ネタバレを含むストーリーの詳細ですのでご注意ください。
※リストの部分、Mistyさんからご指摘いただいたので青字で修正しています。
毎度ありがとうございます!
夢うつつのシャーロックは着陸したと声をかけられ、
「やめてくれ、よりによってこんな時に!」と怒っています。
そしてマイクロフトとジョン、メアリーが飛行機に乗り込んできました。
MH:我々が想像していたよりも若干短い亡命だったな、弟よ。しかしOCDのレベルにはじゅうぶんだろう
マイクロフトがそんな事を言いながらシャーロックに近づくといきなり
「戻らないと!」と言うので「え?」と怪訝そうな顔をします。
SH:もう少しだった、もう少しでわかったんだ!
MH:お前は何を言っているんだ?
JW:どこに戻るんだ?そんなに遠くには行ってないぞ。
SH:リコレッティと忌まわしき妻だ!わからないか?
MM:わかるわけないわ。あなたの言葉は意味をなしていないのよ、シャーロック。
SH:100年前に起きた有名な事件だ。
僕のハードディスクに格納してあったんだ、彼女は死んだように見えたけど戻ってきた。
JW:それって、モリアーティのようにか?
SH:そう、モリアーティのように、彼女は自分で頭を撃ちぬいた。
MM:だけどあなたは知った知ったばかりじゃない。
国中のあらゆるモニターに彼が出ていることが発覚した事を。
SH:だから?マイクロフトの電話から5分たってるぞ。進展はあったのか?何をしてた?
そんなシャーロックにジョンが鼻で笑います。
JW:それよりも、君は何をしていたんだ。
SH:もちろん、マインドパレスにいたんだ。
JW:そうだよな。
SH:実験してたんだ。もし僕が1895年にいたらどうやって犯罪を解決していたのか?
それを聞いたマイクロフトはあきれたように「シャーロック・・」と座席に座ります。
SH:ディティールも完璧にしたんだ。僕はこの目で見てたんだ、何もかもすべて。没頭していた。
MH:そうだろうね。
メアリーはシャーロックのモバイルを手に取ると
「ジョンのブログを読んでいたのね。あなたたちのなれ初めの話。」と言います。
※多分、メアリーが手にしたのはシャーロックのモバイルなんじゃないかと思うのですが。
てか、飛行機に乗ってすぐに出会った頃のブログを読むなんて
どんだけジョンとの別れが辛かったんだ、シャーロック・・・・(涙)
SH:時々、ジョンの目を通して自分を見ると役に立つ。僕はかなり賢いんだ。
MH:誰もがお前を信じると本当に思っているのか?
JW:いや、彼ならやるよ、僕は見てきたんだ。マインドパレス。彼の頭には世界がまるごと入っているかのようだ。
SH:そう、だから僕は戻る必要があるんだ。
MH:マインドパレスは記憶術だ。それで何ができるのか私も知っているし、できないことが何なのかもよくわかっている。
SH:あんたが知らない事がひとつやふたつはあると思うけど。
MH:そうかね。リストは作ってあるか?
SH:太っただろう。そのベストは明らかにジャケットよりも新しいな。
MH:黙るんだ!リストは作ったのか?
SH:何の?
MH:全てだよ、シャーロック。お前が摂取したものすべてだ。
JW:そんなわけないよ、彼は一種のトランス状態じゃないのか。
ジョンが言い終わると同時にリストのメモを投げるシャーロック。
それを拾い上げたジョンが中を見て驚いた顔をします。
MH:私と弟は契約を交わしているんだよ、あの日からずっとね。
どこで見つけても、スラム街や安宿であろうと必ずそこにリストがある。
JW:5分じゃこんなにやってるわけないよ。
MH:彼は飛行機に乗る前からハイになっていた。
MM:ハイになっているようには見えなかったわよ。
MH:中毒者は人を騙すんだよ。
SH:僕は中毒じゃない、ユーザーだ。
退屈しのぎになるし、時々思考のプロセスを高めてくれるんだ。
JW:冗談じゃないぞ!これは君を殺すこともできるんだ!君は死にたいのか!
SH:使用をコントロールすれば通常死に至る事はないし自制したところで死なないわけでもない。
「君は何をしているんだ?」とマイクロフトがメアリーに話しかけます。
「エメリア・リコレッティを調べてるの。」とメアリーは自分のモバイルを操作しながら答えます。
MH:やろうと思っていたんだ。私ならMI5の重要なアーカイブにもアクセスできる。
MM:私が見ているのはそこよ。
MH:君はMI5のセキュリティを何だと思ってるんだ?
MM:グッドアイデアだと思うけど。
エメリア・リコレッティは彼が言うように「未解決」になってるわ。
SH:君たち全員、5分でいいから黙っててくれないか!戻らないといけないんだ。
君たちが乗り込んでぺちゃくちゃ喋りはじめなければ、到達できたんだ。
JW:ぺちゃくちゃ?悪かったな、僕たちは君のセッションの邪魔をしたってわけ?
MH:よく聞きなさい、シャーロック。
SH:いやだ、あんたを助長させるだけだ。
MH:私はお前に対して怒っているわけではないよ。
SH:ああ、それはよかった。僕はすごく気になってたんだ・・・・いや、待てよ、僕は気になんてしてないぞ。
MH:以前はお前のそばにいたんだ。またそうする事にするよ。
常に私が守ってやろう。これは私の責任だ。
※最近「I'll be there for you 」というタイトルの曲で動画を作りましたが
私としてはこのセリフはジョンに言ってほしかったんです(涙)
SH:あんたには関係のない事だ。
MH:独房に1週間入ったな。私は気づくべきだったよ。
SH:何を?
MH:お前の場合、独房監禁はお前の最大の敵と一緒にそこに入る事になるんだと言う事をね。
SH:何を言ってるんだ!
JW:モルヒネか?それともコカインか?
SH:何て言った?
JW:何も言っていない。
SH:いや、言ってた・・・ワトソンの声で。今日はどっちだ?モルヒネ?それともコカインか?
「ホームズ?」
JW:モルヒネとコカイン、今日はどっちだ? 言えよ、くそ!
SH:モリアーティがきた。
JW:モリアーティは死んだよ。
SH:僕は飛行機に乗ってた。
JW:何だって?
SH:君と、マイクロフトがいた。
JW:君は部屋から出ていないんだ、ホームズ。それで、モルヒネか?それともコカイン?
SH:コカイン。7%溶液だ。君もやってみるか?
JW:やらないよ。しかし私は君が所有しているもの全部探し出して窓から外に流してやりたいよ。
SH:僕は君を止めないといけないな。
JW:強引にでも、君に思い出させてやろうか。どちらがソルジャーでどちらが麻薬中毒かって事を。
SH:君はソルジャーではない、医者だ。
JW:私は軍医なんだ、君の身体中の骨の名前を言いながらそれを順番に折っていけるんだぞ。
SH:Oh, Dear watson. 君は感情で判定がくもっているんだ。
JW:捜査中はやるな、約束したよな、絶対にやらないって。
SH:違うよ、それは君の小説の中で僕が言ってたんだ。
JW:いいか、私は君のためならバカの真似だって喜んでするんだ。
私はバカみたいに君の後ろで走りまわるし、君が望めば君を賢く見せたりするんだ。
だがまずは、自分で標準以上の生活を維持しろよ。
SH:なぜ?
JW:みんなが君を必要としているからだ。
SH:なぜだ?君のバカみたいな小説のためか?
JW:そうだよ、私のバカみたいな小説のためだ。
その時、アーチー君が電報を持ってきます。
「Mr.ホームズ、電報です。」
シャーロックは電報を読むとジョンを見ます。
JW:どうした?何があった?
SH:メアリーだ。
JW:メアリー?彼女がどうかしたのか?
SH:危険な状況にあるかもしれない。
JW:危険?
SH:一刻の猶予もならない。
JW:コカイントークじゃないのか?メアリーにどんな危険があると言うんだ。
彼女は友人の家に遊びに行っているだけだと思うぞ。
SH:Come on!
よろけながら階段を降りるシャーロック。
JW:何があったんだ? そもそも君は行ける状態にあるのか?
SH:メアリーのためだよ。心配するな、ワトソン。心配はいらない。
コートを着ながらシャーロックは呻きながら倒れそうになります。
「ホームズ?」と手を貸そうとするワトソンに「大丈夫だ!」とシャーロックは、
シルクハットに手を伸ばしますがワトソンがそれを制し、
「それじゃない!こいつだ。」と鹿撃ち帽を渡します。
SH:なぜだ?
JW:君はシャーロック・ホームズなんだ。こいつじゃなきゃダメだ。
ふたりは馬車に乗り込みます。
※マイクロフトの独房の話は何度も考えたんです。
S2のモリアーティを監禁した話かなーとも思いましたが、
S3でシャーロックが何度か刑務所に入ったような話をマイクロフトがしていたので
結局、それを前提にしちゃいました。間違ってたらすみませんです。
ジョンとの会話も難しいですがマイクロフトとの会話も遠回しすぎて難しいです。
※リストの部分、Mistyさんからご指摘いただいたので青字で修正しています。
毎度ありがとうございます!
夢うつつのシャーロックは着陸したと声をかけられ、
「やめてくれ、よりによってこんな時に!」と怒っています。
そしてマイクロフトとジョン、メアリーが飛行機に乗り込んできました。
MH:我々が想像していたよりも若干短い亡命だったな、弟よ。しかしOCDのレベルにはじゅうぶんだろう
マイクロフトがそんな事を言いながらシャーロックに近づくといきなり
「戻らないと!」と言うので「え?」と怪訝そうな顔をします。
SH:もう少しだった、もう少しでわかったんだ!
MH:お前は何を言っているんだ?
JW:どこに戻るんだ?そんなに遠くには行ってないぞ。
SH:リコレッティと忌まわしき妻だ!わからないか?
MM:わかるわけないわ。あなたの言葉は意味をなしていないのよ、シャーロック。
SH:100年前に起きた有名な事件だ。
僕のハードディスクに格納してあったんだ、彼女は死んだように見えたけど戻ってきた。
JW:それって、モリアーティのようにか?
SH:そう、モリアーティのように、彼女は自分で頭を撃ちぬいた。
MM:だけどあなたは知った知ったばかりじゃない。
国中のあらゆるモニターに彼が出ていることが発覚した事を。
SH:だから?マイクロフトの電話から5分たってるぞ。進展はあったのか?何をしてた?
そんなシャーロックにジョンが鼻で笑います。
JW:それよりも、君は何をしていたんだ。
SH:もちろん、マインドパレスにいたんだ。
JW:そうだよな。
SH:実験してたんだ。もし僕が1895年にいたらどうやって犯罪を解決していたのか?
それを聞いたマイクロフトはあきれたように「シャーロック・・」と座席に座ります。
SH:ディティールも完璧にしたんだ。僕はこの目で見てたんだ、何もかもすべて。没頭していた。
MH:そうだろうね。
メアリーはシャーロックのモバイルを手に取ると
「ジョンのブログを読んでいたのね。あなたたちのなれ初めの話。」と言います。
※多分、メアリーが手にしたのはシャーロックのモバイルなんじゃないかと思うのですが。
てか、飛行機に乗ってすぐに出会った頃のブログを読むなんて
どんだけジョンとの別れが辛かったんだ、シャーロック・・・・(涙)
SH:時々、ジョンの目を通して自分を見ると役に立つ。僕はかなり賢いんだ。
MH:誰もがお前を信じると本当に思っているのか?
JW:いや、彼ならやるよ、僕は見てきたんだ。マインドパレス。彼の頭には世界がまるごと入っているかのようだ。
SH:そう、だから僕は戻る必要があるんだ。
MH:マインドパレスは記憶術だ。それで何ができるのか私も知っているし、できないことが何なのかもよくわかっている。
SH:あんたが知らない事がひとつやふたつはあると思うけど。
MH:そうかね。リストは作ってあるか?
SH:太っただろう。そのベストは明らかにジャケットよりも新しいな。
MH:黙るんだ!リストは作ったのか?
SH:何の?
MH:全てだよ、シャーロック。お前が摂取したものすべてだ。
JW:そんなわけないよ、彼は一種のトランス状態じゃないのか。
ジョンが言い終わると同時にリストのメモを投げるシャーロック。
それを拾い上げたジョンが中を見て驚いた顔をします。
MH:私と弟は契約を交わしているんだよ、あの日からずっとね。
どこで見つけても、スラム街や安宿であろうと必ずそこにリストがある。
JW:5分じゃこんなにやってるわけないよ。
MH:彼は飛行機に乗る前からハイになっていた。
MM:ハイになっているようには見えなかったわよ。
MH:中毒者は人を騙すんだよ。
SH:僕は中毒じゃない、ユーザーだ。
退屈しのぎになるし、時々思考のプロセスを高めてくれるんだ。
JW:冗談じゃないぞ!これは君を殺すこともできるんだ!君は死にたいのか!
SH:使用をコントロールすれば通常死に至る事はないし自制したところで死なないわけでもない。
「君は何をしているんだ?」とマイクロフトがメアリーに話しかけます。
「エメリア・リコレッティを調べてるの。」とメアリーは自分のモバイルを操作しながら答えます。
MH:やろうと思っていたんだ。私ならMI5の重要なアーカイブにもアクセスできる。
MM:私が見ているのはそこよ。
MH:君はMI5のセキュリティを何だと思ってるんだ?
MM:グッドアイデアだと思うけど。
エメリア・リコレッティは彼が言うように「未解決」になってるわ。
SH:君たち全員、5分でいいから黙っててくれないか!戻らないといけないんだ。
君たちが乗り込んでぺちゃくちゃ喋りはじめなければ、到達できたんだ。
JW:ぺちゃくちゃ?悪かったな、僕たちは君のセッションの邪魔をしたってわけ?
MH:よく聞きなさい、シャーロック。
SH:いやだ、あんたを助長させるだけだ。
MH:私はお前に対して怒っているわけではないよ。
SH:ああ、それはよかった。僕はすごく気になってたんだ・・・・いや、待てよ、僕は気になんてしてないぞ。
MH:以前はお前のそばにいたんだ。またそうする事にするよ。
常に私が守ってやろう。これは私の責任だ。
※最近「I'll be there for you 」というタイトルの曲で動画を作りましたが
私としてはこのセリフはジョンに言ってほしかったんです(涙)
SH:あんたには関係のない事だ。
MH:独房に1週間入ったな。私は気づくべきだったよ。
SH:何を?
MH:お前の場合、独房監禁はお前の最大の敵と一緒にそこに入る事になるんだと言う事をね。
SH:何を言ってるんだ!
JW:モルヒネか?それともコカインか?
SH:何て言った?
JW:何も言っていない。
SH:いや、言ってた・・・ワトソンの声で。今日はどっちだ?モルヒネ?それともコカインか?
「ホームズ?」
JW:モルヒネとコカイン、今日はどっちだ? 言えよ、くそ!
SH:モリアーティがきた。
JW:モリアーティは死んだよ。
SH:僕は飛行機に乗ってた。
JW:何だって?
SH:君と、マイクロフトがいた。
JW:君は部屋から出ていないんだ、ホームズ。それで、モルヒネか?それともコカイン?
SH:コカイン。7%溶液だ。君もやってみるか?
JW:やらないよ。しかし私は君が所有しているもの全部探し出して窓から外に流してやりたいよ。
SH:僕は君を止めないといけないな。
JW:強引にでも、君に思い出させてやろうか。どちらがソルジャーでどちらが麻薬中毒かって事を。
SH:君はソルジャーではない、医者だ。
JW:私は軍医なんだ、君の身体中の骨の名前を言いながらそれを順番に折っていけるんだぞ。
SH:Oh, Dear watson. 君は感情で判定がくもっているんだ。
JW:捜査中はやるな、約束したよな、絶対にやらないって。
SH:違うよ、それは君の小説の中で僕が言ってたんだ。
JW:いいか、私は君のためならバカの真似だって喜んでするんだ。
私はバカみたいに君の後ろで走りまわるし、君が望めば君を賢く見せたりするんだ。
だがまずは、自分で標準以上の生活を維持しろよ。
SH:なぜ?
JW:みんなが君を必要としているからだ。
SH:なぜだ?君のバカみたいな小説のためか?
JW:そうだよ、私のバカみたいな小説のためだ。
その時、アーチー君が電報を持ってきます。
「Mr.ホームズ、電報です。」
シャーロックは電報を読むとジョンを見ます。
JW:どうした?何があった?
SH:メアリーだ。
JW:メアリー?彼女がどうかしたのか?
SH:危険な状況にあるかもしれない。
JW:危険?
SH:一刻の猶予もならない。
JW:コカイントークじゃないのか?メアリーにどんな危険があると言うんだ。
彼女は友人の家に遊びに行っているだけだと思うぞ。
SH:Come on!
よろけながら階段を降りるシャーロック。
JW:何があったんだ? そもそも君は行ける状態にあるのか?
SH:メアリーのためだよ。心配するな、ワトソン。心配はいらない。
コートを着ながらシャーロックは呻きながら倒れそうになります。
「ホームズ?」と手を貸そうとするワトソンに「大丈夫だ!」とシャーロックは、
シルクハットに手を伸ばしますがワトソンがそれを制し、
「それじゃない!こいつだ。」と鹿撃ち帽を渡します。
SH:なぜだ?
JW:君はシャーロック・ホームズなんだ。こいつじゃなきゃダメだ。
ふたりは馬車に乗り込みます。
※マイクロフトの独房の話は何度も考えたんです。
S2のモリアーティを監禁した話かなーとも思いましたが、
S3でシャーロックが何度か刑務所に入ったような話をマイクロフトがしていたので
結局、それを前提にしちゃいました。間違ってたらすみませんです。
ジョンとの会話も難しいですがマイクロフトとの会話も遠回しすぎて難しいです。