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迷える子羊、どこへ行く/コロナ予算77兆円

2022-12-24 10:25:57 | 日記

●12月27日(月)
★今朝の東京はー2.2度だったそう。
元カミさんは新大久保の方へ出掛けていった。

自分は3時、近所のATMと郵便局。ユニセフ・あしなが・プランへ振り込み。

見守りボランティアでSさんのアパートへ行ったがお留守だったので、印刷物を郵便受けに入れておいた。

先に帰っていた彼女から「ピータン豆腐を作ったので醤油を買ってきてほしい」とLINEあり。自分のイエには醤油がない。スーパーで買い物をしながら、醤油を買ってもその後は多分全く使わないので、わざわざ買うのは勿体ないなあ・・・ イエには納豆のタレが使わないでいくつかあるので、自分はそれで十分。レジに醤油の小袋が置いてあるのが目に入った。「1つもらって良いですか」「はい、どうぞ」

★帰宅。彼女は夕方、友達と忘年会だということでまた出掛けていった。
★新型コロナワクチンは2回接種しても、3ヶ月ほど経つと中和抗体の値が7~8割落ちるとか。
毎年1回はワクチン接種が必要となる?

★夜遅く、彼女が帰ってきた。

●12月28日(火)
★何故か頭が痛い。スッキリしない。今日は寒いらしいし、実家に行くのは止めた。明日と明後日、2日続けて行けば良いや。
★ボーッとしながらブログ。本当はシャワーも浴びたいし、行きたいところもあるんだけど・・・と思っていたら、元カミさんが出かけると言う。思い切って、一緒に出ることにした。
彼女は高田馬場駅だが、自分は途中まで一緒に歩いて別れた後、見守りボラのSさんのアパート。昨日行ったら留守だったので、郵便受けには印刷物は入れておいたが、万が一にも部屋で倒れていたなんていうことがあってはいけないので念のためもう一度行くことにした。

ご在宅であった。一応ホッとした。
3回目のワクチン接種について聞かれた。「区から通知がくるまで待っていれば良いですよ」

どこにも寄らず帰宅。シャワーも思い切って浴びた。
彼女が出掛けなければ、多分一日中ボーッと何も前向きなことをせずに過ごしたと思う。

★貸金業法違反(無資格で融資の仲介)で起訴された遠山といういう男は、公明党の元国会議員で財務副大臣だったけど、今年1月の緊急事態宣言期間中に、銀座のクラブかどこかで夜遅くまで飲んでいたとか、秘書がキャバクラで飲み食いした費用を政治資金から支出したとか、そんな何だかんだで議員辞職に追い込まれた、あの遠山のことかな。

日本政策金融公庫の特別融資を、資格もないのに企業に仲介して仲介料というか謝礼を荒稼ぎしていたらしい。いわゆる口利きというやつだ。
遠山みたいな国会議員が資格もないのに公庫と企業の仲介をし、公庫には融資を断りにくくするする。そして企業から謝礼を受けとって違法に私腹を肥やす。

口利きというのは、何も遠山に限ったことではないし、政策金融公庫に限ったことではない。
「先生、うちの息子を何とか◯◯大学に入れさせたいのですが、“これ”で宜しくお願いします」
政治家になれば“口利き”をすることによって謝礼が(場合によっては寄付金という形で)懐に入ってくる。
彼らがバッジに拘(こだわ)る理由がここにある。

「政治家」とは実に“美味しい”商売だ。

★見守りボラの報告書を書いて投函してきた。

●12月29日(水)
★元カミさんは帰国のためのPCR検査で駒込に行くとか。
自分はチャリで実家へ。
下高井戸駅構内の1000円ヘアカットで髪を切った。自分は2~3分で順番が来たが、自分が終わった時には店の外にまで人が順番待ちをしていた。年末だから余計に混んでいるんだろう。

実家では窓拭き。またカーテンの留め具が外れたようだ。ガス台の周りの油汚れも落とそうと思ったが、母が正月が過ぎたら自分でやるからやらなくて良いと言うのでやらなかった。

帰り途中のスーパーで買い物。団地を通りすぎて高田馬場のスーパーでも買い物。

★帰宅。彼女からLINEが入っていた。駒込から一度帰ってきたけど、結果を受け取るためもう一度駒込に行くとのこと。カレーを作ったから食べて、とのこと。

折角だから2人で食べようと思い、近所のスーパーに行きレンチンのご飯パックを2つ買ってきた。

けど、彼女が帰ってきて言うには先に食べてと言う。PCR検査も含めて、出入国手続きにはスマホを使うらしいが、それがかなり面倒というか難しいとのことで、必死になっていた。
1人でカレーライス。

★新型コロナの新規感染者数は全国で398人とジワジワ増えているようにも思えるが、今日は通信のトラブルか何かでまだ検疫所で確認された感染者の数が発表されていなくて、最終的な数が出ていないとか。
もしかしたら500人?

★「検証 コロナ予算77兆円」というHNKの番組を見た。

2020年1月 日本で初めての新型コロナ感染者が確認
2020年3月 当初予算成立
2020年4月 補正予算成立
2020年6月 補正予算成立
2021年1月 補正予算成立

2020(令和2)年度の3回にわたる補正予算は、計およそ77兆円。そのほとんどが新型コロナ対策・ポストコロナ対策の予算。
で、コロナ予算と呼ばれる内訳は、
中小企業対策    約26兆円
生活・雇用     約15兆円
医療・感染     約 5兆円
地方自治体     約 5兆円
業界支援        数兆円
防災・減災・防衛    数兆円
ポストコロナ      数兆円
予備費       10数兆円
その他       約 5兆円

ほとんどがコロナ・ポストコロナ関係と言われてはいるけど、防衛費もしっかり組み込まれているし、防衛費を防災費・減災費と抱き合わせて目立たなくなっているし、防災・減災と防衛を一緒くたにするのは違和感がある。
それと、やたらと予備費が多い。これ、問題ないのかなあ。何にでも使えちゃう。

会計検査院は、このコロナ予算で実施された事業について会計検査を行い、問題点を指摘した。
指摘された事業は、持続化給付金・接触確認アプリ(cocoa)・布マスク(アベノマスク)・GoToキャンペーン・資金繰り支援・雇用調整助成金・航空空港支援・サプライチェーン支援の8事業。
アベノマスクとかいくつかは自分にも心当たりがある。

NHKでは、全ての省庁に公開が義務付けられている行政事業レビューシートを調査し、コロナ予算を独自に検証した。コロナ予算における事業の数はおよそ1000。レビューシートには事業の目的や効果・資金の流れ等が記載されている。

NHKが先ず検証した事業の一つが、全ての自治体に交付された「新型コロナ感染症対応地方創生交付金」。規模は約4.5兆円。

三重県◯◯町には、町の年間予算の約1割に相当する5億1000万円の交付金が交付された。
町ではこの交付金でグラウンド整備用のトラクター(360万円)を購入した。
町、「野球をしてもイレギュラーも少ないですし、野球大会の交流人口も増やしたい」
それまでグラウンドは芝刈機で整備していたそうだが、野球大会をよく行うグラウンドの整備状態が良くなれば、他の町からの利用者を呼び込み町を活性化させることができるということらしい。

また、町では農産物販売所にシャッター(370万円)を取り付けた。売り場スペースが拡張できるので、販売促進に繋がり、観光拠点としての魅力アップに繋がるという。
販売所の責任者、「大変立派なシャッターで有り難く思う。ポストコロナ・・・? まあ・・・ どう言ったら良いのかなあ。僕もちょっとはっきり分からないですけども」

この「地方創生交付金」を交付する際、国が自治体に配った文書には、
「新型コロナウイルス感染拡大防止策及びポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現の2つの柱について対応~(中略)~地方創生を図ることを目的とする」
「割り当てられた全額を自治体が受け取れるよう、事業を多目に計上しておくことが望ましい」

ということで、町ではコロナに対応するための対策を色々検討した。
休業要請・依頼に全面的に協力した中小企業等に対する「協力金」、コロナの影響を受けた町内の事業者への支援金等、コロナ感染拡大防止に対応した避難所等に必要な防災資機材としての間仕切り・消毒液・石鹸・仮設トイレ・フェイスシールド・テント・エアコン用発電機・蓄電池・ソーラーパネルセット・給水機材・井戸用手押しポンプ、その他サージカルマスクだとか何だとか、各課から交付金の活用について色々な事業案を募集したけども、それでも5億円の交付金額には届かなかったそう。

そこで、将来予定していた事業の前倒しという形でトラクターやシャッターもコロナ対策・ポストコロナ対策の一貫として実施したということらしい。

因みに2020年度、この町での新型コロナ感染者は2名だったそう。

一方、この町で郷土の特産料理のお弁当を製造販売している、家族経営と思われるある事業者。この店では国の持続化給付金100万円と町からの事業者支援金5万円(たった5万円!)を受け取ったそうだが、しかし、長引くコロナの影響で観光客がいなくなって売り上げも激減、当然その給付金や支援金では全く足りず、厳しい状態が続いているという。
この店では、新しいお弁当を作るため、今までより4時間も早い夜中の2時に起きて総出で作業、何とか赤字を補っているとのこと。

「赤字ですね、赤字。去年はもう、どうしようと思った、もう。このままやったら生活できるのかなって思って」
「先ずコロナ後のことを考えないで、今の現状を見てもらって、先にそっちの方へ給付金を回してほしいですよね。それから後のことを考えたら良いと思う」
別の会社の経営者、「別に国も助けてくれるわけではないですし、家庭も守らないといけないし、子供も2人いるので。みんな本当にカツカツでやっている人も一杯いるので、先にそっちですわ」

町、「公平にまんべんなくとなると、うちでいただいた5億円のお金では足りないんです。今度国の財政支援があった時に、そういう声がしっかり拾えるように検討したいと思います」

5億円では足りないというのもおかしな話だ。NHKにインタビューされて「次、考えます」はないと思う。
国からの文書で「多目に計上しておくように」と“指示”もあった。5億円という“巨額”の交付金をとても使い切れそうもないので、トラクターの購入やシャッターの設置などを行った。
使い途を考えるのに苦労したという割には、事業者支援金はたったの5万円。
この町だけを責めても何にもならないが、他の町では、観光のための巨大なイカのモニュメント、公用車の購入、サル捕獲用の檻(おり)の購入等があったという話もある。
もしかして、あちらこちらの自治体で巨額の交付金を持て余したのであろう。

また、この「新型コロナ感染症対応地方創生交付金」であるが、金額の多い市区町村を見てみると、
       交付額   感染者数
1位横浜市 325億円 2万2千人
2位大阪市 316億円 2万3千人
3位札幌市 243億円 1万2千人
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新型コロナの感染者数が多かった大都市が上位に並ぶのだが、ただ、交付金が財政規模に占める割合で見てみると、
     割合  交付額 感染者数
1位徳島県◯◯町
   12.4% 3.6億円 0人
2位静岡県◯◯町
   12.1% 4.3億円 1人
3位長野県◯◯村
   11.4% 1.0億円 0人
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1619位 札幌市 2.5%
1666位 横浜市 1.8%
1669位 大阪市 1.8%
(全国の自治体数は1700余り)

やはり、規模の小さな自治体では感染者数が少ないにもかかわらず、普段の予算に比べて多額の交付金をもらってしまった。
「どうしよう、国からこんなにもらっちゃって。何に使おう。余らせるわけにもいかないし」「感染症対策といっても、そんなに感染者が出ているわけでもないしなあ」「じゃあ、トラクターもシャッターもコロナ対策・ポストコロナ対策ということにしておこう」となって、普段なかなかできないことをこの際だから何とか少しでも多く済ませてしまおうとなるのは、ある意味、必然であると言える。

番組に集まった専門家たち。
「コロナのためにやっているのか、地方創生のためにやっているのか。やっぱりやるんだったら目的というか、ビジョンがしっかりしたものじゃないと」
「コロナ禍においても、そういう感染者がいらっしゃらなくて困っていないような所にも、それ相応の予算がつけられてしまうようなスキーム(仕組み?枠組み?)になっているということなんでしょうね」
「結局、両方を見据えてしまったものだから、自治体としては全体的にコロナ対策というよりは、ポストコロナの方に目が行って、だから色んな観光事業であれ、こういったものが進められたということになってしまったと思うんです。一つは純粋なコロナ対策、もう一つは地方創生(の経済対策)という形でやってみても良かったのかな」

事業者の中には生活できないくらいギリギリの状態に陥っている人たちが実際に大勢いる。
やはり、その人たちへの対策を差し置いてトラクター購入やシャッター設置はちょっと違うと思う。

岩手県◯◯町でも巨額の臨時交付金を受け取った。町ではそれを利用して光ファイバーケーブルの設置を進めた。昨年度までの整備率は47%。
ある母親、「リモート授業とかを含めて、タブレットで授業したりとか、おうちで授業ができる環境が整ったというのは、今後また何があるか分からないので、準備を今やっとしてもらえたというのは凄い有り難いですね」

という声がある一方で、山あいの4軒6人の小さな集落にもケーブルが敷設された。
住民、「年だし、インターネットを覚えたってしょうがない。みんな年寄りだから多分使えないと思う、(ケーブルを)敷いても」

なぜこの時期に急いで町内全域で整備を進めたのかというと、臨時交付金の交付に当たり国の特別の取り計らいがあったからだ。
国の文書、「交付金を補助裏に使っても良い。このような負担軽減措置は今後は利用できず、今回は絶好の機会である。光ファイバー支援はこれで終わりにするので、光ファイバーが未整備の自治体においては、この機会に予算の申請をしてほしい」(趣旨を要約)

補助裏というのは、ある事業に対する国の補助金部分ではない、自治体側が負担する部分。だから、例えば、光ファイバーケーブル敷設事業において、自治体は補助裏の金額(自分達の負担)を考えると、良いと分かっていても、利用されるかどうか分からない山あいの敷設については、予算の少なさを考えるとつい後回しになってしまうということもあるであろう。
ところが、今回は国が補助裏の部分にも今度の交付金を使っても良いと特別に認めてくれたわけであるのだから、これは有り難いに決まっている。

この町では補助裏に1億2000万円が交付されたとか。町の財政規模がいくらくらいなのかは分からないが、先程の表から想像しても恐らく、交付金は町の財政規模に比べかなりの巨額に相当するのでは。
町、「やはり町としては飛びついてしまいますね」

また、NHKの検証によると、77兆円のコロナ予算の中には、コロナの前から行われてきた多くの事業がそのまま含まれているとか。
その事業数は712、総額23兆4000億円にのぼるという。しかも中にはコロナ対策としてすぐに行う必要があったのか疑わしいものも多いとのこと。

例えば、「地方創生拠点整備交付金」による事業は5年前から行われているのだが、その「事業の目的」を3年前に遡(さかのぼ)ってレビューシートに記載された文章を調べてみると、コロナ前もコロナ後も3年とも全く同じ文章で、事業の目的・概要がレビューシートで3年間全く同じ文章だったものが89事業あったらしい。
コロナとは余りリンクしていないと思われる以前からあった計画・事業が、なぜか77兆円のコロナ予算の中に組み込まれているとのこと。

コロナ前から事業を行っていて、今回は交付金がコロナ予算から交付されたことについてある市の職員、
「あの~、ま、そこは何と言うかな、うん、コロナだからどうっていうことは余りないかなと。なかなか難しいんですけど、基本的にこの拠点整備交付金というのは地方創生。当然、今、コロナの影響を受けてはいますけど」
コロナに関係ない地方創生事業であることを認めた。

番組に出た専門家、「コロナ以前からある課題に対処すべき事業と、コロナで顕在化した課題に対処するべき事業は、本来ならば分けて考えなければいけなくて、後者こそが本来ポストコロナの事業ということになるはずなんですけど、そこら辺りが恐らく混在してしまっている」
「少しでも役に立つものなら全部ポストコロナだというところで全てを解釈しちゃう、という単純思考ができるスキームになっている」

コロナ予算がなぜ77兆円もの巨額になったのか、ある官僚は、
「コロナの収束の目処が立たない中、政府は『切れ目のない景気対策が欠かせない』と訴えていた。今までは通りにくかった予算も『コロナ』という看板をつければ通りやすいという思惑もあった。
結果、緊急性や有効性が乏しいものも含まれた可能性は否(いな)めない」

まあ、以上長々と述べてきたが、アベ・スガのコロナ対策補正予算は、コロナに対応した部分も勿論あるのだろうけども、むしろ政府が地方創生という名の下に意図的に行った「ばらまき」であったのではないかと自分なんかは思ってしまう。

国が地方を手懐(なず)けるため、77兆円にも膨れ上がった。

番組では他にも、
事務委託費・再契約率の高さ・9次下請けもあるような多重下請け・国と電通の関係・企業が予算使途や活動内容を国に報告しないで済む仕組み・国民1人当たり10万円の給付金を支給した事業においてレビューシートが存在しないこと・EBPM(根拠に基づいた政策立案)・77兆円のコロナ予算がどのくらい検証されるのかなど、様々な問題が提起されていたと思う。

全部紹介することはちょっと大変なので出来ないけど、最後に一つ、公正取引委員会の元局長は、
「多重構造によって業務や経費が重複しているかが分かりにくくなる。今回のように履行体制を十分に確認しないまま執行していると、経済合理性対してかなりのリスクがある」

無駄な部分がかなりあるのではということ。

それは今日述べたコロナ予算に限らない。

国の予算全体に無駄な部分が溢(あふ)れている。

●12月30日(木)
★昨日の空港の検疫所などで確認された新型コロナの感染者数は103人で、都道府県と合わせると501人となった。500人超えは今年10月16日以来だそう。
感染拡大が進んでいる。

★チャリで。新宿デパ地下で母から頼まれた魚の粕漬けを買おうと思ったが、年末年始はその商品は販売しないとのこと。代わりにヒレカツを買った。
実家。部屋を掃除。食事に付き合ったが、母と付き合っていると予定ががどんどん後回しになってしまうので、自分から神棚の掃除をし始めた。
掃除中、母が買い物に出ると言うので一緒に行くことになったが、母が昨日郵便局で下ろした◯万円はまだ家にそのままあって、信用金庫には入金していないとのこと。母はあまり歩きたくないので、自分が先に出て信用金庫に行って入金し、スーパーで会うことにした。
スーパーで待ち合わせして正月の食品など。

戻って神棚掃除の続き。5時を大分過ぎてもう真っ暗。買っていったどら焼きを食べると帰りが遅くなるけど、お茶を飲みながら一緒に過ごすのも親孝行だと思いお茶タイム。元カミさんには7時近くになるとLINE。

夕方になって冷たい風が吹き出した。メチャ寒い。

★帰宅。
大納会終値は115円安の2万8791円。
これでも、32年振りの高値だそう。

★元カミさんは明朝早くイエを出る。今夜は一緒に刺身を食べた。彼女が11月半ば、予定より少し早くアパートを引き払ってウチに来てから、アッという間の1月半だった。

中国に戻ったら2週間ホテルに隔離されて、その後1週間は自宅待機だそう。自宅待機中は1日1回、当局からテレビ電話で確認されるので、外出がバレないためには一歩も出られないとか。中国は厳しいからな。

中国には3月末か4月初めまで居て、その後日本に帰ってくる予定だが、オミクロン株がどうのこうの騒いでいるので、彼女がすんなり戻ってこられるかどうか、若干懸念が残る。日本に戻ったら新しいアパートを探すので、それが決まるまでまたしばらくウチに居ることになる。

昨日彼女はPCR検査を受けたが、その後イエで2~3時間かけて苦労してアプリを操作していた。そのアプリに丸一日経った今日、ようやく陰性証明QRコードが届いたそう。48時間有効だとか。
明日に備えて二人とも早く寝た。

●12月31日(金)
★大晦日。
寝床で横になっていた7時間の内、実際に眠ったのは3時間くらいだったんじゃないかな。

元カミさんはタクシーをアプリだか電話か何かで呼ぶことを自分に期待していたみたいだけど、団地内にタクシーを呼ぶより、団地横の小滝橋通りは早朝でもタクシーはある程度頻繁に走っているだろうから、その方がよっぽど早くタクシーが捕まるということで、予定していた7時30分より15分早く、スーツケースをガラガラ引いて道路に出た。偶然かもしれないが、思った通り1秒でタクシーが来た。

これで3~4ヶ月のお別れだ。独り暮らしの方が絶対に楽だと思ってはいるけど、いざしばらく1人になると思うと、何となく淋しい気がしないでもない。

★最近は、ロックは週一回の政則さんの番組「ROCK CITY」を観たり観なかったりで(録画はしているけど未視聴が溜まっている)、普段ほとんどロックを聴くことはなくなっちゃったけど、それでも最近、LOVEBITESをたまたま知ったのでたまに聴くことがある。「スワンソング」はライブだとショパンの「革命のエチュード」の生演奏から始まる。ピアノの難曲らしい。他の曲でもクラシックの一部を取り入れた曲があるけど、彼女たちは基本はバリバリのメタル。メタルだけど、1曲聞いていると曲のあちらこちらの部分がどことなくクラシックっぽいメロディに聞こえてくるような曲もあったりして、Miyakoというギタリストはそれなりのクラシックの素養があるようだ。

今日は紅白だけど、もう何十年もチラリとも観ていない。紅白の時間は、録画したけど観ていない番組150時間分のごくごく一部を観たり、LOVEBITESをYOUTUBEで聴いたり。今年最後の日をのんびり過ごした。(仕事をしているわけでもないので、毎日がノンビリと言えばノンビリなのだが)

いつもは大抵朝に浴びるシャワーだが珍しく夜に浴びた。

★夜11時45分、彼女からWeChatが来た。
「今、ホテルに着いた」
もうそろそろ着いたかなと思いつつ、連絡がないので、多少は心配していた。

朝8時に新宿からバスに乗ると言っていた。飛行機の出発は午後早目の時間かな。上海までの飛行時間は4時間かそこらだろうだろう。「今、ホテルに着いた」とは言えども実際に着いたのは今から2時間くらい前かもしれない。だとしてもホテルに着くまでの間、上海空港では、コロナ関連のチェックが中心だと思うけど相当手続きが大変だったと想像できる。

中国は感染拡大封じ込めにかなり躍起になっている。彼女はこれから2週間ホテルに隔離、その後自宅に戻れても1週間は外出できないらしい。

春節(旧正月)が終わって3月か4月には日本に戻る予定とのことで、そしたら新しい部屋を探すとか。個人的にはウチにずっと居ても構わないとは思うけど、都営アパートの規則もあるし、自分の両親のこともあるし(バレたら大変なことになる)、まあ、実際にはまた少しの間(1~2ヶ月)居候することになるのかな。

★従弟妹たちから夜中の12時前後、相次いで新年の挨拶が来た。
新年の挨拶は、元旦にするものだ。元旦の「旦」の字は、見れば分かる通り朝日が地平線から昇る様を表している。元旦は、元日の日が上ってからせいぜい午前中までの時間だ。少なくとも夜中ではない。
だから、当然皆には返事を出さなかった。返事は明日の午前中。

コロナは続くのか?
今年終了。