豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

豊田市(下山地区)の名木(エノキ、ケヤキ、カヤ)

2008-01-31 09:28:01 | 散歩
豊田市(下山地区)の名木
 
エノキ 所在地 豊田市羽布町仲ノ切 巴川川岸
学名。 Celtis sinensis Persoon var.japonica Nakai
樹形 胸回り 4.10m 根回り 9.60m 樹高 28.00m 
利用 材は薪炭・器具などに用いる。
   江戸時代には街道の一里塚に植えた。
   果実は甘く、若葉は飯とともに炊いて食用とすることがあり、
   樹皮の煎汁は漢方で薬用とする。(針ケ谷鐘吉編 植物短歌辞典による)
エノキを詠んだ短歌 
 川端の岸の榎の葉をしげみ路ゆく人の宿らぬはなし(藤原 為家)
 梅雨ぐもり光つつめる空のもと榎はくろく家にせまれり(土屋 文明)
 




ケヤキ 所在地 豊田市羽布町仲ノ切 巴川川岸
学名。 Zelkova serrata Makino
樹形 胸回り 4.10m 根回り 9.60m 樹高 28.00m 
利用 材は黄ばんで堅く、木理美しく
磨けば光沢を生じ、くるいが少ない。建築用装飾材または器具材として珍重
                     (針ケ谷鐘吉編 植物短歌辞典による)
ケヤキを詠んだ短歌 
   地の上にてわが手ふれゐるこの欅は高みの梢(うれ)へ芽吹きつつあり(木下 利玄)
   西明き雲の動きや欅木のわか葉の雨の今やまむとす(松村 英一)
   欅らはわれにまさりてたのしきかみどりあふれつ陽を楯として(坪野哲久)



対岸から、エノキ、ケヤキを写しました。


カヤ 所在地 豊田市羽布町尾関 原田氏 指定天然記念物
学名。 Torenia Fournieri Linden
樹形 胸回り 3.40m 根回り 3.90m 樹高 20.00m 
利用実は長さ約2cm、食用とし、油も取る。碁盤には最適                    
   






写真の楯看板には次のように書かれている。
下山村指定天然記念物「カヤ」
名称  羽布のカヤ  
所有者  豊田市羽布町尾関6 原田精一 
大きさ 胸高囲 3.4m 樹高 20.0m
指定年月日 平成2年10月1日
指定番号 天然記念物第13号 
        下山村教育委員会                    






大聖寺と豊田市下山の名木(イチョウ)

2008-01-28 16:30:00 | 散歩
大聖寺と豊田市の名木
大聖寺は和合町番丈木にある。
平成19年11月18日公孫樹の大木を見に行った。
此処には二本の立派な雄木と雌木がある。
遠くからもよく目立ち、黄葉の時季になると訪れる観光客も多いという。

大聖寺を遠く見る。 


大聖寺へ 柿とイチョウと観光客です。 


曹洞宗 大聖寺の碑です。 


曹洞宗 大聖寺です。左雄木 右は雌木です 


イチョウの雄木です。 


イチョウの雌木です。 


イチョウの葉ですが、どれが雄木の葉でしょうか? 


大聖寺の本堂です。 


大聖寺の本堂とイチョウの雄木です。 


鐘楼です。 


イチョウ
学名。 Ginkgo biloba Linne
樹形(雄木) 胸回り 3.10m 根回り 4.20m 樹高 25.00m 
樹形(雌木) 胸回り 3.50m 根回り 8.20m 樹高 23.00m 
花ことば 長寿
誕生日の花 11月29日
鳥海昭子氏の詠んだ短歌 
              早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ




晴暗寺と豊田市の名木

2008-01-28 10:01:22 | 散歩
晴暗寺と豊田市の名木No.90号
晴暗寺は国道301号線沿いの林添町寺脇にある。

曹洞宗 晴暗寺
もと三松庵と号した。江戸幕府編纂の「寛政重修諸家譜」には「信弘(松平太郎左衛門家初代)
親長(同5代) 由重(同6代)は林添村の三松庵に葬る云々」とある。
太郎左衛門家8代信和(のぶふさ)の寄進によって、
元禄8年(1695)堂宇をととのえ晴暗寺と号するに至った。
前記三者の宝きょう印塔は、本堂の裏山に遺存する。境内の無縁仏中央の一際大きい
墓石は松平氏始祖親氏に討伐された林添の豪族薮田源吾の供養塔と伝わっている。
  昭和62年3月  松平親氏公顕彰会  (立て看板による)


この地図は「http://www.its-mo.com/」から拝借しました。ありがとう。

晴暗寺へ この石積みの上に本堂がある。 


山門です。 


本堂です。大層荒れている様子で多分無住ではないかと思いました。 




本堂横にあった無縁仏です。 


記念碑
この無縁墓地は昭和53年度国道301号線の改修工事のため一部の墓地移転を
余儀なくされこれを機会に当林添町地内の無縁墓地10余箇所より当晴暗寺に
移転建立したものであり薮田源吾忠元氏永徳年間(西暦1380)を始めとして
100余体の無縁者の石塔である。
     昭和54年4月1日建之   林添町    (立て看板による)

豊田市の名木No.90号のコウヨウザンです。 




コウヨウザンです。
学名。 Cunninghamia lanceolata Hook
樹形 胸回り 2.90m 根回り 3.90m 樹高 30.00m 




神明神社と豊田市下山地区の名木(アカガシ)

2008-01-22 13:55:39 | 散歩
神明神社と名木(アカガシ)
神明神社は豊田市和合町日向にある。
訪れたこの日は祭礼の準備とかで、地区の人たちがいろいろ準備に忙しそうに動き回って
おられ、女性たちは、大釜で「甘酒」を造っておられました。

神明神社の鳥居と祭礼の準備の人たちです。


本堂です。 


舞台です。 


神明神社の舞台と矢場です。 


アカガシです。
学名。 Quercus acuta Thunb.
樹形 胸回り 4.50m 根回り 6.80m 樹高 20.00m 
用途 材は質堅牢であるから、下駄の歯、船具、農具
                     等を作るに用いられる。(光和書房 全植物図鑑による。)
アカガシを詠んだ短歌 
 うら葉みな冴え光つつアカガシのみきたくましく貫き立てり(土田 耕平)
 わが庭にそこばく植えしアカガシのけふのしぐれに葉を散らしをり(大村 吾楼)
 ゆく春の雨は降りをりアカガシの古葉落せる亜ひだ明るく(鹿児島寿蔵)
 





下山地区の名木(カヤ)

2008-01-21 10:48:31 | 散歩
豊田市の名木(カヤ)

下山地区の名木
所在地 豊田市大沼町大畑
樹種 カヤ
学名 Torreya nucifera Siebold et Zuccarini
樹形 胸回り 3.90m 根回り 7.40m 樹高 19.00m 
用途 堅果を生ずる。種子から良質の食用油が得られる。
    カヤは救荒植物として、多く庄屋さんの軒先に植えられていた。
    また材は碁盤、将棋盤を造る良材として利用されている。
カヤを詠んだ短歌 
 かやの木の幹に流れし脂白しけふの一日はくもりてくれぬ(岡 麓)
 ふくろふの宵々なきしかやの樹のうつろもさやに照る月夜かも(永塚 節)
 朝川はにごりてながるカシの枝は濡れて垂れり水にとどかず(斎藤茂吉)









廃線駅(広瀬、西中金)を訪ねる

2008-01-19 09:30:13 | 散歩
廃線駅を訪ねる。

猿投駅から西中金駅までの名鉄三河線が廃線となった。
廃線となったのは、平成16年4月1日のことだ。
猿投駅から終点の西中金駅までの間には御船、枝下、広瀬駅の三駅があった。
それらの駅舎を訪ねた。
前回に続いて今回は広瀬駅、西中金駅を訪ねた。

広瀬駅へ。この付近には多数の民家があり、旅館もある。
今は廃業されているが、白壁の美しい「梅村酒造」の建物もある。
梅村酒造の外観は当ブログで既に紹介済みです。
 


切符売り場です。「切符は車内でお求め下さい」と書かれている。 


駅舎内の物品売り場。 




広瀬駅舎の左側です。 


プラットホームです。豊田市方面を撮っています。 


ホーム。西中金方面を見ています。 


駅からは矢作川と広海橋が見えます。


西中金駅舎の入口です。 


駅舎とバス停。左の道はR153号です。 


西中金駅の切符売り場です。 


西中金駅内の置かれたベンチです。 


西中金駅のプラットホームです。 




西中金駅が線路の終点です。右端はホームです。 


遮断された線路です。 






廃線駅を行く。枝下駅まで。

2008-01-15 09:47:22 | 散歩
廃線駅を訪ねる。

猿投駅から西中金駅までの名鉄三河線が廃線となった。
廃線となったのは、平成16年4月1日のことだ。
そこにあった駅舎を訪ねた。
以前は知立から、土橋、豊田市、猿投などの駅を通って西中金迄行っていた。
現在はバス運行がされているが、運賃も高くなり、路線経路も変わって
不便になった人、逆に大変便利になった人も居るようだ。

始めに猿投駅へ 


左の建物が猿投駅舎です。 



停車中の電車です。 




跨線橋から豊田市方向です。 


車庫と電車と駅舎です。 


線路の終点です。 


切れた線路(猿投駅方向


切れた線路西中金方向 


御船駅のホームです。この駅には駅舎はありません。。 







御船駅の跡地には、こんな標示板がありましたが、まだ整備は
進んでいないようでした。しかし、数本の樹齢のいったサクラがあり、
開花時にはすばらしいことでしょう。






しだれ駅へ。ここも駅舎はありません。


しだれ駅のホームです。


西中金方面の線路跡です。


跡地は「わくわく広場」として活用されていました。






宝積寺(豊田市西広瀬町)

2008-01-10 05:14:32 | 散歩
宝積寺

「所在地」の地図です

 この地図は「http://www.its-mo.com/」から拝借しました。ありがとう。

道に面して宝積寺の碑がありました。 


急な坂道を登って突き当たりに小さなお堂がありました。 



山門です。 




本堂です。 


鐘楼と本堂です。 


鐘楼です。 


こんなのがありました。







西広瀬城址(豊田市)

2008-01-06 04:36:00 | 散歩
西広瀬城址に登る

「所在地」 西広瀬町西前 

西広瀬城址の碑です。 


案内板です。 


案内板には次のように書いてあります。

西広瀬城址 西広瀬町西前
西広瀬城址は矢作川に向って東西に走る尾根の東先端に築かれている。最高所には一の曲輪(本丸)一段下がって二の曲輪(二の丸)の平場を構え、山腹に腰曲輪をめぐらしている。一の曲輪と腰曲輪の西側は一段高く土塁を築き、さらに自然の谷を取り入れ、堀切を設け、防備を固める。城主、天文年間(1532-)以降尾張織田信長の臣、佐久間氏一族が居城した。

広瀬城址へ上り始める。立派な孟宗竹が周囲を暗くしている。
この状態が暫く続く。
 








孟宗竹の林を抜けるとコナラを中心とした雑木林に入る。 





頂上です。城の名称等を示す説明板はなく、
ただ写真のように石が積み上げられて、何かが祀られているようでした。







易往寺の名木

2008-01-01 04:24:02 | 散歩
易往寺の名木たち

「所在地」 豊田市花沢町小御堂 

易往寺へ 


易往寺の本堂です。 


易往寺の鐘楼とクロガネモチです。 


クロガネモチです。 







奥に見えるのはヒヨクヒバです。

ヒヨクヒバです。 この木もすばらしい。



下山村(現在は豊田市)のクロガネモチ 
下山村指定天然記念物
*名称 易往寺のクロガネモチ
*所有者 下山村大字花沢小御堂71  易往寺
*大きさ 樹高 20,0m 樹周 250cm 根周 290cm
*指定年月日 昭和57年4月1日
*指定番号 天然記念物第7号
        下山村教育委員会    (立て看板による)