ビクオル・オルティス対エマニュエル・クロッティ(2007/08/30)

スーパーライト級10回戦

ビクトル・オルティス選手(Victor Ortiz)がエマニュエル・クロッティ選手(Emmanuel Clottey)に10回TKO勝ちしています。

20歳のサウスポー、オルティス選手の完勝でした。
右で探りを入れつつ相手の出口を塞ぐステップを踏んでかけるプレス。上下に打ち分けるウェイトの乗った左ストレートでの踏み込み。接近戦でのコンパクトに振りぬくコンビネーションブロー。オルティス選手のシャープでパワフルな攻撃は実に見事でした。
最終10回に接近戦でオルティス選手の右がカウンターで入りダウンを喫したクロッティ選手。立ち上がったもののオルティス選手の連打から最後は左ストレートで吹き飛ばされるように倒れた場面でレフェリーが試合を止めています。(ストップタイムは最終回の2分59秒でした）

オルティス選手の常に落ち着き払っている様子。余裕というか実力に裏打ちされた自信に溢れる戦いぶりが印象的でした。

オルティス選手は19勝(14KO)1敗1分。クロッティ選手は24勝(14KO)8敗。

Ortiz Stops Clottey
Ortiz Stops Clottey In 10th Round TKO

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