里帰り
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デンマンさん。。。里帰り というのはデンマンさんが4月の下旬に行田の実家に帰省することですかァ~?
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いや。。。僕の事ではありません。。。実は、落語のクリップを選んでいたら次のクリップに出くわしたのですよ。。。
(ryuushou)
春風亭柳昇さんの「里帰り」という新作落語ですよ。。。嫁と姑の諍いを取り上げた噺です。。。昭和時代までは嫁と姑は仲が悪いと決まっていたのですよ。。。
そうなのですか? 平成時代にはお嫁さんの方が強くなりましたわ。。。
そうらしいのですねぇ~。。。僕が日本で暮らしていた頃は、姑の方が断然強くて、僕の母親も随分と辛い思いをしたと言うのです。。。ちょうど上の噺のお嫁さんと同じですよ。。。僕も、母親がイジメられていた当時の事を少しは覚えてます。。。僕の母親も2度と戻らないつもりで実家に帰ろうと家を出た、と言うのです。。。
デンマンさんのお母さんは実家に帰って2度と戻ってこなかったのですか?
いや。。。途中まで帰って、帰る道すがら実家に戻ったら何と言われるだろうか? そう考えたと言うのですよ。。。お袋の父親と言うのは村長さんになったほどの人だから、人望もあり世間体(せけんてい)を気にする人だったのですよ。。。「もう、この家はオマエの家ではない!嫁いだ先がオマエの家だ!子供はどうするつもりだ?」と言われるに違いないと思い、考え直して引き返したと言うのですよ。。。
上の話のように姑さんを殺そうとは思わなかったのですか?
確かに、あまりにイジメられたので姑を殺してしまいたいと思う嫁さんはいるかもしれません。。。嫁さんが強くなったと言うけれど、今でも姑に悩む嫁さんはいるのですよ。。。
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デンマンさんのお母さんは姑さんを殺そうとは思わなかったのですかァ~?
いや。。。そこまでは考え付かなかったらしい。。。当時は、姑にイジメられている嫁さんは珍しくなかった。。。だから、じっと我慢するより他はないと諦めたと言うのです。。。ところが、僕が中学2年生の時に祖母が屋根から落ちて死んでしまった。
あらっ。。。どうして屋根から落ちたのですか?
ボケてしまったのですよ。。。当日は、オヤジは宿直に当たっており学校で寝泊まりして家にはいなかった。。。当時は、宿直は先生の仕事の一つだった、ガードマンが校舎を見回るシステムはまだなかった。。。僕は試験勉強をしていたので午前2時ごろまで起きていた。。。すると祖母が2階から起きてやってきて玄関のカギを開けて外へ出ようとする。。。「どこへ行くの?」と尋ねると「おじいさんが外で待っているんだよ」と寝ぼけたことを言う。。。僕の祖父は僕が生まれる前に42歳で亡くなっていたのですよ。。。
つまり、今で言う認知症だったのですねぇ~。。。
そうなのですよ。。。当時は、「認知症」とは言わずに「耄碌(もうろく)」したと言ったものですよ。。。
それで、デンマンさんは、どうしたのですか?
「明日の朝に、また戻って来てもらうように僕が頼むから、おばあさんは2階に戻って眠ったらいいよ」 僕がそう言うと、しぶしぶ納得して2階に上がっていったのですよ。。。ところが、待ちきれずに2階の屋根に出て落ちてしまったらしい。。。僕もぐっすり眠ってしまっているし、母親も、弟二人も誰も気づかなかった。。。
それで、即死だったのですか?
いや。。。朝、新聞屋さんが 頭から血を流しているおばあさんが僕の実家の前の道路に倒れているのを見て救急車を呼んだらしい。。。
僕は学校に居たから分からなかったけれど、担当の医者が新聞屋さんの話から祖母の身元を突き止めたらしく、僕が学校から戻ってくると、祖母は頭に包帯をぐるぐる巻いて寝ていましたよ。。。でも、2階から落ちたんだから、大変な怪我でした。。。その日の晩に亡くなってしまった。。。警察も暇だったのでしょうね。。。。「不審な死」だと言うので刑事が近所の人たちに、いろいろと聞いて回ったと言うのですよ。。。あとで近所の人からお袋の耳に入ったそうです。。。
つまり、刑事さんはデンマンさんのお母さんが おばあさんを2階から突き落としたと疑ったのですか?
そうなのですよ。。。僕のお袋は働き者で近所の受けも良かった。。。とにかく、東邦生命の保険の外交員をしており社長賞をもらうほどだったから。。。
真由美ちゃん、おはよう!
さわやかにお目覚めですか?
バンクーバーの今朝は素晴らしい!。。。の一言に尽きる朝です。
気温は13度!
さわやか! すがすがしい!
しかも、快晴に近い空でした!
雲がほとんどない青空が広がっていましたよ!
ルンルン気分でスキップしたくなりましたよ!
きゃはははははは。。。
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私は毎朝4時に起きて5時に自宅を出て
車で40分くらい運転をしながら
朝日を浴びて出勤しています (*^_^*)
出勤まで結構な時間と距離があるので、大変ね。。という方もいますが、
私はこの時間が嫌いではなく、
むしろ気持ちの良い時間です (*^。^*)
事故に遭わないように安全にはくれぐれも気をつけてね。
僕は、もう ほとんど車を運転しません。
健康のために歩いています。
歩いて すべての用が済ませることができるマンションに住んでいるのでラッキーですよ!
毎日、図書館の往復の1時間が 楽しいです。
今朝のように、快晴の日には、マジでスキップしたくなります。 (微笑)
夕べ、図書館から帰って、夕食を食べ終えたら、お袋から電話がかかってきましたよ。
10時近かったでしょうか?
今は、介護施設「ハートフル行田」から退所して、実家でのんびりと暮らしているようです。
元気な声で話していたので、僕も安心しました。
ただ、耳が遠くなったので、僕の話は半分ぐらいしか聞き取れていないようですよ。
補聴器をつけなければと いつも言うのですが、まだ補聴器を買ってないようです。
40代の頃から腎臓が悪くて 体に“むくみ”が出ていましたからね。
子供心に、長くは生きられないようだと、悲しい気持ちで見ていたこともありました。
とにかく、よく働き、ぼくら 子供を心からよく面倒見ていましたね。
実は、お袋は小学校だけしか出てないのですよ。
旧・南河原村(現在は行田市に編入)の実家は、お袋が子供の頃にはお金に困っていた。
その当時は、どこの農家も貧しかったのです。
それで、母親の実家の遠い親戚が池袋で寿司屋さんをしていたので、
10代の頃は、僕の母親は その寿司屋さんで女中奉公をしていたのですよ。
店が忙しいときには、店の手伝いもさせられたそうです。
小学生の頃から畑仕事をさせられ、
娘時代は女中奉公。
自分の好きな事は何もできなかったそうです。
実家のために、ずっと働き通しだったそうです。
稼いだお金は、ほとんどすべて実家に入れたそうですよ。
僕の祖父(真由美ちゃんには曽祖父)が、寿司屋までお金を取りにいったそうです。
そういうわけですから、“子供には自由に人生を歩んでもらいたい。”
お袋は僕が小学校の頃から よくそう言ってましたね。
僕が、とにかく自分の好きな人生を歩んでこれたのは、そういう経緯(いきさつ)もあるのです。
要するに、「自分の自由な人生を歩む」ということは、母親がやろうとしてできなかったことです。
母親は実家のために女学校にも行けず、娘時代には女中奉公して働かねばならなかった。
たまに実家に帰って田んぼで田植えなどしていると、
お袋よりも成績が悪かった同級生の女の子が自転車に乗って行田の女学校に通う姿を見ることがある。
“どうして? どうしてなの? どうして自分は、こんな惨めな境遇に生まれなければならなかったの?”
そう思ったことも、あったと言います。
でも、そんなことを思っても、どうにもならないので、とにかく、毎日毎日、”お天道様(てんとうさま)”が見ているので、しっかり働いたと言います。
だから、僕も、母親の分まで自由に生きたいと。。。 (勝手な言い分ですが。。。)
お袋は 苦労しながら働くことに慣れていたのでしょうね。
僕が大学生当時、お袋は東邦生命の保険の外交員をやっていたのですが、
成績が全国で3番になるほどで
社長賞をもらいに、東京の本社まで出かけていったことがありました。
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旧東邦生命ビル
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3人のうちで、他の二人はファッション雑誌から抜け出てきたようなドレスを着ていたけれど、
“私が一番みすぼらしかったよ!” と苦笑していました。
贅沢する気になれば、ドレスも買えたのですが、そのような事は する気になれない人でした。
家のため。。。子供のため。。。そういう気持ちが身についてしまったのでしょうね。
“お天道様(てんとうさま)”は見ていたのですよ。
あれだけ体が弱かったお袋が これまで長生きできたのですからね。。。
そして、夕べ 僕に電話をかけてよこしたのです。
涙が出てくるほどうれしいことです。 ホント。。。
お袋が 真由美ちゃんのお母さんに優しい気持ちになれるのも、いろいろと苦労した過去があればこそです。
そういうわけですから、真由美ちゃんも“お天道様(てんとうさま)”が見ていることを忘れずに、
マイペースで、しっかりと人生を送ってね。
じゃあね。
バイバ~♪~イ。。。
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05月31日 04:16 AM
(Vancouver Time: Friday, May 30, 2014 12:16 PM)
『行田物語 社長』より
(2017年7月27日)
刑事さんは近所の人達にデンマンさんのお母さんの評判を聞いて回ったのですわねぇ~。。。
社長賞をもらうほど、働き者で、人間関係も良好で人からも信頼されているので、それだけの成績を上げることができたと刑事さんも解ったのですよ。。。そういうわけで僕の祖母を殺すような人じゃないと判断したのです。。。
つまり、落語の話じゃないけれど、近所の人達が黙っていないのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。だから、日頃から品行方正にしていることが大切ですよ。。。
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【卑弥子の独り言】
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ですってぇ~。。。
あなたも、日頃から品行方正にしていますか?
犯罪に巻き込まれた時に、疑われないためにも そうしてくださいね。。。
ええっ。。。? 「そんなことは どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」
あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのでござ~♬~ますかァ?
いけ好かないお方。。。
わかりましたわ。。。
では、デンマンさんが暮らしているバンクーバーに一度も行ったことがない人のためにバンクーバーを紹介するクリップを貼り出しますわ。
ジックリとご覧になってくださいませぇ~♬~。
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世界で最も住みやすい街バンクーバー
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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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