豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

天王社(豊田市)

2010-03-05 08:19:47 | 散歩
天王社
所在地 豊田市逢妻町
    近くの逢妻川の土手には彼岸花の群生地があります。

天王社の由来記碑です。


次のように書かれています
天王社由来記
 当地は、徳川幕府時代、西加茂郡西宮口村といい、猿投社の宮の口、
幕府直轄の天領として宮口上には代官所が置かれた。古文書に依れば、一時、
大岡越前守の支配下にあったと言い伝えられている。
宮口村には、八柱神社を始め、宮口上には津島神社、宮
口新田には秋葉神社、宮口一色には白山神社があったが
いつの頃からか西加茂郡挙母町大字宮口となり、大正六年
に神社庁による村社の称号を受けるため、各字の三社を廃社
して八柱地名に合祀し、村社宮口神社として現在に至っている。
 宮口上の津島神社は、古くよりお天王さんと言われ、田植え
が終わった頃、お祭りには、若竹の枝に祭り提灯をたくさん
吊り下げ、蛍飛び交う夕暮れ時に、大字内の子供たちが親
に手を引かれ、兄弟姉妹仲良く支え合ってお参りに行ったものである。
 小坂町に在る神明社の拝殿は、天王社の拝殿が移築されたものと言われております。
 茲に、その経緯を記し、後世に伝えたく碑を建立した。