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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

キャプテンアメリカ/シビルウォー 2/2

2016-05-25 07:34:48 | Marvel

Captain America: Civil War
Directors: Anthony Russo, Joe Russo
2016

続きです。

Civil war勃発。
何があっても絶対に友人を信じ見捨てないスティーブなのですが、
トニーは、え?私よりバッキーを選んじゃうの?、というショックから意地になってるような気もしないでもありません。

キャプテンアメリカ率いる青チーム。
キャプテンアメリカ
ウィンターソルジャー
ホークアイ
ファルコン
スカーレットウィッチ
アントマン

アントマン、最高でした。やっぱり映画観ようかなあ。

で、アイアンマン率いる赤チーム。
アイアンマン
ブラックウィドウ
ブラックパンサー
ヴィジョン
ウォーマシン
スパイダーマン

スパイダーマン、かわいすぎー(2度目)

スティーブはジモの計画を知りバッキーは無実だと訴えますが聞く耳を持たないトニー。
前作のアベンジャーズでソーをアスガルドに帰し、ハルクを行方不明にさせたのって、このためだったのかも。
ここにこのふたりが参戦したらあっという間に決着つきそうだもん。
いや、ソーがいないなんて私は寂しいけど。


チームキャプテンアメリカはとにかくスティーブとバッキーだけでも脱出させようと
チームアイアンマンを食い止め、最終的にはブラックウィドウもスティーブを援護し、
ふたりはジモを追いシベリアへ。

他のメンバーは収容施設に収監されてしまいます。
ローズは戦闘中に墜落し重傷を負ってしまいました。


トニーはジモが犯人だと独自に知ると収容施設に赴きサムにスティーブを行き先を聞き、
サムは友人として単独でスティーブに会いに行く事を条件に教えます。
シベリアに向かうトニーのあとをブラックパンサーも追います。

そして舞台はシベリアへ。
そこは昔、バッキーと同じウィンターソルジャーを作り上げていた施設でした。
そこで深い眠りについているソルジャーたちをジモが目覚めさせようと予測していたスティーブとバッキーは
施設に乗り込みますが、施設を前にしてふたりが穏やかに思い出話をするのがすごく良かったです。
バッキーを信じ続けるスティーブとそれに応えようとするバッキー。
バッキーの抑止力はスティーブなんだとあらためて感じました。


施設に侵入し警戒していたところにアイアンマンが入ってきました。
何となく和解をし、3人で捜索します。
よかったー、これで仲直りだね♪ なんてのん気な事を思っていました、私。


ウィンターソルジャーが眠っている部屋を見つけますが全員殺されていました。
そしてジモが登場。
ジモは悪の組織でもなんでもなく、ソコヴィアで犠牲になった父親と妻、そして子どものために
仕組んだアベンジャーズへの復讐でした。
自分では彼らには太刀打ちできないからと、彼らをお互いに戦わせ自滅させようとしていました。

冒頭でトニーがMITで公開していた研究は自分の記憶をバーチャルで再現し、
やり直したい過去に戻って相手に言えなかったことを伝えるというものでした。
この時は、トニーが両親が自動車事故で死ぬ前に父に言えなかった言葉を伝えています。
「過去は変えられないけれど。」トニーはそう説明しています。

一方、その頃洗脳状態に戻されたバッキーに課せられた任務はウィンターソルジャーを作り上げるための血清の奪取する事。
つまり、バッキーは車に血清を積んでいたトニーの両親を自動車事故の装って殺し血清を奪ったんです。
ジモによってトニーはその映像を見せられ、真相を知ります。

ここからが本当のCivil warなんですね、きっと。
バッキーに襲い掛かるトニーとバッキーをかばうスティーブ。
スティーブも知っていて隠していたと知るとトニーの怒りはさらに増大します。
バッキーは洗脳状態にあったこと、そして今バッキーを殺しても過去は変えられないとスティーブは言います。

トニーとスティーブの死闘は見ていて本当にいたたまれなかったです。
誰が悪いわけではないのだけど。
バッキーの意思ではないにしろあの映像を見たらトニーだって「はい、そうですか」っておさまらないだろうし。
バッキーに罪はないしスティーブにとって大事な友人だというのはわかるんだけど、
もうちょっとこう、トニーの気持ちを受け止めてあげてほしいと思いました。


劣勢になるもトニーのリアクターを盾で破壊し戦いが終わります。
スティーブが去ろうとした時にトニーは「盾を置いていけ、父が作った盾だ。」と言うので
スティーブは盾を置いて消えていきます。

待って、このまま決裂なのーー??(涙)

一方、目的を遂げたジモは自殺をしようとします。
すべてを理解し復讐のなんたるかを理解したティ・チャラはジモを止め、生きて償えと逮捕させます。
逮捕されたジモにロスが残念だったなと言いますがただ不敵に笑っています。復讐は遂げられてますしね。

後日トニーの元にスティーブから手紙と携帯電話が届きます。
トニーの両親を殺したのが誰なのか知っていた事、
それがトニーを守るためだった事、黙っていた事への謝罪、
そして必要な時にはいつでも駆けつけるから呼んでくれ、と書いてありました。
(すみません、うろ覚えです・・・)
スティーブは収容所から仲間たちを助け出しておしまいです。

キャストのクレジットのあとに、
ピーターがトニーからウェブ・シューターを起動させるとスパイダーマンのマークが映し出されるエピソードと、
エンドクレジットのあとに、
バッキーとワカンダ王国に行きます。
バッキーは洗脳を解く方法が見つかるまで自ら冷凍睡眠することを選び、
ティ・チャラの協力で眠りにつくというエピソードが流れました。
(もしかしたら逆だったかも・・・)

キャプテンアメリカは2作とも完成度が高いと思ったけど今回もすごかったです。
これだけの人数のヒーローたちをまんべんなく活躍させ、かつスティーブとバッキーに焦点をあて
復讐というテーマを昇華させて、ベッキーの話もきちんと完結させていました。
ルッソ兄弟が高い評価を受けているのも納得です。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーも楽しみになってきました。

なぜこの映画がアベンジャーズではなくキャプテンアメリカなんだろうとずっと思っていましたが
確かにこれは「キャプテンアメリカ」の映画でした。


ラストは少しだけ救いはあるもののやはり切ないです。
盾を手離したスティーブはどうするのでしょうね。

優秀な人材が多いグループほどいつかはぶつかり合うし、
それを乗り越えた時にはさらに強い絆が生まれるのでしょうけど・・・
仲間が争って分裂するってとても辛いですよね。


それにしてもこれからどうなってしまうんでしょ。
そしてソーの行方も気になります。ソー3も早く観たいわ。

しかし、マラカイトさんに聞いていましたがラストのおまけがストレンジさんではなかったのがやっぱり寂しい・・・
次作はストレンジではなくブラックパンサーだったりして・・・なーんて。

この映画をごるちゃんと観に行くことになった時、
マーベル映画をまったく見たことが無い彼女がアベンジャーズならともかくキャプテンアメリカの、
しかも3作目を見るのはさすがにハードル高すぎるだろうから、
見る前に人物相関図を作っておくからねー、なんて言ってたのに結局作れないままだったので、
ものすごくわけのかわらない映画になったんじゃないかと・・・・スマン、ごるちゃん。

でもコメディネタもちりばめてあったから少し楽しめたようです。
彼女はブラックパンサー、ティ・チャラが気に入ったそうです。えー、ちょっと意外。
SWではポーを気に入っていたら今回はバッキーかなあと思ってたんだけど。
まあ、ブラックパンサーはカッコよかったし美味しい役どころかも。
でもふたりとも一番のお気に入りはスパイディでした。
スパイディの画像もまだ全然出回ってないのがさみしいです。