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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

グッド・オーメンズ E6 「2つの顔」その3

2019-08-23 20:40:30 | Good Omens
The Very Last Day of the Rest of Their Lives

Created by Neil Gaiman
Based on Good Omens by Terry Pratchett & Neil Gaiman
Written by Neil Gaiman
Directed by Douglas Mackinnon
Voices of Frances McDormand
Music by David Arnold

ネタバレが含まれますのでご注意ください。

ラストです。


登場人物


クロウリー:デイヴィッド・テナント - 創造以来地上に住む悪魔。イブを誘惑し知恵の木の実を食べさせた蛇
アジラフェル:マイケル・シーン - クロウリー同様、創造以来地上に住む天使。

ガブリエル:ジョン・ハム - 天の勢力の指導者である大天使
ベルゼブブ:アナ・マクスウェル・マーティン - 地獄の勢力の指導者

神の声:フランシス・マクドーマンド
サタンの声:ベネディクト・カンバーバッチ

アダム・ヤング:サム・テイラー・バック - 反キリストの少年
アーサー・ヤング:ダニエル・メイズ - アダムの父
デアドラ・ヤング:シャーン・ブルック - アダムの母

ウォーロック・ダウリング:サムソン・マラッチーノ-アダムと同日に生まれたアメリカ外交官の息子
タデウス・ダウリング:ニック・オファーマン - イギリス在住のアメリカ外交官、ウォーロックの父
ハリエット・ダウリング:ジル・ウィンターニッツ - タデウスの妻、ウォーロックの母

シスター・ロカーシャス:ニーナ・ソサーニャ - ダウリング家の赤子を反キリストの子とすり替えることを託された尼僧

ペッパー:アマ・リス - アダムの友達
ブライアン:イアン・ガルコフ - アダムの友達
ウェンズリーデイル:アルフィー・テイラー - アダムの友達

アナセマ・デヴァイス:アドリア・アルホナ - アグネス・ナッターの子孫
シャドウェル軍曹:マイケル・マッキーン - 現代の魔女狩り軍の生き残り
ニュートン・パルシファー:ジャック・ホワイトホール - アグネス・ナッターを火あぶりにした魔女狩り軍のパルシファー少佐の子孫
マダム・トレーシー:ミランダ・リチャードソン - 霊媒にして娼婦、シャドウェル軍曹の家主

戦争:ミレイユ・イーノス - ヨハネの黙示録の四騎士
汚染:ルールデス・ファビアズ- ヨハネの黙示録の四騎士
飢饉:ユスフ・ゲートウッド - ヨハネの黙示録の四騎士
死:ブライアン・コックス - ヨハネの黙示録の四騎士
配達人:サイモン・メレルズ - ヨハネの黙示録の四騎士を召喚する
アグネス・ナッター:ジョシィ・ローレンス - 預言者



その夜アジラフェルとクロウリーは振り返りながら集荷の人を待ちます。


集荷の人に四騎士のアイテムを預けます。


書店に帰ると言うアジラフェルに「燃えちゃったじゃないか。うちに泊まってもいいよ」とクロウリー。
「天国で問題視される」
「もう関係ない、俺たちは俺たちだ。」
ふたりはバスに乗ります。



翌日、アダムは世界を再始動し過去と現在を変えました。
書店も元通りになり死んだ人もよみがえり破壊されたものも修復されました。
ベントレーも元通りになっていましたがタクシーに乗るクロウリー。


お父さんに外出禁止されたアダム。
ドッグを庭で遊ばせる許可をお母さんにもらいました。


公園で昨日から今日にかけての出来事を話しているふたりですが
それぞれ地獄と天国に連れ戻されてしまいます。


冒頭のベルゼブブの裁判に戻ります。
クロウリーは聖水を満たしたバスタブに、アジラフェルは地獄の業火の中に入る事になりました。


アナセマに荷物が届きます。
それはアグネスから300年以上保管されこの日に届けるよう手配された箱でした。
箱の中には預言書の続きが入っていました。


シャドウェルはマダム・トレイシーとロンドンを離れて一緒に住むことにしました。


アジラフェルとクロウリーはそれぞれ炎と水に入りますが無傷でした。
お互い関わらないと約束し無罪放免となります。


アナセマは届いた予言を燃やすことにしました。


ペッパーたちがアダムを誘いに来ますがアダムは庭から出ることができません。
悲しげにペッパーたちを見送るアダム。
ドッグが庭の生け垣を飛び越えようとしています。
「ダメだ、ドッグ。お前が出たら僕は追いかけないといけないだろう?」
そう言ってアダムはドッグの前の生け垣を枯らしてしまいます。

外に出たアダムはアナセマたちに手を振ります。


実はアジラフェルとクロウリーはお互いに化けていました。
次に何か起きるまで安全だな、とクロウリー。
「次に起こるとしたら天国と地獄が人間と闘うんだ。」


ふたりはホテルリッツでランチ。
「作戦が上手くいったのは君に善良な心が残っているからだ」とアジラフェル。
「君には友人として魅力的な欠点があるからだ」とクロウリー。

この日は珍しくバークリー広場でナイチンゲールが鳴きました。

THE END

ラストは「A Nightingale Sang In Berkeley Square」(バークリー・広場のナイチンゲール)が流れるんですが
いやー、本当にこのふたりの関係は恋愛みたいですね。


細かい部分を乱暴に端折ったあらすじでしたが
このドラマは細かい部分にとても魅力があると思うんですよ。
紹介できなくて残念です。

絶大なパワーを持つ反キリストが普通の家庭で育って良い友達に恵まれたことで正しい選択ができました。
かんきょうというものはとても大事なんですね。

子どもを入れ替えるときのちょっとした手違いが世界を救ったのも面白いです。


多くのSHERLOCK界隈の人たちが夢中になっているこのドラマ。
みんな天使と悪魔の関係やバディや友情ものが好きなんですよ。私も好物です。
すごく面白かったしシーンさんもテナントさんも大好きですがでもそんなに夢中にはなれませんでした。
やっぱりシャーロックが恋しいので・・・未練がましいったら。

ここまでおつきあいくださりありがとうございました。

2 コメント

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同意です (あきこ)
2019-08-26 18:45:10
いかにも英国なブラックジョーク、宗教をギャグにしちゃう不謹慎さ、豪華キャスト・・・などなど、好みの要素が満載だったので「ドはまりするかも」と思って見始めましたが、そこまではいきませんでした。かなり楽しませてはもらったんですけどね。

やっぱり私も、なんだかんだいってベネディクトさんとマーティンの「SHERLOCK」が好き・・・。

作家のアンソニー・ホロヴィッツのインタビューに激しく同意しました。
「彼(ベネディクトさん)とワトソン役のマーティン・フリーマンはすばらしい組み合わせです。世界で最もビッグなスターの二人をこの役で使えたわけですから、プロデューサーたちはどれだけ幸運だったことか」
「最初はとても気に入りましたが、半分くらいすぎると道に迷ってしまったように思います」
「『SHERLOCK』はいろいろな才能が完璧に融合した作品です。私の唯一の不満は、さきほど言ったように、途中で少し脱線したことです」
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Re.同意です (dico)
2019-08-27 20:44:22
あきこさん
ですよね、ですよね。
すごく面白かったのですがやはりシャーロックは超えられませんでしたね。

アンソニー・ホロヴィッツさんのそんなステキなインタビューがあったのですか。
しかもすごく核心をついてますね。やっぱりプロの目から見ても脱線だったんですね。
ほんと、あんな幸運はなかなかないですよ。
いつかまたこのシャーロックとジョンに会いたいですね。
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