明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



K本に集合。今年は珍しく日曜日である。店が開いていると思う人がいないとも限らないので、出発までカーテンを閉め電灯を消して待つ。戦時中のようであるが、電灯をつけたとたんそんな客が顔を出した。今年は母も参加させていただくが、今拓哉さんは奥さんの岩崎宏美さんと参加。女将さんの体調を考慮し、今年はいくらか明るいうちにぞろぞろと富岡八幡へ。以前三の酉がある年は火事が多いと女将さんと話したとたんサイレンが聴こえたことがある。 神社の電球色の明かりはほのぼのとして良いものである。クサヤ好きの今さんに母がクサヤを渡すというので、宏美さんがクサヤ臭くなったらどうするんだ、と止めたが、ご夫婦で好きだというので渡す。富岡八幡のお酉様が数十年ぶりの母に写真を頼まれるが、携帯で母を撮ると、いつも肝心なところで保存を忘れて叱られる。店に戻って改めて飲みなおし、今年も無事一本締めにて。 二次会は拙著に出演のK2さん、Hさん家族、神奈川から参加のKさん。呼び出したSさん等と洲崎内の某店へ。ここはチューニングされたギターがずらりと並び、ベースドラムもそろっている。フォークを歌う人が多いので、歌本に入っていないかも、と私はエレキ歌謡の歌詞とコードを書いた紙を用意してきた。芸達者もいて楽しく過ごす。最後はK2さんともう一軒。帰って玄関を開ける前に、なんだか河童と付き合っているうちに11月になってしまったなあ、とふと夜景を眺めて階段を踏み外し、思い切り膝をぶつける。河童を思って膝の皿を割ったら、シャレにもならないところであった。

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