豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

岡崎花火発祥地(豊田市)

2009-08-21 07:22:01 | 散歩
岡崎花火発祥地
所在地  豊田市岩倉西自治区内

平成21年2月19日自転車で彼方此方ぶらぶらしている時、偶然この看板に出会った。
山の斜面を切り開いて平らにした所にあった。







文面は次のようなものです。

花火は、祭りや祝い、花火大会などの催しに、盛んに披露され最大
の祝宴であります。
時代は変わっても、心に響く音とともに彩りあざやかに開く花火は、
卓越した開発力と匠の技で、見る人々に心にやすらぎと感動を与えてくれます。
ここ岩倉は、昔花火づくりが行われ、毎年秋の志賀神社の大祭には、筒場から
奉納花火の競演が行われていました。

岩倉西の花火の流儀は「稲富流」で、筒場へ運ぶ白い「祝玉箱」もあり
ました。この地に工場があって、当時(明治三十五年頃)は金魚花火や
打ち上げ玉、特に三寸、五寸、尺玉などに秘術をつくして作っていました。
大正時代に奉納花火大会で事故が起きて、花火の奉納は一時途絶えました。
心と技を受け継ぐ人々はその後も花火作りを継続しました。
昭和初期には岡崎市百々町に工場を移し、現在の磯谷煙火(店)に発展しました。
元祖は磯谷仙二郎(岩倉・倉平居住)で、二代目こう三郎・釘作兄弟(大正十三年
初の三尺玉披露)三代目行雄、四代目尚孝と受け継がれました。仙二郎の後継者
たちは花火師として活躍し、現在は名前も全国に知れ渡っています。

  平成二十年十月吉日  (豊田市資料館承認)
      岩倉西自治区わくわく事業績の会