明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一休宗純の仕上げ。雲水姿の一休は、写真作品には朱塗りの大太刀、展示には竹竿にシャレコウベに持ち替える予定にしている。今回の朱塗りの大太刀も、同じく左手に持つように作ったが、同じようなポーズが気になり、鞘を引き摺って歩いたという説もある。腰に差すことにした。間が抜けていて、そちらの方が面白いだろう。 境の町中のエピソードだが、町の風景の代わりに町民と共演させようと思っていたが、私の過剰癖かとも。もっとも陰影がないと周囲の影響は受けないので、後から作って加えることも可能なので、慌てることはない。ようやく一周巡って再び寒山拾得に戻るか。 なんとなく作るべき人材が他にいるような気がするのだが、それは丹田辺りのもう一人の私がそう感じるだけで、考えても今のところ思い当たらず。このへそ下三寸の自分と頭のズレに悩まされた時期もあるが、とっくにポンコツな頭は見限った。その結果が〝考えるな感じろ‘である。放っておこう。



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