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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-3 His Last Vow その11

2014-02-22 16:48:46 | Sherlock S3E3
Sherlock Series 3 Episode 3

Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran


S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

昨日は2月21日、221Bの日だったんですね。
私は昨日フランケンシュタインを観に行ってきました。221には関係ないですね(笑)
ちなみに今日は猫の日です。にゃんこも大好きです。

さて、遅くなりましたが続きです。
レンスターガーデンズでジョンがメアリーの正体を知った後、場面は突如ホームズ家に移ります。
なので、あれ?と思われた方、スキップしたわけではないですよ(笑)
あのシリアスな場面から一転してるんです。

クリスマスのホームズ家。
BGMは「Hark! The Herald Angels Sing」クリスマス讃美歌であのメンデルスゾーン作曲です。
ホームズパパは家の前の薪を運び、キッチンではホームズ兄弟とママがいます。
「頼むよ、まだ2時だ。少なくとも1週間はクリスマスやってる気分なのに何でまだ2時なんだ。苦痛だよ。」
マイクロフトが文句を言っています。
その奥でシャーロックが読んでいる新聞の見出しには「スモールウッド卿自殺」と書かれています。
エリザベスさんのダンナ様、自殺してしまったんですね。

「マイキー、これあなたのラップトップ?」とホームズママ。おー!マイキー出ました(笑)
「そうだよ、自由な世界の安全保障はこれにかかっているんだ。今はその上にじゃがいもが乗っているけど。」
「そんなに大切ならその辺に出しっぱなしにしないでよ。」
「なぜ、こんな事してるんだ。いつもはやらないのに。」
「だってシャーロックが退院したのよ。私たちにとってとてもハッピーな事じゃない。」
「私もハッピーなのか?それはチェックしてなかったな。」
「失礼な言い方しないで、マイク!」
「マイクロフトがママがくれた名前だから頑張って最後まで発音してくれないか。」
何、この母子漫才はw
そこになぜかビリーが「ミセス・ホームズ」と呼びかけてバンチを渡します。
「あら、ありがとね。」とバンチを飲みながら「なぜあなたがここにいるのかよくわからないんだけど。」とママに、
「僕が招待したんだ。」とシャーロックが言います。
「僕は彼の弟子なんです、ミセス・ホームズ。彼が死んだら仕事と持ち物を受け継ぐんです。」
ビリーの言葉に「違うよ。」とすかさずシャーロックが言うと、
「あ、そうだよね。少しばかり助手をしてるだけです。」とビリーに「それに近いな。」とシャーロック。
ビリーをずっと眺めてるママに「もし彼が殺されたりとかしたら。」とビリーが続けるので、
「そろそろ黙った方がいいぞ。」とシャーロックに言われ「わかった。」とちゃんと黙るビリーです。

「お前が連れてくる友達は愛らしいな。」と相変わらずシニカルなお兄ちゃんにママが怒り出します。
「やめなさい。あの子は誰かに撃たれたのよ。私が必ずそいつを見つけ出して恐ろしい目にあわせてやるわ。」
そして紅茶を手に取り「これはメアリーの分だったわ。すぐ戻ってくるからね。」とそう言いながらキッチンを出ます。
同時にシャーロックはカウントダウンを始めます。
「Count Down 7:36」

「メアリー、ここにいたのね。紅茶よ。」ママがメアリーにビリーが淹れた紅茶を渡します。
何とメアリーはホームズ家にいました。
その後ろでパパが暖炉に薪をくべています。
「もしお父さんがハナ歌を始めたらちょっと小突いてあげて。そうすればやめるから。」
メアリーは「The Dynamics of Combustion」というタイトルの本を読んでいます。燃焼力学という意味でいいのかしら。。。
「これあなたが書いたの?」とママに聞くメアリー。
「やだわ、昔書いたつまらないものだから読まなくていいわよ。数学も今ではひどく愚かなものに思えるわ。」
そう言いながら「ハナ歌やめなさいよ。」とパパに注意しながら部屋をあとにします。

パパの蝶ネクタイがクリスマス仕様でものすごく可愛いです!
「妻は完璧な変人だったけど天才だったんだよ。」とパパ。
「数学者だったんですか?」
「子供のためにすべてをあきらめたんだ。私は彼女と議論することもできないんだ。私は頭が良いわけではないからね。
でも彼女は信じられないくらいセクシーで魅力的なんだよ。」
「まあ。ではあなたが常識人なんですね。」
「君もだろう?」
そこにジョンが入ってきたのでメアリーは咄嗟に本を読むふりをします。
「あ、ごめんなさい。あの、僕は・・・」
「2人きりのほうがいいかな?」
「もし、差支えなければ。」
「もちろん構わないよ。私は向こうを手伝ってこよう。」

部屋の外にはシャーロックがいました。
「あのふたりは大丈夫なのか?」とパパが心配そうです。
「彼らにだっていい時もあれば悪い時もあるさ。あなたもよくわかってるでしょ?」コートを着ながらシャーロックが言います。

ここで場面は再びレンスターガデンズの最後の場面に戻ります。

「今すぐベーカーストリートに。」
221Bに戻るジョンとメアリー、そしてシャーロック。
心配して待っていたハドソンさんがひとりひとりに優しく声をかけます。
ここから先はずっと会話なのでここも会話形式にします。
Sはシャーロック。Jはジョン。MはメアリーにHはハドソンさんです。(そんなこと書かなくてもわかりますよね笑)
H「ジョン。メアリー。ああ、シャーロック。どうしたのひどい顔よ。」
S「あなたのキッチンからモルヒネを持ってきてくれ。僕のは使い果たしたんだ。」
H「モルヒネなんて持ってないわ。」
S「ならなんでここにいるんだ!」珍しくハドソンさんに大声を出すシャーロック。
H「どうしちゃったの?何があったの?」
J「いい質問だ。」
S「ワトソン夫妻がけんかを始めるところだ。だが早く終わらせてくれ。僕たちにはまだ仕事があるんだ。」
J「いや、僕は質問がしたいんだ。今まで僕が出会った人間はみんなサイコパスなのか?」
S「・・・そうだ。」ここでメアリーも頷きます。

↑「みんなサイコパス?」と聞かれ目をキョロっとさせてちょっと間をおいてから「そうだ」と答える、
シャーロックの顔がいつもの事ですが可愛いと言っちゃう私です(笑)そして頷くメアリーさんの表情も良いです。

S「これで解決だな。では・・・」
J「うるさい!黙ってろ。笑いごとじゃない。今回は違うぞ。」大声を出すジョンにハドソンさんがびくっとしてます。
S「僕は冗談なんか言ってない。」
J「君だ。」そう言ってジョンはメアリーの方を見ます。

J「僕が何かしたか?なあ、僕の何が君を引き寄せたんだ?」
S「全部だ。」
J「黙ってろって言っただろう、シャーロック。」
S「違う、本当に全てなんだ。君が今までしてきた事全てがこの結果になってるんだ。」
J「シャーロック、あと一言でもしゃべったらモルヒネも必要のないようにしてやるぞ。」
S「君は戦場に行った医者だ。君は郊外の町に住んだが1ヶ月もしないうちにコカインのアジトに乗り込んで、
ジャンキーを叩きのめした。君のベストフレンドはクスリで恍惚感を得るかわりに犯罪を解決してるソシオパスだ。
ちなみにそれは僕の事だ。ハロー。そして穏やかな大家さんは麻薬カルテルをやってた。」
H「私の夫のカルテルよ。私はタイピングしてただけよ。」
S「ストリップダンサーだった。」
H「もしあなたがYoutubeを観たんだったら・・・」ここでシャーロックはハドソンさんに被せるように叫びます。
S「ジョン!」

S「君はそんな生き方の依存症なんだ。君は危険な人物やそういった状況に異常なまでに惹きつけられるんだから、
恋に落ちる相手がその手の女性でも別に驚くことではないだろう。」

「でも彼女がそうだとは思わなかった。なぜ彼女なんだ?」
「なぜなら、君が彼女を選んだんだからだ。」

今回はジョンも自分と向き合うんですね。

続きます。

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