もとポッポやの写真とつぶやき

うつ病と闘うカメラマン。現在過去撮影した鉄道写真を中心にその他写真をアップしています。

JR九州ななつ星

2013-10-20 07:49:07 | 鉄道写真(羽越本線)

この度の台風26号により被災された方々に心からお見舞い申し上げますm(_ _)m

さて、先日の台風と同じくらいメディアを騒がしているJR九州のななつ星。ターゲットは団塊の世代。しかし、みんながみんなお金を持っているわけではありませんが、目の付け所はいいと思います。

九州も四国や北海道と同じように経常利益は赤字です。しかし、「初代社長石井氏からの脈々と受け継がれる経営理念が良く実行されている良い例」だと思います。しかも、在来車両のリニューアルから「ドーンデザイン研究所の水戸岡氏」を起用し、今回もデザイン的にも使い勝手もよく考えられたななつ星は最高傑作だと思います。水戸岡氏はもともと建築デザイナーです。その鉄道業界にもこのような方はいないと言っても過言ではないと思います。国鉄時代は黒岩保美(知らない人は調べてね)という専属デザイナーがいました。今思うにこの方も同じような方だったように思います。

特徴的なのは、「原色」を多用し、車内は、それまで鉄道車両には不適とされた、木材関係を多用し、かつ、シンプル大胆な使い方です。(普通鉄道車両構造規則によって、車両の材料には、難燃性材料を使わなければならない)木材関係は技術の進歩によって燃えにくくすることができ車両にも使えるようになったことも後押しをしたと思います。
そして、一番大切なことは、車両だけでは無く、「内装品や制服、沿線になじむといったトータルデザイン」をよく考えられているということではないでしょうか。やはり、誰もが乗りたくなるような車両造りが基本になければならないと思います。

先日、薄暮の写真を撮りたくて、羽越本線へ。そこでやって来た列車は、なんと、新潟のK編成のいなほ(国鉄色)わかっていたらもう少し構図を工夫したかったのですが、まあ、うまく考える暇もなく撮影しました5号はそんな感じで、しかも赤いゴーストが出てしまって…。(純正レンズなのですがあまり性能は良くないようです)。折り返し14号は次回に。


↑クリックすると拡大できます。
(撮影、折渡~羽後亀田間、2013.10.18)


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