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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 1-3 The Great Game その11

2016-07-02 22:56:33 | Sherlock S1E3
「大いなるゲーム」

Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss

ジョンはフィアンセのルーシーに話を聞きます。

L「彼はやってないわ。」
JW「もしかしたら、という事もある。」
L「ウェスティは裏切り者じゃない。ひどい事を言わないで!」
JW「ごめん、だけど君もきちんと状況を把握しておかないと・・・・」
L「上層部がそう考えているのね?」
JW「彼は結婚を控えている若者だったし、借金も・・・」
L「誰にでも借金くらいあるわ。ウェスティは国を裏切って借金を清算するような人じゃない。」
JW「あの夜、何があったのか教えてくれるかな。」
L「私たちはずっと家でDVDを見てたの。」

L「彼、いつもは眠ってしまうんだけどその日は最後まで見てた。彼は無口だったわ。
突然、ある人に会いにいくと言い出したの。」
JW「誰に会いに行ったかわからないんだね?」

ジョンが帰ろうとしたときに玄関で兄のジョーと会います。

J「ルーシー。大丈夫か?」
L「ええ。」
J「彼は?」
JW「ジョン・ワトソンです。」
L「兄のジョーよ。ジョンはウェスティに何があったのか突き止めようとしてくれてるの。」
J「警察の人?」
JW「まあ、そんなようなものです。」
J「仕事しろって言っておけよ。話にもならない。」
JW「全力を尽くしますよ。」

ジョーが家の中に入っていきます。

JW「今日はありがとう。おかげで助かったよ。彼のことは本当に残念だ。」
L「彼は盗んでいないのよ。ウェスティの事はよく知ってるの。彼は善良な人間だった。」

ジョンは複雑な表情で帰路につきます。

その夜、221Bの近くにホームレスの女性がいます。
「小銭はいかがですか?」

シャーロックが221Bの前で待っているとジョンがタクシーで帰ってきます。

JW「アレックス・ウッドブリッジはアートについて特別な事は何も知らなかったよ。」
SH「で?」
JW「で・・・」
SH「それだけ?習慣はないのか?趣味とか何か特徴は?」
JW「ちょっと待ってくれ!彼はアマチュアの天文学者だった。」
シャーロックはホームレスの女性に近づきながらジョンに「タクシーを待たせておいてくれ。」と言います。

「小銭はいかがですか?」と女性に「いただくよ。」とシャーロック。
女性に渡されたメモには「VAUXHALL ARCHES」と書かれていました。

ヴォクソールの鉄道の高架下なんでしょうか。

「僕が真面目に働いたおかげだな。行こう。」とシャーロックはタクシーに乗ります。

そして、あの場面です。

SH「きれいだと思わないか?」
JW「君はこういうのに興味がないと思ってたよ。」
SH「良さがわからないわけじゃないよ。」

つまり「ジョン、星がきれいだよ。」って事ですか?
何でしょうね、このデートくさい会話は。
単に推理のヒントが星なだけで御大たちのサービスではないんでしょうけど。いや、サービスって何だ(笑)
この場面、最初はシャーロックの情緒がちょっと育ってきてるからかなと思いましたが、
よく考えてみれば子どものころからクラシックをやってきている人なのでこういった情緒はあるんですよね。
単に興味がないだけでちゃんと価値はわかってる人なんでしょうね。


JW「アレックス・ウッドブリッジはフラットの留守番電話にメッセージを受け取っていたよ。
ケアンズ教授だったかな?」
SH「こっちだ。」
JW「いいね。なかなかナイスな場所だ。えーっと、いつでも説明してくれて構わないけど。」
SH「ホームレスネットワークだよ。僕には不可欠なものだ。」
JW「ホームレスネットワーク?」
SH「街のいたるところで僕の目や耳となるんだよ。」
JW「なるほどね。で、君は彼らの背中を掻いて・・・」
SH「そう、そのあと自分を消毒するんだ。」
ここの「you scratch their backs and...(背中を掻く)」、
多分本来はこのあとに「They scratch yours」って続き、「持ちつ持たれつな関係」の意味になるんだと思いますが、
それを言わずに「消毒するんだ」となってるのが、オシャレなんじゃないかと。


更に奥に進んでいくふたり。
そこでゴーレムらしき人影を発見し、ひとまず隠れて様子を見ます。

JW「野宿なんかして何をやってるんだ?」
SH「彼の外見はかなり特徴的だからだよ。うわさにならないように隠れなければならない。」
JW「しまった・・・」
SH「何だ?」
JW「持って来れば・・・」
シャーロックはジョンに銃を見せ「礼はいらないぞ。」と言ったその時、
ゴーレムがどこかに向かって走り出したので慌てて後を追いますが、ゴーレムは車に乗って走り去ってしまいました。

SH「No, no, no, no! 彼を見つけ出すのにまた時間がかかる。」
JW「そうでもないよ。どこに行ったか大体の見当はつく。」
SH「え?」
JW「誰かがアレックス・ウッドブリッジにメッセージを残したって言っただろう?
電話帳にケインズ教授という名前はそんなに多くはない。」

場面はプラネタリウムに変わります。
ケインズ教授がプロジェクターで映し出される来場者用の映像を見ています。
ホルストの組曲「惑星」の「火星」をBGMに星の映像にナレーションが入ります。


ケインズ教授→PK ナレーション→NA

NA「木星は太陽系第5惑星で最大の惑星です。木星は巨大ガス惑星です。直径は地球の11倍あります。」
PK「それは知ってるわ。」
教授は早送りをします。
NA「タイタンは一番大きな月です。」
PK「ネプチューンを探しているのよ。どこに隠れているの?」
再び早送り。
その時、教授の背後に人影が忍び寄ります。
NA「多くの星が既に滅び・・・」
PK「トム?あなたなの?」
NA「・・・超新星爆発が起こりました。」
ゴーレムが教授に襲い掛かり、そのはずみで映像が繰り返し同じ場面を映し出します。

NA「・・・・1846年にユルバン・ルヴェリエによって発見されました。」
NA「主成分は水素です。その光が地球に届くのは・・・」

その時、シャーロックとジョンが現れます。
SH「ゴーレム!」

教授は息絶えてしまいます。
映像が明るくなったり暗くなったりを繰り返しています。

NA「多くの星が既に滅び、超新星爆発が起こりました。」
SH「John! 」
JW「彼が見えないから僕は回り込むよ。」

シャーロックはゴーレムの姿を探します。
SH「今回、君を雇っているのは誰だ?ズンザ。」

ゴーレムが背後から近づきシャーロックに襲い掛かります。
シャーロックが必死に抵抗しているとジョンが銃を手に駆け寄ります。
JW「ゴーレム!」
そしてゴーレムに狙いを定めます。
JW「彼を離せ。さもないとお前を殺すぞ。」← かっこいー!かーーっこいいーーー!!


が、ゴーレムに銃を持った手を蹴られ、今度はジョンがピンチに。
シャーロックがボクシングで抵抗します。
が、シャーロックもすぐにやられ再びピンチになりますがホビットジョンが
ゴーレムに飛びかかったりして、しばらく戦いますが結局逃げられてしまいます。


ゴーレムが逃げるときにシャーロックが銃で撃ちますが当たりませんでした。
床を叩き、悔しそうなシャーロック。


この場面は動きが早いし暗いしでスクショが全然とれないのがとっても残念です。
かっこ悪くやられても、こうしてふたりで立ち向かっているのがいいんですよね。
いつかまたこんな場面が見たいですー、御大、プリーズ!!
それにしても、もう毎度のセリフになってしまいましたが、
「この頃のジョンは一体どこへ・・・・」

続きます。

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