?

履中・安康・雄略天皇は叔母と、欽明天皇は兄・宣化の娘と、舒明天皇は姪(後の皇極/斉明天皇)と結婚している。
天武天皇(大海人皇子)は自分の兄・天智天皇(中大兄皇子)の娘(後の持統天皇)と結婚。因みに天武は持統以外にも数人の姪を夫人にしている。
元明天皇は、自分の姉・持統天皇と叔父・天武天皇の間にできた甥である草壁皇子と結婚しているし、聖武天皇は自分の母の妹である光明子と一緒になっている。

いくつか挙げただけでも日本でこれだけの叔姪婚(しゅくてつこん/おじ・おばと甥・姪の結婚)がある。多分、皇族以外でもまだまだいくらでも叔姪婚の例があるのでは。

珍しくも何ともない。

ローマ時代だって叔姪婚は、頻繁に行われていたんじゃないかな。想像に難(かた)くない。

別に「何と」と驚くには当たらない。

★検便(人間ドック用)。
★歩きで買い物。あるスーパーでソイジョイの抹茶味が消えた。他の店では108円だった。今までより20円も高い。そんな高いソイジョイは買えないし、買おうとも思わない。
スーパー数軒。
100均。
薬屋。叩くと瞬間的に凍る保冷剤で、何回も繰り返し使えるものを買いたかったが、1回こっきりの使い捨てのものしかなかった。でも購入。明日はMRI・MRA検査を行う。電磁波を利用した機械なので、金属の歯や金属粉塗料を使ったタトゥーでは火傷(やけど)の可能性があるらしい。もしも必要があればと思い万一に備えて買った。

途中でダテ眼鏡を落としたようだ。

★朝から頭が痛い。たまにというか、むしろよく頭痛になる。そんな時は買い物にでも出れば大抵は治まるのだが、今日は何故か夜まで続いた。

●2022年2月13日(日)
★検便(明日の人間ドック用)。
★シニア館へ傘をさして徒歩で。終わったら大手町のワクチン接種を受けるので、本当はチャリで行きたかったけど、雨なので歩き。

5時に麻雀が終わり、高田馬場から東西線。新宿区に引っ越してきて8年余りになるが、東西線を使うのは3~4度目じゃないかな。余り記憶がない。
日曜のこの時間、電車はガラガラ。竹橋まで5駅。そのくらいの距離なら例えどんなに車内がガラガラでも、座ることはない。

20代~30代に16年ほど勤めていた会社は、竹橋駅から数分の場所。この駅は、もしかしたら28年振りかな?

大手町のワクチン接種会場は空いていた。
再び東西線で帰ってきた。
傘をさして帰宅。雪は降ってないけど、今日は高田馬場駅からイエまで寒くて遠い。重りも重いし。やっぱチャリの方が便利だ。

区の指定では3回目の接種は3月12日だったが、1ヶ月ほど早く終わらせることが出来た。
政府は大手町会場を一旦閉鎖し、そして再開した。最初から閉鎖していなければ、もっと多くの人がもっと早く接種を終わっていて、コロナ感染者はもう少し少なくて済んだかもしれないし、死者だってもっと少なかったかもしれない。

★「大河」の次週予告の中でまたドボルザークの「新世界より」が流れた。

★天気予報では積雪は最大で8センチ。それだけ積もるとチャリに乗るのは例え雪が止んでもちょっと考えちゃうけど、外を見ると、雪は降ってないようだ。というかもしかして雨も止んでいる?
このままなら明日チャリに乗れる可能性大。

●2022年2月14日(月)
★8時起床。雪は全く積もっていない。もしチャリがダメなら何年振りかで山手線に乗るつもりだったが、チャリで行けそうだ。

★12時過ぎ、チャリで恵比寿。チャリを駅横の駐輪場に停めて、2~3分のところにある病院。
MRIを中心とした人間ドックを受けに来た。受付で一応タトゥーのことを伝えたが特に反応なし。
血圧(上)が145だなんて絶対にあり得ない。機械が壊れているしか考えられない。もう一回測ってもらったら124。いつもは110前後で至適範囲内なので、この数字もまず出てきたことのない数字だが、まあ、良いか。
MRI検査の時、看護師さんにタトゥーのことを話すと、99.99%問題ないとのこと。歯の治療でかぶせた金属も99.99%問題はないとのこと。万一に備えて急冷の保冷剤を持ってきたけど、不必要だった。
MRI検査の機械の中は、工事のような大きな機械音というか電子音のような音がずっと出ているが、しばらく同じ音が出ていたかと思うと、急に他の音に変わる。それが次から次へと続く。70年代だったら立派なユーロ・テクノというか、シンセサイザー音楽である。

検査時間は15分とかで、結構長い。15分というと4分の1時間。1日は24時間だから1日のおよそ100分の1。人生は3万日だとして、15分は人生の300万分の1・・・ 退屈しのぎにそんなことを考えていた。あとは、腕が火傷(やけど)しないか冷や冷や・ドキドキしていたが、杞憂(きゆう)に終わった。

最後に先生が出てきて、大まかな説明をしてくれた。脳(海馬)の萎縮が少し始まっているとか。隙間があるそう。
「物忘れするでしょ」
「ええ、まあ」
バンド名とか曲名が思い出せないのはよくある。そういうことは誰でも普通によくあることと思いつつも、「海馬が縮小」っていう表現はちょっと重い。
糖分はあまり摂るなということなのだが、昔から糖分は必要以上はそんなに摂取していないつもりだし、ブドウ糖果糖液糖や人工甘味料は絶対に摂取していないとは言えないけど、そういうのが多い飲食物はちゃんとチェックして口に入れないようにしている。

1ヶ月くらい経ったら結果が郵送されるとか。

病院の玄関で有線から聞こえてきたクラシックの曲はラフマニノフ、だと思う。

恵比寿と渋谷の距離って思ったより長い。
宮下公園横の明治通りって昔とはガラッと変わった。
東郷神社辺りから千駄ヶ谷小学校交差点まできつい上り坂。
新宿大ガード西の薬局で、期間限定値引きのハイカカオチョコレート(338円→298円)を購入。高田馬場で88円だったソイジョイがここでは98円だったが、それでもある店で見つけた108円よりは安い。チョコのついでに買った。これからも少しでも安いソイジョイ探しが続く。
新宿ペペの100均でダテ眼鏡。なくしたので。自分は大学に入ったときからズーッとサングラスをかけていて、サングラスをかけなくなってからはダテ眼鏡をかけている。45年ぶりに会った大学の後輩から「先輩のサングラスをかけていない顔は初めて見ました」と言われたくらいで、昔からサングラスをかけていて、その後サラリーマンになっても、DOKKENバーをやっていた時も、老眼鏡をかけるようになった今でも、ダテ眼鏡は必ずかけている。寝るとき以外、何の眼鏡をかけてない時はほとんどない。
新大久保のハラル店2軒でドライ小エビとレンズ豆。レンズ豆なんか1Kgで300円。ただ同然とは言わないけれど、日本の物価とは比べ物にならないくらい安い。

人間ドックなので朝ちゃんと食事をしなかった。お腹が空いたけど結局外では何も食べずまっすぐ帰ってきた。

★2月9日、大阪の新型コロナ対策について書いた。その続編。
HERーSIS(ハーシス)というのがあるらしい。厚労省の「新型コロナウイルス感染者等情報把握システム」のことだが、あの西浦・京大教授が分析を行ったところ、大阪府では感染が拡大しすぎてHERーSISに毎日の新規感染者の入力さえ出来ず、大幅な遅れが出ているそう。入力遅れは先月26日から始まって、9日遅れの例もあるとか。遅れは今も続いているらしい。

いくらなんでも9日遅れはないんじゃないの。
他の自治体でも遅れているところはいくつかあるようだが、感染者数が大阪よりずっと多い東京でも、問題になるような遅れは生じてないとか。

大阪市役所では2月4日以降、公式HPのコロナ発生状況を更新できておらず、また、2月1日以降大阪府では170件のクラスターの発生が報告されていて、当然、大阪市内での発生件数もかなりあるはずであるのに、実際はゼロ件。
大阪市ではクラスターの把握さえできない状態。

HERーSISに情報が入力できないということは、コロナに関するあらゆる対策がとれないということになる。感染が確認されても患者には保健所から何も連絡がないから、自宅で待機することしかできない。何の支援もうけられない。
下手したら重症化して、最悪の場合、家で死亡するなんてこともあり得る。

吉村知事は去年9月、84億円かけて大規模療養センターを作ったらしい。第6波の襲来で先月末からオープンしたものの、大規模という割には患者は数名しかおらず、看護師が電話で健康相談をしている程度の活動状況だとか。84億円の「大規模療養センター」の名が泣く。

吉村知事の失政は明らかで、大阪は完全にコロナ対策機能不全状態。
立民と、ヒトラーがどうのこうので喧嘩している場合じゃない。

☆東京など13都県は今日から「蔓延防止」の期限を来月6日まで延期。
大阪など21道府県の「蔓防」期限は今月20日までだが、大阪はこれをどうするのか。単純に期限を延長するのか、それとも、東京は何とか踏ん張って要請を堪えている「緊急事態宣言」を、大阪の方が先んじて要請するのか。
東京が何とか「宣言」を回避しているのに、大阪が「宣言」を要請するようなことになってしまえば、大阪は東京に負けたことになってしまい、それこそ吉村への評価がガタ落ちになる。
コロナ対策をとるか、自分の名声をとるか。どうする、大阪・吉村。

それにしても、大阪って東京に対して実に下らない対抗意識を持つところだ。韓国人が日本に対して持っている対抗意識と同じ。劣等感の裏返しだ。普通に振る舞えば良いだけの事なのに。

★自分は今まで何度も政府の新型コロナ対策分科会会長のオミについて、「まるで政府の言いなりだ」みたいな言い方で批判してきた。

それを証明するような、記事があった。(AERA)

岡田春恵さんという方、国立感染症研究所で働いていて、新型コロナの日々の記録を詳細に残していたとか。そしてそれを「秘闘 私のコロナ戦争全記録」(新潮社)という本にまとめて出版した。
メディアでも積極的に発信を続けている方だとか。

本を読んだわけではないし、記事自体も結構長いのでここで全部を紹介するわけにもいかないが、
「日本の組織では何かやって失敗したより、やらないで失敗した人のほうが復活の目がありますから、前例にないことは決断できずに、起こったことに対処するという、後手の対応になってしまうんです。逐次投入(戦力・兵力を逐次的・小出しに投入すること)の対応ではウイルスの拡大に負けます。第5波では中等症の患者さんが自宅療養せざるを得なくなって、救急医療も逼迫しました。それはコロナ対策を決める、責任ある立場の人がリスクを取らなかったことが原因です」

自分は、政府のコロナ対応は後手後手だと何度も批判はするが、その奥にあるものについては何となく分かっているつもりではあるものの、それ以上はほとんど言葉にすることはできなかった。岡田さんは日本の政治家・官僚、そして日本の社会の実態にまで踏み込み、それを実に的確に述べている。

仰(おっしゃ)ることはその通りだと思う。
記事では他にもなるほどと思うことがあるが割愛。

で、オミについてだが、岡田さんはオミから「君はね、女だから正論言えるのね」と言われたことがあったそうで、その事は本の中でも語られているそう。この言葉は、オミは政府に言いたいことがあっても言えないと、まさにオミ自身が吐露(とろ)・白状したことを意味する言葉だ。

岡田氏、「(オミ氏から)そう言われた日の夜、弁護士の友人にLINEしました。彼(弁護士)から、『それがコロナ問題の本質だね』『では、男の発言は正論ではなく、保身からの発言なんですね。これからはそう聞くようにしますって(オミに)言い返せ』って言われてハッとし、コロナ問題の政策決定の本質はこれなのかもと認識しました。
でも、男性でも正論を言う人はたくさんいます。今回はそれができない人が国の専門家の中枢にいたのかもしれない。誰しも批判されるのは辛いと思いますが、“公”のポジションについた人は、“私”を捨て“公”をとらなければいけない時があります。
その覚悟を持てないのなら辞めてください。
本書ではそこまで書きました。ただ、それは個人への批判ではなくて、日本社会そのものに潜む問題じゃないかと思うんです」

自分は、オミは政府の御用学者だと何度か述べた。
オミが岡田さんに「岡田さんは女だから正論が言えるんだね」と言ったようだが、これは、繰り返しになるが、オミは政府に言いたいことがあっても言えないと、オミ自身が認めたことを意味する。

岡田さんは人間的に素晴らしい人であるから「個人への批判ではない」と仰るけど、自分なんか未開人だから平気で「オミは御用学者」と言って批判してしまう。「御用学者」はある意味最大限の侮辱だ。

自分は色々なことで政府・官僚を批判する。その奥には「日本そのものに潜む問題」が数多く存在する。それは分かってはいるのだが、言葉に転換するほどそこまで能力がなかった。

まあ、少なくとも「オミじゃダメ」という自分の考えに大きな間違いはなかったとは言える。

★ロシアがウクライーナに対して戦争を吹っ掛けるのでは、という国際的な懸念が高まる中、NHKが駐日ロシア大使にインタビューをした。
「勿論、ロシアが戦争をする気もないし、計画もないです。ラブロフ外相(の言葉)を引用しますと、我々次第であれば『戦争はない』ということを明確にしていますので、そういうことはない、と。
つまり我々の方からは攻撃とか戦争がないということをズバリと言いたいと思っております」

ご存知のように戦争の話を仕掛けていますのは、ロシアではなく、アメリカとそのNATOの同盟国たちですね。
ロシア大統領政府、ロシア外務省は戦争の話を一切していないし、逆に私が今まで申し上げましたように『戦争する』『ウクライーナに侵攻する』という考えもないし、意図もないし、あるはずもないということをこの機会を借りて確認したいと思います」

まあ、後はクリミア半島はロシアの領土だとか、ロシアの立場の説明が続くのだが、ロシア人は好きになれない。
ロシア人の言うことは自分は信じられない。

プーチンなんか世界にとってとてつもなく危険な人物だ。