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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

メン・イン・ブラック MIB

2013-05-03 11:29:16 | 映画+SFファンタジー


Patrice Rushenの「Forget Me Nots」が大好きでよく聴いていたので


この映画の主題歌、ウィル・スミスの「Men in Black」が出たときも時々聴いていたし


当時、マルちゃんが麺インブラックを出したくらい流行したこの映画、


流行の波にのれず、観る機会を逸したまま今日に至るわけですがこの度「MIB3」まで一気に観てしまいました。
楽しいですねーこの映画。
トミー・リー・ジョーンズは「逃亡者」のジェラルド捜査官のイメージがあったのでびっくりしました。
相変わらず扱いにくいおっさんな役なのですが、それがぴったりはまってましたね。
ウィル・スミスとのやりとりも最高に面白いです。

異星人の入国?入星?まー地球を訪れる異星人を管理したりひそかに地球で生活している異星人たちを監視したりする秘密組織「MIB」
この組織のエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)の相棒が老いたのを理由に引退を決意。新しい相棒を探していたとき、
NY警察の警官、ジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)が追跡した犯人が異星人だったことを知り、彼をスカウトしエージェントJとして組むことになります。


しかし、エイリアンや世界の滅亡、最終戦争とかターミネーターとかなぜいつも世界の命運を握るのはアメリカなのか?
などと考えてはイケマセン。アメリカ映画なんだからそれでいんです。
日本だって世界を背負って小学生が戦うんですから(笑)

さて、MIBのエージェントになる際には社会保障番号からクレジットカードの信用情報まで一切のデータが消されジェームズ・エドワーズという人間はいなくなり、エージェントJとなります。
そして街中であばれる異星人を捕獲したり異星人用の武器でやっつけたりしますが、そんな派手な事をしてなぜずっとニュースとかにならないの?と疑問も持ちますが、やっつけたあとはちゃんと記憶を操作する光線が出る「ニューらライザー」で市民の記憶も消しておきます。


大事件を2人で解決した後、Kが自分の記憶を消すようにJに言います。JはパートナーではなくKの後継者だったのです。
記憶を消されたKは市民として、Jは新しいパートナーといつものようい仕事をします。
ここまでがMIBの1で、2はKのいない秘密組織、MIBから始まりますが2と3は次回に続きます。

ファイナルカウントダウン

2013-03-17 18:10:56 | 映画+SFファンタジー
1980年に公開されたこの映画、内容としてはタイムトラベルもので当時は日本でも戦国自衛隊が流行りました。
マイケルダグラスのお父さん、カークダグラスと、チャーリーシーンのお父さん、マーティンシーンが出演していますが、
誰が何と言おうと主役はやはり「航空母艦ニミッツ」でしょう。空母が舞台ではあるのですが、とにかく出る出るw

もちろん艦載機もF4やF14が至る所に出てきてこれはトップガンの比ではありません(笑)
海軍全面協力なのでニミッツの宣伝ですか?てな感じですけど、この協力が原因で訴訟問題になりトップガンで協力を得る時にはかなり厳しかったようです。

ストーリーは空母ミニッツがハワイ沖を航行中に奇妙な嵐に遭遇し、1941年12月6日にタイムスリップしてしまいます。

日本時間だと12月7日、つまり真珠湾攻撃の前日なんですね。
日本の真珠湾攻撃を知った艦長(カークダグラス)は、攻撃をくいとめるべく参戦を決意します。
と、さくっと書くとこんな感じでシンプルなストーリーなんでやはりニミッツの宣伝かと(笑)

で、なぜ日本の攻撃を知るかと言うとゼロ戦に遭遇するんです。んで、F14がゼロ戦と戦うんですが何というかもう大人と子供のけんかで、あまりにもゼロ戦がかわいそうでした。
ニミッツも当時は最新母艦ですが、今の母艦はもっとすごいですからここ数十年の兵力の飛躍は本当にすごいですね。

かわぐちかいじの漫画「じぱんぐ」ではミッドウェー海戦まっただ中にイージス艦がタイムスリップしますが、
ここでは、歴史を変えることのリスクを考慮し、参戦せず静観しますが、アメリカ軍ときたら「いつ、どこにいても我々は国のために戦う」なんて言って参戦しようとするんですから、何というか国民性が出ていて面白いですね。


2001年宇宙の旅

2013-02-15 18:52:47 | 映画+SFファンタジー
この映画、公開したのって1968年なんですよね。
60年代に作られた映画とはとても思えないですよ。
SF、特に近未来の設定ってかなりリスキーじゃないですか。特に宇宙ものはコンピューターを含め電子機器なんて
当時の発想で作るととんでもなく古く感じるのですが、この映画はあまり感じないですね。
やっぱりそこはキューブリックマジックかとw


キューブリックは何といっても映像、というか構図と音の使い方が本当にすごい。
フルメタルジャケットとかシャイニングも音と構図で底知れぬ恐怖を表現していると思います。
私は特に無音の時の映像が好きですね。
2001年はクラシック音楽がよく使われていますが、これもSF映画においては当時は画期的でしたね。
美しき青きドナウを聞くと宇宙旅行に行きたくなります(笑)

2001年の真の主役とも言うべき、コンピューター「HAL9000」これってIBMなんですよね。
アルファベットをひとつずつずらしていくんです。H→I A→B L→M
知った時には「おおっ!」て目からうろこだったけど、ウィキみたら撮影当時はあちこちにIBMのロゴがあったけど
HALが殺人コンピューターと知って、引いちゃったらしいですよ。まー、企業にとってイメージは大切ですからね。
でもHALはやっぱりなくてはならない存在で(当たり前だけどw)あの感情のない話し方とか怖いけど好きだったな。
システムを止められそうになったときの「やめて、怖い」のセリフも感情全然なくて逆に怖かった。


そして、HALの何が怖いって、無音のアップの赤い光!あれもすんごくこわいーー。
でも、あのメモリーは今観てもステキですよね。すごいセンスいいわ!

2010年は、2001年の謎を解明した映画になっていますが、私はなんとなくHALの救済だと思ってます。
2001年では狂った殺人コンピューターのまま終わってしまいますが、2010年ではちゃんと人間の命を優先して自分を犠牲にするんです。

さて、最大の謎の「モノリス」
今はあちこちで解説されちゃってますが、昔はネットもなかったので結構議論されてましたよね。
「時間を具現化したもの」とか「進化を促すもの」とか。あとはかなり宗教がかった意見もありましたが、
そんなにちゃんと解明されなくてもいいのでは~と思います。観た人が持った印象でいいんですよ^^

それにしても
2001年どころか、2010年も過ぎちゃってますけどいつになったら宇宙の旅に行けるんでしょうね。
まずはエネルギー革命とコールドスリープの技術が進化しないとダメなんですかね。
先日、Huluに2010年がUpされていたので久しぶりに観たんですが、2010年なのにソ連がまだあって笑ったw
当時はソ連崩壊するなんて思わなかったんでしょうね。だから近未来SFはリスキーなんだって。