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2007年を振り返る2

2007-12-30 21:02:51 | Weblog
去年もやったESPNの年末記事を参考に、というかまんまパクリ記事を今年も書いてみようかと。前回の記事では触れなかった話題について中心に行ってみます。

●2007年ファイター・オブ・ザ・イヤー
ESPNの選ぶ今年の最優秀選手は、フロイド・メイウェザー選手。
まあ順当なところでしょうか。他にはミゲル・コット選手、ケリー・パブリク選手、ファン・ディアス選手、ジョー・カルザギ選手らおなじみの名前に加えて、IBFライトフライ級王者のウリセス・ソリス選手。WBCスーパーフライ級王者のクリスチャン・ミハレス選手の名前が挙げられていました。
ソリス選手は今年4戦4KO勝利、ミハレス選手も4勝(3KO)と強さを発揮していました。ミハレス選手がホルヘ・アルセ選手に完勝した試合はかなりのインパクトがあったものですが、ちょっと忘れてましたw

他に将来性を買ってチャド・ドーソン選手の名前も挙げられています。

Mayweather is ESPN.com's Fighter of the Year

ウリセス・ソリス対ロデル・マヨール(2007/08/04)
ウリセス・ソリス対ウィル・グリグスビー(2007/01/25)
クリスチャン・ミハレス対菊井徹平(2007/07/13)
クリスチャン・ミハレス対ホルヘ・アルセ(2007/04/14)
クリスチャン・ミハレス対川嶋勝重(2007/01/03)

●プロスペクト・オブ・ザ・イヤー
Khan on course to become world champion in near future


アミア・カーン選手がESPNの新鋭賞に輝いています。
今年は5勝(5KO)でプロ初のタイトルも獲得した英国のスター候補生。苦しい試合も経験し、逞しさを増してきているカーン選手にとって2008年は勝負の年になりそうです。

以下名前の出ていた選手たちです(文はESPNのを適当に訳したもので信頼性はありません)

・デボン・アレキサンダー(20, junior welterweight, 13-0, 8 KOs)

コーリー・スピンクスのトレーナーを務めるケビン・カニンガムに師事するアレキサンダーは若く、速く、上手く、そしてパワフルだ。
来年1月のロイ・ジョーンズ対フェリックス・トリニダード戦のアンダーカードで元世界挑戦者のミゲル・カリストとの試合が予定されている。

・アルフレド・アングロ(25, junior middleweight, 11-0, 8 KOs)

チャド・ドーソンとステーブルメイトのアングロは17歳までボクシングを始めなかった。しかし素早い上達で2004年のオリンピックにメキシコ代表として出場を果たす。五輪では初戦でアイルランドのアンディ・リーに敗れ、翌年1月にプロ転向。ロイ・ジョーンズ、リッキー・ハットン、アントニオ・マルガリート、フェルナンド・バルガスらとのスパーで貴重な経験を得ている。

・クリス・アレオラ(26, heavyweight, 22-0, 20 KOs)

元ゴールデングローブ王者のエキサイティングで無慈悲で巣晴らしいパンチャー、アレオラはウラジミール・クリチコとジェームス・トニーとのスパーで経験を得た。
クリス・アレオラ対トーマス・ヘイス(2007/09/21)
クリス・アレオラ対マルコム・タン(2007/05/04)
クリス・アレオラ対ザキーム・グラハム(2007/02/09)

・A・J・バナル(18, junior bantamweight, 16-0-1, 13 KOs)

英雄マニー・パッキャオの成功を目指す若き才能の宝庫フィリピンにおいてもピカ一のホープだ。アグレッシブなサウスポーは今年戦った6試合のうち2試合を米国でゴールデンボーイプロモーションのもとで戦った。

・ティモシー・ブラッドレー(24, junior welterweight, 21-0, 11 KOs)

リング上で非常にアグレッシブゆえDesert Stormと呼ばれるサウスポーはいくつかのアマタイトルを引っさげ、ゲイリー・ショウのSHO-BOXに出場し4戦4勝。
ティモシー・ブラッドレー対ドナルド・カマレナ(2007/06/01)
ティモシー・ブラッドレー対マヌエル・ガルニカ(2007/02/02)

・フリオ・セサール・チャベスJr(21, junior middleweight, 34-0-1, 27 KOs)

偉大なる伝説の息子は、トップランク社の庇護のもと非常にゆるいマッチメイクで戦い続けている。しかし、非常に若くアマ経験の無い彼にとっての最初の35戦という意味がある。5試合すべてにKO勝ちした今年は大きく前進を遂げた年だ。
ヒスパニック系の間で抜群の知名度を誇る彼の商品価値は既に一流だ。12月のレイ・サンチェスとのPPVでは7万件の購入があった。
フリオ・セサール・チャベスJr対レイ・サンチェス(2007/12/01)
フリオ・セサール・チャベスJr対ルイス・ブラウン(2007/08/04)

・ユリオルキス・ガンボア(26, junior lightweight, 7-0, 6 KOs)

4月にドイツでプロデビューを果たした2004年の五輪金メダリストのキューバ人は2008年にはタイトル戦を戦えると信じている。デビュー後すぐに最もエキサイティングなホープとして注目され、すでに経験のある相手との対戦をクリアしてきている。
ガンボアをプロモートしていないルウ・ディベラが彼を賞賛する「ガンボアがなぜ優れているかって?彼は私が今まで見てきた中で最もエキサイティングなキッズの1人だ。彼の手は決して動きを止めない。彼は攻撃機械だ。」
ユリオルキス・ガンボア対アデルテン・デ・ヘスス(2007/10/30)
ユリオルキス・ガンボア対サムエル・ケベデ(2007/10/19)
ユリオルキス・ガンボア対ネストール・ウーゴ・パニアグア(2007/09/21)
ユリオルキス・ガンボア対ホエル・マヨ(2007/07/06)

・ダニー・ガルシア(19, junior welterweight, 2-0, 2 KOs)

2006年のアマ全米タイトルを獲得したガルシアは11月にプロデビュー。GBPのシェリー・フィンケルマネージャーのもと彼は時間を無駄にしていない。プロでの2戦で彼はハンドスピードと両拳のパンチ力、対戦相手を倒しきる渇望を示している。2008年は恐らく毎月リングに上がることになるだろう。

・ローマン・ゴンサレス(20, strawweight, 16-0, 16 KOs)

08年世界タイトルを高い確率で獲得するであろう彼はこのクラスでは稀有なパワーを両拳に宿している。2007年の6戦は同等か下位のランカーたちを倒してきたものだ。最近本田明彦氏の帝拳プロモーションとサインを交わした。105ポンドのクラスを誰かが騒がすことができるとすれば、それは彼だ。

・ジョー・グリーン(21, middleweight, 17-0, 12 KOs)

ニューヨーク出身のサウスポーは2007年4戦4勝。2008年は2月のクリチコ対イブラギモフ戦のアンダーでMSGでのデビューが予定されている。

・ロナルド・ハーンズ(28, junior middleweight, 17-0, 13 KOs)

偉大なるトーマス・ハーンズの息子は23歳まで真剣にボクシングを始る事はなく、プロに転向した2004年には既に25歳になっていた。ルウ・ディベラのプロモートの下、父に似たラフで体格を生かしたパワフルさを見せ、07年は年間を通じて進歩を見せ6戦全勝。ミドル級からスーパーウェルター級にクラスを下げ、より体格的優位を生かそうとしている。

・ケビン・ジョンソン(28, heavyweight, 18-0-1, 6 KOs)

彼の試合は技術と凄いジャブのものだ。17歳でボクシングを始め、僅か16戦のアマキャリアしかない彼はようやくここまできた。2007年はダミアン・ウイリスにほぼ完封で勝った彼の最も注目に値する勝利を含め5戦全勝。

・ジェームス・カークランド(23, junior middleweight, 21-0, 18 KOs)

試合開始から対戦相手に襲い掛かるカークランドのアグレッシブネスは対戦相手を恐怖させる。5'9''(約175cm)のサウスポーのキャリアには牢屋に入っていた間の約2年半の休止がある。キャメロン・ダンキン・マネージャーとゲイリー・ショウ・プロモーターの指導の下2006年にキャリアを再開して以来10勝(9KO)。
11月の試合ではノックダウンを喫するなど、ディフェンス面での欠陥は明らかだが彼の攻撃はスペシャルなものだ。

・アンディ・リー(23, middleweight, 14-0, 11 KOs)

リーは次世代のミドル級スターになり得る全ての要素を兼ね備えている。2004年の五輪アイルランド代表にもなった彼は6'2"(約188cm)で上手く強く速い。07年は8戦全勝。

・アブネル・マレス(22, bantamweight, 15-0, 9 KOs)

2004五輪メキシコ代表の彼は若さに似合わぬスキルと磨かれたスタイルを持つ。ナチョ・ベリスタインの指導の下バンタム級にクラスを下げパワーでの優位性を得て07年は重要な2試合(元王者ガルシア戦、HBOデビュー戦)を含む5戦全勝。
アブネル・マレス対イシドロ・ガルシア(2007/09/07)

・バネス・マルティロシャン(21, junior middleweight, 17-0, 12 KOs)

アマチュアの新鮮な才能をプロフェッショナルに育て上げる事においてトップランク社は他の追従を許さない。アルメニア生まれの04年五輪米国代表のマルティロシャンのプロジェクトは同社の最新のものでここまでは非常にうまく行っている。シェリー・フィンケルの指導の下6戦全勝の07年は非常に進歩した。

・アルゲニス・メンデス(21, junior lightweight, 9-0, 6 KOs)
04年五輪ドミニカ代表は07年8戦全勝で急速な成長を見せた。同国人の世界王者ホアン・グスマンは彼の指導者の1人である。

・ビクトル・オルティス(20, junior welterweight, 20-1-1, 15 KOs)

ダイナミックなサウスポー、オルティスはトップランク社の宝の一つだ。陣営は2月に世界王者のリカルド・トーレスとの対戦を要求しているがトーレス側が拒み続けている。07年はタフなエマニュエル・クロッティを倒し、元世界王者のカルロス・マウサを初回で仕留めるなど印象的な活躍を見せた。
ビクトル・オルティス対カルロス・マウサ(2007/11/10)
ビクオル・オルティス対エマニュエル・クロッティ(2007/08/30)
ビクトル・オルティス対マキシミノ・クエバス(2007/06/29)

・ピーター・クゥイリン(24, middleweight, 16-0, 13 KOs)

2005年半ばにプロ入りする以前、彼はアマチュアで僅か15戦の経験しか無かったが、プロ入り後パワーに溢れたエキサイティングなスタイルで活躍を見せている。
プロモーターのセドリック・クッショナーは彼に07年8試合を課し全勝。
ピーター・クゥイリン対ウンベルト・コラル(2007/08/18)

・オドラニエル・ソリス(27, heavyweight, 6-0, 4 KOs)
04年五輪金メダリストは4月にキューバチームの同僚金メダリスト二人と共に亡命してプロ転向。ここまでは順調だ。

・カルロス・ファン・ベラスケス(23, junior lightweight, 5-0, 5 KOs)
アマチュアでの豊富な経験を経て2月に双子の兄弟ファン・カルロスと共にプロデビューしたプエルトリカンはシェリー・フィンケルの指導を受けている。アマ時代にユリオルキス・ガンボアに勝利している。

・アンドレ・ウォード(23, super middleweight, 14-0, 9 KOs)
04年五輪米国唯一の金メダリストは期待された素早いステップアップは見せていない。


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