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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 5 of 7

2015-09-18 07:25:00 | ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings: The Return of the King
2003年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

ミナス・ティリスの療病院。
死の淵を彷徨っていたエオウィンはアラゴルンの癒しの手によって回復します。
エオメルの顔が情けなくなっているのが、お兄ちゃんて感じでいいなーと。

そしてエオウィンは同じく療病院にいたファラミアと出会います。

魔王に一撃を与えたものの自らも重傷を負ったメリーをピピンが見つけ出します。

M「I knew you'll find me.」
君なら見つけてくれると思った。
P「Yes. 」
M「Are you going to leave me?」
僕を置いていく?
P「No Merry, I'm going to look after you.」
僕は君の世話をするつもりだよ。

あんなにやらかしていたピピンがミナス・ティリスですごく成長したんですね。
ボロミアに救ってもらったからとデネソールに仕えて、
ファラミアを救うために危険な戦場を駆け回りガンダルフを探し出したり。
ずっと面倒を見てきたと言っていたメリーもこれからはピピンに面倒をみてもらうんですね。

オークに捕えられたフロドを救出するサムが男前でした。
ミスリルは奪われてしまいましたが指輪はサムが持っていました。
指輪を見て「指輪を僕に、サム」と言うフロドに不安を覚えるサム。

「You must understand. The Ring is my burden. It will destroy you Sam.」
わかってくれ、サム。指輪は僕が負うべきものだ。これは君を破滅させる。

服の代わりにオークの鎧を着ていくふたり。何か似合うー。かわいい。
しかもサムはこの格好でもフライパン一式を腰から下げてます。


ミナス・ティリスでの作戦会議

フロドたちは滅びの山に向かっているはずだけど、10,000のオークが待ち構えていると
悲観的になっているガンダルフ。


「I've sent him to his death.」私がフロドを死地に行かせた。
ガンダルフはサルマンの言葉を気にしてるんでしょうか・・・

フロドが無事にゴルゴロス平原を通れればいいんだよ、とアラゴルン。
「Draw out Sauron's armies. Empty his lands.
Then we gather our full strength and march on the Black Gate.」
サウロンの軍をおびき寄せ、あのあたりを空にする。その後我々の力を黒門に結集させるんだ。

エオメルがそんな事をしても勝てないよ、と言いますが
「Not for ourselves. But we can give Frodo his chance if we keep Sauron's eye fixed upon us.
Keep him blind to all else that moves.」
勝利はないがサウロンの目をこちらに向けさせればフロドにチャンスを与えられる。
フロドの動きから目を逸らさせるんだ。

「A diversion. 」陽動作戦だね、とレゴラスがちょっと楽しそう。
サウロンはそんな罠には引っかからない、と慎重なガンダルフですが、

「Oh, I think he will. 」大丈夫だよ、とアラゴルン。

何でそんなに自信があるのかと言うと・・・
「パランティアを使ってサウロンを挑発作戦」
ガンダルフから受け渡されたパランティア。アラゴルンはアンドゥリルを見せつけサウロンを挑発します。
それによりサウロンの目を引き付け、さらにあわよくば指輪も自分が持っていると思わせようという作戦。

「Long have you hunted me. Long have I eluded you. No more! Behold, the Sword of Elendil!」
お前はずっと私を追い、私はずっと逃れてきたがそれももう終わりだ。見よ、エレンディルの剣を!

アラゴルン、かっこいー!とか思いましたがすぐにサウロンの返り討ちにあっちゃうあたり・・・
サウロンは弱っているアルウェンの姿をパランティアに映し出します。
それを目にしたアラゴルン、すごく動揺しパランティアを落として割り、ついでに夕星の光も砕けてしまいます。
馬鍬砦で見た夢が正夢になる場面。

そしてアラゴルンはゴンドール王家の紋章を身に着け最後の戦いへと向かいます。


ゴルゴロスの平原で自分の水をフロドに飲ませるサム。

「There will be none left for the return journey. 」帰りの分がなくなっちゃうよ、とフロド。
「I don't think there will be a return journey Mr Frodo. 」帰りの旅はないだろうと思いますよ、とサム。
ずっと帰りの水や食料を気にしていたサムですが、もう帰らない覚悟を決めてしまったような感じです。
再び滅びの山に向かって歩きはじめるふたりですがその時サウロンの目がこちらを向いたので慌てて身を伏せます。

フロド、もうボロボロです(涙)

黒門の前。

「Let the Lord of the Black Land come forth! Let justice be done upon him!」
現れよ、黒の国の王。お前に裁きが下されよう。

すると黒門が開かれ・・・

出てきたのは・・・

サウロンの口。うえーっ

フロドが身に着けていたミスリルを出しフロドが苦しみながら死んだと言うので
ショックを受けますがアラゴルンはひとりサウロンの口に近づくといきなり首をはねます。

「I do not believe it. I will not.」
私は信じない。

その瞬間、サウロンの目が黒門に移ったのでその隙に再び歩き出すフロドとサム。


黒門が開き、大量のオークの軍団が出てきます。
アラゴルンたちは一旦後ろに下がり、ちょっと逃げ腰になっている兵士たちを鼓舞します。
超大好きな場面です。
動画はこちら。
Famous Speeches: Aragorn at the Black Gate

Hold your ground! Hold your ground!

Sons of Gondor, of Rohan, my brothers.
I see it in your eyes, the same fear that would take the heart of me.
A day may come when the courage of men fails,
when we forsake our friends and break all bonds of fellowship, but it is not this day!

An hour of wolves and shattered shields when the age of men comes crashing down,
but it is not this day! This day we fight!
By all that you hold dear on this good earth, I bid you stand! Men of the West!

引くな!一歩も引くな!

ゴンドールとローハンの息子たちよ、わが兄弟よ。
諸兄の目には私の心をも捕える恐怖が見える。
人間の勇気が挫かれ、友を見捨て、仲間との絆が全て断たれる日が来るかもしれない。
だが今日ではない!

人間の時代が終焉を迎えたなら狼たちがすぐに盾を砕くだろう。
だが今日ではない!今日は戦うのだ!
この世界で大切に思うすべてにかけて立ち上がるのだ。西方の男たちよ!

この後、馬が後ろ足で立ったりしてものすごく絵になるシーンでした。

アラゴルンの言葉に勇気づけられた兵士たちはガンダルフたちとともに戦う覚悟を決めます。

ギムリとレゴラス。

「Never thought I'm die fighting side by side with an elf.」
エルフと隣り合わせで戦って死ぬとは思ってもみなかった。
「What about side by side with a friend? 」
友達と隣り合わせならどう?
「Aye! I could do that.」
ああ、それなら戦って死ねるよ。

エルフとドワーフの友情。
ホビットの後にこれを観ると感慨深いです。

続きます。

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