ニューヨークの混浴露天風呂
山の家と露天風呂
小百合さんが書いているように“山の家”は、人里離れた山深い所にあるようです。
やっぱり冬は寒いのでござ~♪~ましょうか?
行田とそれ程変わらないと思うけれど、山深い所にあるようですからね。だから、冬になると小百合さんが書いているように“久しぶりの山は家の中が寒く冷蔵庫のようです”。。。と言う事になるのでしょうね。
それにしても欅の木を切り出してマキにするのでござ~♪~ますか?
卑弥子さんには無理でしょうねぇ~?
あたくしだって。。。、あたくしだってぇ~、やれ!と言われればやりますわよゥ。
小百合さんは、やれ!と言われずに、自ら進んでやっているのですよ。山で欅を切り出して軽トラックの荷台に積んで、このような山道を2往復する訳ですよ。僕は思うのだけれど、小百合さんは、もう10年以上も前からLOHAS的な生活に馴染んでいたようですよ。LOHASが流行語になってから始めた生活ではないのですよね。しかも、軽トラック2台分も欅の木を女手一つで切り出すのですからね。そうやって、トラックの荷台に積んで、上のような山道を運転して“山の家”に運ぶ訳ですよ。だから、車は絶対に必要になりますよね。
それで、マキをくべる生活でござ~♪~ますか?
だから、当然、僕は上のような情景を想い浮かべるのですよ。うへへへへ。。。
いやですわあああぁ~。。。また、小百合さんにおばさんパンツを穿かせて暖炉の前に立たせたのですかア~?
こうしてみると。。。なんですねぇ~。。。結構、ロマンチックですよねぇ~?
デンマンさんがコラージュしてでっち上げた写真を元に妄想しているだけですわあああぁ~
いや、妄想ではありませんよ。マキを暖炉にくべるだけではなくて風呂もマキで沸かすようですよ。
ホントでござ~♪~ますか?
何しろ小百合さんの山の家の風呂は露天ですよ。マキで沸かすより他にないでしょう?
それで。。。それで。。。小百合さんはその露天に裸ではいるのでござ~♪~ますかア?
あのねぇ~、卑弥子さん。。。、そのような分かりきったことを尋ねないでくださいよゥ。露天だからって服を着たまま入る女性は居ませんよ。
でも、最近は“湯あみ着”と言うムームーのようなモノができているのでござ~♪~ますわ。そういうモノを身につけて混浴の露天風呂に入る女性が多くなったのでござ~♪~ますわよ。
でも、小百合さんは一糸もまとわず全裸ではいるのですよ。
どうして。。。、どうして、デンマンさんはご存知なんですの?
僕は直接、小百合さんに聞いたのですよ。夜は全く風呂の周りには囲いをしないそうですよ。
それで昼間は。。。?
誰か人の気配がするような時には“よしず”で囲うことがあるという事です。でもねぇ、ほとんど人がやって来ないそうです。
でも、もしデンマンさんのように覗きに来る人が居たらどうするのでござ~♪~ますか?
やだなあああぁ~。。。まるで僕が卑弥子さんが風呂に入るのを覗いているような言い方ではないですか?
。。。んで、デンマンさん以外で覗きに来る人が居たらばどうするのですか?
だから上の小百合さんのメールの中に愛犬ゴンと書いてあるでしょう?
この愛犬がすごいのでござ~♪~ますか?
そうなんですよ。これが土佐犬で熊のようにでかい犬なんですよ。小百合さんの愛犬のゴンが覗きに来るエロい愚か者を退治してくれるそうです。
じゃあ。。。デンマンさんでも覗きに行く気がしなくなるのでござ~♪~ますわねぇ。。。うふふふふ。。。
【デンマンの独り言】
あのねぇ、僕には不思議な才能があるのですよ。
どのようにすごい土佐犬でもブルドッグでも、
僕が笑顔を見せて近づいてゆくと、
どういうわけか狂ったように吠えていた犬も泣き止んでしまうのですよ。
そうして、僕が頭をなでると、
クーンと可愛らしく泣いて僕の手を舐め始めるのですよ。
うしししし。。。
だから、小百合さんが風呂に入っている時に、
僕が小百合さんのヌードを鑑賞しようと露天風呂に近づいても
愛犬のゴンは僕に吠えないのですよう。
でも、この事は卑弥子さんの前では言いません。
言ったら、必ず小百合さんにメールを書いて僕に気をつけろ!と書くのですよ。
だから、あなたも、卑弥子さんには告げ口しないでくださいね。
あなたと僕の秘密ですよ。
うしししし。。。
『コルベットと小百合さん (2007年12月30日)』より
デンマンさん。。。あたしは小百合さんにメールしませんから安心してくださいね。
ほおォ~。。。卑弥子さんが僕を庇(かば)ってくれるのですか?
違いますわ。デンマンさんを庇う訳ではござ~♪~ませんわ。あたくしが何も言わなくても小百合さんは何もかもご存知のはずですわ。
ほおォ~。。。それは、また、どう言う訳ですか?
小百合さんだって、この物語を読んでいますわ。それに、デンマンさんがスケベ根性で露天風呂に近づいてゆけば小百合さんは散弾銃でデンマンさんのどてっぱらに風穴を開けますわ。
まさかあ~~。。。?
まさかじゃござ~♪~ませんわ。小百合さんは散弾銃の所持許可証を持っているのですう。熊が出てきても大丈夫のようにちゃんと練習しているそうですわ。デンマンさんの一人や二人は簡単に片付ける事ができるのでござ~♪~ますわよう。
僕だって散弾銃で撃たれたくないから、ヤバい事はしませんよう。
そんな事よりも、ニューヨークの混浴露天風呂はどうなったのでござ~♪~ますか?
だから、その事ですよう。。。その事を話すためのきっかけとして僕は小百合さんの山の家の露天風呂を持ち出したのですよう。
しかし、このお話は眉唾物(まゆつばもの)でござ~♪~ますわねぇ?
ん。。。?眉唾物。。。? ど。。。どう。。。どうして、卑弥子さんは、そのように思うのですか?
だってぇ、ニューヨークに露天風呂があるなんて聞いたことがござ~♪~ませんわ。
一口にニューヨークと言っても広いのですよ。僕はマンハッタンに露天風呂があると言っている訳じゃないのですよう。
。。。んで、一体ニューヨークのどこにあるのでござ~♪~ますか?
実は、僕も知らなかったのですよう。ちょっと地図を見てくださいよう。
黄色の部分がニューヨーク市です。
ブルックリンと書いてあるところにデンマンさんのアパートがあるのですわね?
そうですよ。土曜日の朝、僕はすがすがしく目を覚まして、ルンルン気分でアンナさんを愛車のピントで迎えに行ったのですよう。
。。。んで、どちらへお出かけになったのでござ~♪~ますか?
ロング・アイランド(Long Island)の海岸線に沿ってドライブしたのですよう。
。。。んで、どこまでドライブしたのでござ~♪~ますか?
ライトハウス・ビーチ (Lighthouse Beach)と書いてある黄色の点が見えるでしょう。ここを目指してドライブしたのですよう。
この濃い緑色に塗られている細くて長~♪~いモノは島でござ~♪~ますか?
そうですよう。ファイア・アイランド (Fire Island) と呼ばれている島なんですよう。 僕は、なるほどと思いましたよ。
何をなるほどと納得したのでござ~♪~ますか?
つまり、露天風呂がある島ですよう。だから、火山がある島で“火の島”と呼ばれるようになったんだねぇ。。。僕は、アンナさんに、そう言ったものですよう。
実際にそうなのですか?
アンナさんは、さも楽しそうにニッコリして言うのですよう。“ケイトーって、とっても想像力が豊富なのねぇ。。。うふふふふ。。。でも、火山はないのよう。昔、原住民が「火の島」と呼んでいたらしいのよう”
火山が無いのにどうして温泉が湧き出しているのでござ~♪~ますか?
だから、僕だって不思議に思ったから、そうアンナさんに尋ねたのですよう。“着けば分かるから、とにかくもっとスピードを出して飛ばしてよう” アンナさんは、そう言って詳しいことを話しませんでした。
。。。んで、どうしてその島だけ濃い緑色に塗られているのでござ~♪~ますか?
ここは“Fire Island National Seashore”という国立公園になっているのですよう。Lighthouse Beach と言うのは、その一番西の端に位置しているのです。
車で行けるのでござ~♪~ますか?
車で行けるのですよう。地図を良く見ると白い細い線でつながっているでしょう?この白い線は ロバート・モーゼ・コーズウェイ (Robert Moses Causeway) という橋ですよ。この橋でロング・アイランドとつながっているのですよう。
。。。んで、lighthouse と言うのは灯台の事でござ~♪~ますよね?
その通りですよう。結構、高い灯台があるのですよう。
実際に、今でも使われているのでござ~♪~ますか?
もう20年以上も前に使われなくなっていますよ。僕とアンナさんが行った時には、すでに灯台の火は消えていました。
でも、灯台は今でもあるのでござ~♪~ますか?
今では、灯台守が住んでいた家が博物館になっていますよう。お金を出せば灯台に登ることもできます。
これがその灯台の上から撮った写真ですよう。灯台から西の方角を見ています。つまり、ブルックリン方面を見ていることになります。ずっと向こうに橋が見えますが、それがロバート・モーゼ・コーズウェイです。その手前に広場のような場所が見えますが、これが駐車場ですよ。車はここまで。
それより先は車では行けないのでござ~♪~ますか?
ハイウェイはここまでで終わりです。それで、この灯台の付近のビーチを Lighthouse Beach と呼んでいるのですよう。
。。。んで、混浴の露天風呂は、どこにあるのでござ~♪~ますか?
だから、僕もアンナさんに尋ねたのですよう。そうしたら、“じゃあ行きましょう”と言ってアンナさんはブランケットと、ベーグル・サンドイッチが入ったバッグをトランクから取り出して、“ケイトー、このブランケットを持ってね。。。”、そう言って歩き出したのですよう。
まるでピクニックでござ~♪~ますわね?
そうなのですよう。“温泉に入るのじゃなかったの。。。?” “そうよ。これから入るのよう。うふふふふ。。。” 僕もようやくアンナさんが言う露天風呂が普通の露天風呂でないことがうすうす分かったのですよう。結構、駐車場には、たくさんの車が止まっていました。かなりの人が海岸に出ていると思ったのだけれど、ビーチ沿いに歩いてゆくと、意外に人影はまばらなのですよう。
それで。。。?
“アレぇ~。。。まさか。。。まさか。。。?”
どうしたのでござ~♪~ますか?
驚いた事に浜辺を歩いている人たちが素っ裸なのですよう。男も女も何も身につけていないのですよう。
つまり、ヌードビーチだったのでござ~♪~ますか?
そうなのですよう。“これが混浴の露天風呂なのよう” 僕がビックリしているのを見ながらアンナさんは面白そうにニコニコ笑うのですよう。
。。。んで。。。んで。。。それから。。。?
“じゃあ、この辺にしましょうね” そう言って、アンナさんは僕の肩からブランケットをとって浜辺の手前の草原に広げると。。。なんと、僕の目の前で裸になり始めたのですよう。
脱衣所はないのでござ~♪~ますか?