ビクトル・オルティス対カルロス・マウサ(2007/11/10)

スーパーライト級10回戦

MSGでのコット対モズリー戦のアンダーカード。20歳の新鋭ビクトル・オルティス選手(Victor Ortiz)と元世界王者カルロス・マウサ選手(Carlos Maussa)との興味深い顔合わせは、オルティス選手が初回僅か47秒でのノックアウトで勝利しています。(体格比較)

ベテラン巧者のマウサ選手に対し、サウスポースタイルからの強打で売り出し中のオルティス選手の苦しい戦いも予想していましたが、この結末には驚きました。
試合開始からじわじわとプレスを掛けながら放つオルティス選手のパンチはこの日も非常にシャープでした。
フィニッシュはショートの左ストレートでした。このパンチで吹き飛ばされたマウサ選手は右目の下を切り裂かれ、ふらつきながら立ち上がったもののレフェリーのカウントは10まで達していました。
右アッパーも非常に切れていたオルティス選手。ビッグファイトのアンダーカードでその強さを強烈に印象づけたパフォーマンスに今後の注目度は上がっていくことでしょう。

オルティス選手は21勝(15KO)1敗1分。マウサ選手は19勝(17KO)5敗。

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