さらに追加
下で触れているヒット率のプラスマイナス。
カネロとゴロフキンの直近5試合のデータが有ったので調べてみたところ
カネロ:11
ゴロフキン:12
ということで
22.5 メイ
14.0 ララ
12.0 ゴロフキン
11.0 カネロ
6.9 パック
なんて数字が出た
opp.conn.%だと
19.0 ララ
22.3 メイ
24.0 カネロ、ゴロフキン
25.8 パック
リゴンドウはデータなし、サンタクルスはどうだろう・・?、あとはウォード、ウラジ、チャベスJrに、カーン・・・
いずれも探せそう。 時間を見つけてやってみよう
少し追加
トータルとパワーショット(ジャブ)のデータが全て揃ってる試合での数字を集計してみた
(メイ27試合(27-0,11KO)うちノンタイトル戦5試合、パック22試合(18-4,8KO)うちノンタイトル戦9試合)
メイ
トータルヒット・手数 5310/11677(45%)、パワーヒット・手数 3453/6618(52%)
相手のヒット・手数 2837/13339(21%)、相手のパワーヒット・手数 2141/8328(26%)
27試合全体で手数で1662劣り、ヒットは2473勝る。パワーだと手数-1710に対しヒット1312。
全体のデータで取ったヒット率、パワーパンチヒット率、それぞれの数字を単純に相手とプラス・マイナスした数値は
トータル24.2、パワー26.5
対パック戦で言えばトータルヒット率34%、パワーヒット率48.2%。パーセントをプラスマイナスした数値
トータル15.1、パワー21.5
パック
トータルヒット・手数 4629/14486(32%)、パワーヒット・手数 3718/8576(43%)
相手のヒット・手数 2819/10652(26%)、相手のパワーヒット・手数 1867/5383(35%)
22試合全体で手数で3834、ヒットで1810勝る。パワーだと手数3193、ヒット1851勝ってる。
プラスマイナススタッツ、トータル5.5、パワー8.7
対メイで言うとプラスマイナススタッツは18.9-34.0=-15.1
パーセンテージを単純に足し引きした数値の意味に疑問もあったりもしますが
http://www.boxingscene.com/compubox-updates-their-plus-minus-ratings--77719
こんな記事があったので。(2014/5)
この記事の当時(メイはマイダナ1の後、パックはブラッドリー2の後)からパックが大きく数値を落としてる
これよりも約1年前(2013/5)のデータhttp://compuboxonline.com/updated-compubox-plusminus-list/
ここで顔を出しているリゴンドウが2014年版ではいないが、13年12月の対アグベコ戦で自らのヒット率17%、アグベコのヒット率15%という試合で数値を落とした? これに関しては不明。
13年版リストで被弾パーセント(Opp. Conn.%)でトップのリゴンドウ(16%)。上述の通りアグベコ戦で15%、その次のソッド戦、さらには天笠戦のデータがないのですが、数値はそれほど変わっていない?? 天笠戦のデータないかなあ
この時メイが17%で2位だが、この数字が集計された5試合(ゲレロ19.4、コット20.8,モズリー20.4、オルティス17.6、マルケス11.8)に対してパック18.9、マイダナ22.4、マイダナ25.8、カネロ22.2、ゲレロ19.4という直近5試合なのでOpp. Conn.%は22.3%となる。直近5試合でのプラスマイナススタッツは44.8-22.3=22.5
3位のモレノはデータがないので現在値は不明。
4位のララ直近5試合(2015/6のロドリゲス戦まで)のプラスマイナススタッツ14、Opp. Conn.%は19%
だいぶ話が逸れてきたが気にしない
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元記事に貼ったこれとかStats: Fewest Punches Landed By Mayweather Foes
これStats: Mayweather Landed a Career Low on Pacquiao 、さらにStats: Fewest Punches Thrown and Landed By Pacquiao
なんかが非常に興味深かったので色々とデータを集めてみてまとめて置いておきます。
まず、メイは98年の対ヘナロ戦以降のデータ。そのうちマンフレディー戦の全データ、リオス戦ジューコ戦、バルガス戦のパワーパンチデータが探せませんでした。
パックは2003年のバレラ1以降。ファッシャン戦、ベラスケス戦、ラリオス戦の全データが探せませんでした。 これらのデータをお持ちの方がいたら教えてもらえるととても嬉しいです。(できればソース付きで)
まずメイが最もパンチを食った試合ランキング
221 Marcos Maidana1(2014/5
203 JL.Castillo1(2002/4
182 Jesus Chavez(2001/11
172 Carlos Hernandez(2001/5
159 Gregorio Vargas(2000/3
155 Carlos Rios(1999/2
150 DeMarcus Corley(2004/5
147 Justin Juuko(1999/5
137 JL.Castillo2(2002/12
128 Marcos Maidana2(2014/9
これらのうち、ヘスス・チャベス戦はTKO9、ジューコ戦はKO9。
メイが最も多くの手数に晒された試合ランキング
925 Jesus Chavez
858 Marcos Maidana1
676 Carlos Hernandez
670 Carlos Baldomir
657 DeMarcus Corley
604 JL.Castillo2
587 Oscar Delahoya
583 Juan M.Marquez
581 Roberto guerrero
572 Marcos Maidana2
上記通りヘスス・チャベス戦はTKO9
相手との手数差 相手が多いランキング
-469 Jesus Chavez
-432 Marcos Maidana1
-246 Marcos Maidana2
-212 Carlos Baldomir
-205 JL.Castillo2
-156 Phillip Ndou
-156 Carlos Hernandez
-117 Vicoriano Sosa
-106 Oscar Delahoya
-105 Roberto guerrero
ヒット数の差
-46 JL.Castillo1
9 Marcos Maidana1
15 Jesus Chavez
25 JL.Castillo2
38 Marcos Maidana2
47 Victor Ortiz
54 Sharmba Mitchell
62 Justin Juuko
66 Phillip Ndou
66 Ricky Hatton
カスティーヨ1がヘナロ戦以降で唯一ヒット数で上回られた試合。メイのヒット数-相手のヒット数というこのデータだがこのランキングの半分は途中で終わったもの。なので12回戦った試合で同じデータをとると
-46 JL.Castillo1
9 Marcos Maidana1
25 JL.Castillo2
38 Marcos Maidana2
67 Manny Pacquiao
69 Carlos Hernandez
74 Miguel Cotto
82 Roberto guerrero
85 Oscar Delahoya
85 Gregorio Vargas
となる。
続いてパック。
パックの手数-相手の手数というデータ。12回戦った試合に限ってみた
-88 T.Bradley1
-64 T.Bradley2
-6 Floyd Mayweather
92 JM.Marquez1
108 JM.Marquez2
ブラ1はいちおう判定負け、メイ戦判定負け、マルケス1ドロー、マルケス2クロスファイトの末スプリット勝ち。
ここでboxingsceneで紹介されていたデータStats: Fewest Punches Thrown and Landed By Pacquiaoも見てみると。
パックの手数が少ない試合ランキング
429 Floyd Mayweather
563 T.Bradley2
578 JM.Marquez3
619 JM.Marquez2
639 JM.Marquez1
667 MA.Barrera2
669 Chris Algieri
727 S.Mosley
751 T.Bradley1
とりあえずこのぐらいで。自分以外に需要もないだろうし奥底に移動させて少しづつ追加するかも。 +なんか表示がおかしくなってるけど修正はいずれ
スロー再生で数えたことがあるので補足しておきます。
手数はほぼ信用できますが、信用できるのはそれだけです。
前の手のジャブ以外はすべてパワーパンチ。ヒットは不明瞭(適当)。
そもそもパワーパンチがカウントされているだけヒットしているのなら、
ボクサーはドランカーだらけ。これには質が含まれていないのです。
参考にならないとはいいませんが、誤解を与える材料とはいえます。
有効打はダメージで判断するのが妥当。単純に数値化すると以下。
数値自体はアバウトですが、質が1ランク変われば一桁程度違うということ。
*一発KO*1000点(満点)
*ダウン及び準ずるパンチ*100~900点(100単位)
*クリーンヒット*10~90点(10単位)
*身体に当たっただけ*1~9点(1点単位)
*強打の空振り*0.5点
*軽打の空振り*0.1点
手を出せるのは技術や間合いやタイミングを見る指針にはなるのですが、
結局、当たってしまえば手数は端数。効かせてしまえば小さなヒットも端数。
KOならすべてが帳消し。そしてそれが正しい。
有効打を検証するなら自力でしましょう。ショートカットではダメです。
質が含まれていないというのも言わずもがな。
スタッツがあくまで参考程度にしかならない、というのも過去になんども言ってきていることです。
誤解を与える、というのはおっしゃる通りでマニア以外には文字通りの意味でのパワーパンチ、強いヒットと思ってしまうのは避けられないかもしれませんね。
有効打がダメージで判断、こんなことは誰でも理解している当たり前すぎることだと思います。
過去にいくつかcompuboxのスタッツを大いに参考にした上でいろいろ書いた記事がありますが、それを見ていただければわかるとおもいますが、有効打の検証にcompuboxの数値に頼ったことは一度もないです。
これら上記のことは説明するまでもない当たり前のことだと私は思っていましたが。
私としてのcompuboxの数字の扱いは
例として、一番最後に取り上げたパックの手数が少ないランキングのデータから
やっぱ今回のメイ戦やいつも苦戦した対マルケス戦の手数が少ない、さらに近年の試合でかつてより手数が減少傾向にあるんだろうか
とかを感じることができて(これが正しいかどうかはまた別)面白いな
ただこれだけで、それ以上でも以下でもないです
わざわざ分析する価値がない試合だと思います