呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

ヒサゴ沼からの帰路と靴の破壊

2011年09月27日 | 北海道の山

【帰宅後のボロボロの靴(右の右足底はつま先側に白いプラスチックソールが見えます)】

 朝起きて最初の作業は靴の応急修理です。履いていたのはシリオの トレッキングブーツP.F.422GTX(4E+ワイズの幅広)ですが、ポリウレタンミッドソールの「経年変化による破損」による登山靴のソール剥がれなのです。

 もう10年近く履いていて、昨年からその兆候が出ていて、接着剤のアロンアルファで修理を繰り返してきましたが限度だと、昨年夏は代わりにキャラバンのグランドキングGK68(ワイドタイプ)を購入して履いて来ました。最近そのグランドキングのD環の1つ外れて修理に出しているのを忘れていて、未だ修理から戻っていなかったので、仕方なくシリオの トレッキングブーツを引っ張り出して履いたのです。なので、何時靴が崩れるか判らないので、応急修理を覚悟しながら履き潰す気でいたのです。

 右足はソールが全面に剥がれているので接着は諦め、左足の踵の接着や、つま先側が剥がれ始めている所を食い止める補強接着にかかります。靴が完全に乾いていないのと、泥落しが不十分なので一時しのぎにしかなりませんが、右足がソール無しでどの程度歩けるか、その感覚はどうかの実験をしてみようと思います。

 化雲岳に寄る積りだったのですが、靴の問題もあるので止めて直接戻る事にしました。最初は右足の靴はミッドソールが多少残っていたのでグリップが効きましたが次第に左右方向のグリップが弱くなり、終盤には前後のグリップまで弱くなり滑りやすくなりましたが、最後まで靴底の当たりの痛みは感じず、滑りやすさを除くと、普通に靴を履いた感覚で歩けました。

 登山口で確認すると、右足のソールは最後はミッドソールはすり切れてプラスチック(インナー)ソールが出てきたのです。白いソールは硬いプラスチック製だったのです。硬いプラスチックのお陰で岩角による靴底への突き上げを防いでくれていたのです。しかしプラスチックだったので滑り易かったのが理解できました。

 久し振りの本格的足慣らしはヘロヘロで終わりました。


【ヒサゴ沼避難小屋内部1F】

【ヒサゴ沼避難小屋内部2F】

【ヒサゴ沼避難小屋横のトイレ】

【ヒサゴ沼避難小屋前のテン場】

【ヒサゴ沼避難小屋から見た水場の雪渓方向】

【シリオの トレッキングブーツP.F.422GTX(4E+ワイズの幅広)】

【ソールが剥がれた右足(避難小屋で)】

【応急修理の左足(避難小屋で)】

【最初は左右方向のグリップが弱い(底側面がずれてめくれかかっている)】

【右手が化雲岳方面の分岐、正面が帰路方面】

【ヒサゴ沼避難小屋方面を振り返る】

【登り返し】

【ヒサゴ沼を振り返る。奥は石狩岳~ニペソツ山】

【トムラウシ山が左奥に見えてきました】

【日本庭園手前から見たトムラウシ山(正面左奥)に雲がかかり始める】

【トムラウシ山山頂手前の岩峰郡】

【山頂標識が見えました】

【展望が無く、面白くないトムラウシ山の山頂】

【山頂からの下り】

【南沼テントサイト方面が一瞬見えます】

【オプタテシケ山方面との分岐標識】

【前トムラウシ山が現れます】

【左手前が前トムラウシ山と奥のニペソツ山・ウペペサンケ山の展望が広がりました】

【帰路の一瞬雲が切れたトムラウシ山とトムラウシ公園】

【向こうの尾根に新道の水平道が見えます】

【ニペソツ山が見えます】

【ヒサゴ沼からの帰路のルート】



2 コメント

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よくここまで・・ (obusa)
2011-10-05 23:24:31
履きつぶしたもんですネ~(@_@;)
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ミッドソール (音岳)
2011-10-06 06:46:59
 右足の靴を、避難小屋の写真と帰宅後の写真を
比較してもらうと判りますが、ビブラム底が無い
と、劣化した「ミッド」ソールの破壊は早くて直
ぐにすり切れてしまいました。

 滑りやすい事を除くと、靴を履いている感じに
違和感はありませんでしたので、この靴と同じタ
イプのプラスチックソールが内装されておれば、
いきなりビブラム底が全面的に剥がれても、滑り
に注意しながら直ぐに下山すれば、何とかなると
いうのが判りました。
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