goo blog サービス終了のお知らせ 
明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



人はただ無闇に学べば良いというものではないだろう。博物館に行っても、作られた物が、時代とともにだんだん良くなって行くとは限らないのは、そこに問題がありそうである。独学我流者である私は、やりたいことが浮かばないならまだしも、常にあるし、他人にはそれはわからないから相談のしょうもない。余計なことを学ばず、自分を守ることに勤めた。一度入ったものは出ていかない。 モチーフは変われど自分の中から湧いてくる物にずっと向かい続けて来た。それが結果、自分とは何か、ということに向き合うことになるなら結構なことである。そんな私なりの手段を持っているので、坐禅する人はをいくつ作っても、私はすることはないだろう。高僧の肖像画や彫刻は、大抵、椅子に座ってすましている。一休和尚の坐禅姿は近いうちに作ることになるだろう。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )