明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



永井荷風用の小物を探しに、ひさしぶりに富岡八幡の骨董市に出かける。使えそうなものを見つけるが、実に馬鹿馬鹿しいものである。とはいえ、いかにも丁度よい。こんなもの買うのは嫌だな、と思いながら値段を聞くと、売るほうもそう思っていたらしく、「うーん。いいや持ってって。」タダでくれた。微笑ましい話のようであるが、実物を見たら、こんな物を並べていた方が悪いというような物である。しかし骨董商からタダで物をもらうというのは、そう経験できるものではない。あり難く頂戴する。それにしても、地面に落ちているものと、横に敷かれたビニールシートの上の物に、どれだけ違いがあるのか?というものばかりを2つ。

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