イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

The court is safe haven

2005年12月25日 | NBA
録画しておいた、ゴールデンステート・ウォリアーズvsデトロイト・ピストンズの一
戦を観戦。
此方、ここまで20勝3敗と驚異的な強さを見せているピストンズ。片や、ここま
で14勝12敗、久々のプレーオフ進出に向け、大きな期待が寄せられているウ
ォリアーズ。
個人的に注目している両軍の対戦とあって、熱戦を期待せずには居られませんでした。

試合は序盤からピストンズペース。息の合った連係プレーが随所に見られ、50-42とリ
ードして前半を折り返します。
後半に入りウォリアーズも必死の追い上げを見せ、第4Q残り4分4秒には81-88と詰
め寄ります…が、反撃もここまで。結局97-85でピストンズの快勝となりました。

ピストンズでは得点源であるリチャード・ハミルトンが28得点、4ast、4rebと流石の活躍。
また、懸案となっている控えメンバーもこの日は元気な所を見せ、特にモーリス・エバンス
の活躍(13得点、6reb)が目立ちました。
「出番が巡って来た時に、うまくゲームの流れに乗って行けた事が大きかった。おかげで
フリーでシュート出来る場面も多かったし、リバウンドにもうまく絡めた」と語るエバンス。

一方敗れたウォリアーズ。東カンファレンスのチームの本拠地での5連戦というハードな日
程の疲れもあってか、バロン・デイビス、ジェイソン・リチャードソンの2枚看板も、二人合わ
せて28得点と本領発揮はなりませんでした。
しかし新人フォワードのアイク・ディオグが、ベンチスタートながら27得点(キャリアハイ)、
7rebと輝きを放ちました。
ディオグ曰く、「Jリッチとバロンに『しっかり準備しとけよ!』って言われていた。彼らがデ
ィフェンスを引き付けてくれるから、僕は楽にシュートを打てたんだ」
4連敗で貯金も1となってしまったウォリアーズですが、クリスマスを挟んで次の2試合は
ホームゲーム。ここで東部遠征前の勢いを取り戻して欲しい所です。

    *              *                *

この日19得点、3ast、6reb、2ブロックの活躍でピストンズの勝利に貢献したラシード・
ウォーレス。
既にご存知の方も多いと思いますが、現地の木曜日にウォーレスの従弟が警官に射殺
されていたというショッキングなニュースが伝わって来ました(下記ニュース参照)。
TVで見ていた限りでは、悲報に触れて眠れぬ夜を過ごした後とは思えぬプレーぶりだっ
ただけに、大きな驚きを禁じ得ません…
最後にチョーンシー・ビラップスのコメントを紹介しておきます。

「僕らにとってコート上は落ち着ける場所でもある。2時間半から3時間の間、僕らは他の
全てを忘れて試合に集中できるから…集中しようと努めているとも言えるけど…難しい状
況の中で、ラシードは凄く集中して良いプレーをしてたと思うんだ」

ラシードの従弟、警官に射殺さる(デトロイト・ニュース紙より)


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2 コメント

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注目の一戦 (rip)
2005-12-26 09:28:26
ウォリアーズ戦、楽しみにしていました。

長い間一緒に戦っているメンバーの息のあった攻撃が少しだけウォリアーズを上まったのではないでしょうか。

ラシードの一件は全く知らなくて、かなり動揺しちゃってます、私が。

そんな事があったとはとても思えない集中力でした。

選手ってやっぱりすごいですね。
返信する
ラシードの件について (イヴァン)
2005-12-26 18:04:10
>ripさん

TBとコメントありがとうございます!



よりによってクリスマスにこんな話題を載せてしまった事に、今なお「これで良かったのか?」と自問自答しています…

ただ、有名選手の親類と言えども、犯罪に誘われてしまうという社会の暗部に気付いた事…身内の不幸にもめげず、いつも以上の頑張りを見せる選手が居る事…そういった事を無視は出来ないと思い、今回の記事となったのです。

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