足助町界隈気ままに散歩
足助町の花ーサザンカー
サザンカ
足助町の花「サザンカ」(ツバキ科)Camellia sasanqua Thunmb.
秋からふゆんかけて咲くツバキ科の仲間ですが、ツバキと違って花弁が細長く、
一枚づつ分かれて散ります。原種は四国、九州、沖縄の山中に野生しています。
(木に添えられた解説文より)
太多賀あたりと寧比曽岳に端を発した川が合流して足助川となり、
一方作手に端を発した巴川は、羽布ダム、黒岩、平瀬、を経て、
安美京で田之土里川と呼ばれる川から神越川となって流れてくる川と合流する。
紅葉の名所香嵐渓は巴川です。
この川が、香嵐渓を過ぎ、国道を横切ってすぐ、足助川と合流して巴川の本流となる。
そして、渡合郡界橋を過ぎて矢作川に注ぎ込む。
このように足助は水と緑の豊富な町です。
足助町の町並みと足助川
足助町人口について
平成7年 年少人口 1628
生産年齢人口 6197
老年人口 2490
総人口 10315
人口減少率(前回比)3,6%
平成12年 総人口 9960 人口減少率(前回比) 3,4%
平成17年 総人口 9606 人口減少率(前回比) 3,6%
豊田市より国道153号を足助方面に向かう。
道路標識「豊田市足助町」と表示されているあたりだったと思うが、
道路沿い高いところにこんもりした社寺有林と思しきものが目に入る。
増慶寺だ。
「追分」の交差点に至る。右に行けば岡崎方面。
左に行けば月原、藤岡方面に行ける。
真っ直ぐ行く。
このあたりから道沿いに家並が続き、左は山が、右には巴川が流れる。
山と川に挟まれた狭い土地に家が建っている。
主要道路は一本しかないため観光時季には大変な混雑となり、長い長い車の渋滞となる。
岩舟寺を過ぎて、最初の信号を左折すれば、
足助神明社だ。
右に折れて、橋を渡って左折すると「岩神(やがみ)の湯」「足助警察署」「足助病院」
「足助高校」を見ながら、香嵐渓に出ることができる。
国道の橋から見た香嵐渓
足助のメイン通り商店街
通称「マンリン小路」と呼ばれる「足助山 宗恩寺道
中馬街道の中でもマンリン小路は黒い板壁と白い漆喰の土蔵が続く。
この土蔵の中に「マンリン書店」と土蔵を改装した「蔵の中ギャラリー」がある。
ギャラリーに入館し、作品を鑑賞するには、喫茶料500円が必要だ。
数的には少ないが、特色ある作品の数々と雰囲気、コーヒーの味には、
入館してみる価値は大いにある。
次に訪れたのは宗恩寺だ。
中馬の町並みを見下ろす高台に位置するこの寺は足助八景の一つ「宗恩寺の晩鐘」
としてきれいな音色を町中に響き渡らせています。(足助町文化財保護委員会)
そして、普光寺へ
普光寺
郷土の俳人板倉塞馬(1788~1867)の菩提寺です。
塞馬は俳諧や寺子屋の師匠のほかに、この地に炭焼きを普及した人としても崇められ
境内に句碑と共に「加茂黒炭」の祖としての顕彰碑があります。
雨ののちよい月夜かな桜かな
(足助町文化財保護委員会)