豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

豊田市郷土資料館に行きました。

2007-02-23 14:11:48 | 散歩
豊田市郷土資料館に行きました。


豊田市郷土資料館
    〒471-0079 愛知県豊田市陣中町1-12
    Tel (0565)32-6561 Fax(0565)34-0095
    E-mail:rekihaku@city.toyota.aichi.jp


豊田市郷土資料館前庭の移築された「民族資料館」です


この建物は民族資料として豊田市豊松町の平松求氏の住家を譲り受け移築したものであります。いまから約250年前に建てられた庄屋の住家と伝えられ、さす組(こや組)茅葺造りで当時の民家の面影を残しています。間取りは「田の字型」といわれ表日本に分布し当地方の江戸中期民家の代表的なものです。特徴は田の字型間取りの中央に中間(ちゅうま)を設け貴人の入り口とし、西、北、東側は総て土壁で寒暑を防いでいます。この建物につかわれている主な柱は杜松(ネズ 通称べぼ)が使用されており、すべて手斧で仕上げてあります。館内には私たちの祖先が日常生活に使用していたものが展示されてあります。(掲示板より)

民族資料館の内部です。




豊田市郷土資料館前庭の移築された樫尾第1号古墳です。


この古墳は市内野見山住宅造成の為に壊滅するのを惜しんでここに移しました。墳丘の直径は約10m、高さ2mで開口している横穴式石室の全長は6,6mあります。この古墳は古墳時代末頃のもので野見山あたりの「むらおさ」などを葬った塚と考えられています。なお、この墳丘の端に石を巡らしさらに墳丘の上部に馬蹄形の石が並べてあるのは当地方では珍しい存在であります。(説明板により)

豊田市郷土資料館が発行しているパンフです。






身玉山大定院

2007-02-22 07:41:17 | Weblog
身玉山大定院
Tel 0565-45-1831 愛知県豊田市御船町申原96-1
杜若高校のすぐ北側にあり、大層,やけに朱色の目立った、新しい建物で、周辺の環境に全く溶け込んでいない異様な?印象をもってしまった。
人影もなく、説明板も無く、どういう性格のものなのか理解できなかった。

身玉山大定院山門です。


身玉山大定院の本堂です。




身玉山大定院の弘法堂です。


身玉山大定院の鐘楼です。


身玉山大定院の鐘楼と馬です。


滝1号古墳(豊田市御船町滝)

2007-02-15 15:13:50 | 散歩
滝1号古墳

この古墳は、豊田市御船町滝にある。東海環状道のすぐ脇にある。
僕の場合、「生駒生コン」の下、御船川の傍にある「MIFUNE]社の南側にある、口明塚古墳から林の中を上って、名鉄電車の廃線跡に出て、目指す滝1号古墳まで行ったが、自動車で行くにはちょっとややこしい。紹介するのがここでは困難ですから、調べてみてください。

滝1号古墳


写真右の説明板には次のような記載がある。
滝1号古墳は、矢作川の支流、御船川右岸の丘陵上に築造された4基からなる古墳群の1基である。
矢作川流域の古墳群では最も上流域に位置する。憤丘の直径は17m 残存の高さは1、4m程の円憤で西に開口する横穴式石室をもっている。この古墳は、古墳時代に築かれ被葬者はこの地域一帯に勢力を持った豪族と思われる。

西側より開口部と古墳内部 




滝1号古墳の埋蔵物(豊田市郷資料館にて。) 


写真左の説明板には次のようにある。

滝1号墳
矢作川支流の御船川右岸の段丘上に位置した直径15~16mの円墳で西に開口する横穴式石室があります。石室の特徴と出土した遺物から6世紀末頃の古墳と考えられています。須恵器の杯・高杯・小型壷などが出土しています。

以上挙げた二つの説明の中で墳丘の直径が異なっているのが不思議です。


波岩神社

2007-02-13 16:44:52 | 散歩
波岩神社

平戸橋付近を流れる枝下用水の出発地点に中部電力越戸発電所がある。即ち、矢作川の水を発電用に取り入れる際に分水して、枝下用水に流しているのだ。この発電所の北東に杜若高校がある。
波岩神社はこの二つの施設の真中に鎮座している。木々に覆われた静かな環境の中にこの小さな社はある。説明板が無いので、祭神、由緒は不明だ。




枝下川神社(平戸橋町)

2007-02-09 09:45:53 | 散歩
枝下川神社

枝下川神社(しだれがわじんじゃ)
平戸橋付近を流れる枝下用水に沿って、杜若高校方面に向かうと、左側に「幹線改良記念碑」が見える。ちょっと見にくいので注意して歩こう。用水に架けられた丸い小橋を渡り階段を上っていくと「枝下用水改良組合?」の建物があり、その北側に神社はある。





社記

   神社名 枝下川神社 
   鎮座地豊田市平戸橋町波岩86の8
   祭神大水上祖神 西澤真蔵命
   例祭4月16日
由緒 本社は西加茂郡枝下村の矢作川を水源として碧海郡高岡村に至る枝下用水12里31町20間の竣工を記念して、明治27年創建された。主神の大水上祖神を勧請し、報賽の誠を捧げると共に更に一層の加護を祈請して奉祀したものである。枝下用水は明示17年愛知県の補助を得て越戸 花本 荒井の農民の手により水源から越戸までがまず開鑿され次いで同20年滋賀県愛知郡八木荘の西澤真蔵大人外が本格的延長工事に着手し同27年までに幹線水路 東水路 中水路 西水路が順次開鑿された。同事業の困難は筆舌に尽くし難く多くの人士と資材を投じ十有余年の歳月を要し1700町歩にわたる一大灌漑事業はここに完成した。爾来枝下用水は営々と改修改良が続けられて今日に至るが身命をとして水路開鑿にあたった西澤大人の鴻恩に報いるべく昭和43年用水の守護神として合祀した。
社殿は昭和63年枝下用水通水百年を記念し四月新たに造営されたものである。
昭和63年4月16日


枝下川神社鳥居下から矢作川に架かる平戸橋を見る。



シラヒゲソウと「お舟石」

2007-02-05 08:46:40 | 散歩
シラヒゲソウと「お舟石」
豊田市御舟町の東海環状道の近く、名鉄の廃線軌道の下あたりに
シラヒゲソウの自生地がある。
この地は精廬博久氏のの所有らしくきれいに整備された歩道には、
氏のご協力に感謝するとの表示板がある。


写真右の立て看板にはつ次のようにある。
豊田市指定天然記念物  シラヒゲソウ自生地
 この湿地帯はシラヒゲソウの自生地で県内では数少ない湿地植物であります。
   葉  腎臓形、茎は15~30cm 
   花 白色で花弁は5枚、縁には糸状の切れ込みがあり、大きさ2~3cm
   開花期 8~9月
   分布 本州 中部 西部と四国 九州
   注意 この周囲は湿地特有の植物(シラヒゲソウ、モウセンゴケ、シラタマホシクサ、
      ミズゴケ、ミミカキグサ、サギソウ)が自生しています。
      このように限られた環境に生育する植物は弱いので皆さんで守りましょう。                昭和46年5月20日   豊田市教育委員会


お舟石
シラヒゲソウの自生地の少し上方に「お舟石」はある。
以前見た時には傍らに説明板があったような気がするが、今は無い。
ぜひ設置して欲しい。




御船町曾輪田 中原さんのコメント
御船の地名の起源とされる「お舟石」がある。二つの台形の巨岩があり、その上に舟形をした石が掛け渡されている。小さい頃はくぐったり、登ったりして遊んでいたと古老は言う。だが現在は殆ど埋まっていて、その上部が一部見えるのみである。