ピーター・クゥイリン対ウンベルト・コラル(2007/08/18)

スーパーミドル級8回戦

ツア対モンタナの前座に登場したミドル級ホープ、ピーター・クゥイリン選手(Peter Quillin)がメキシコの元五輪代表ウンベルト・コラル選手(Jose Humberto Corral)に初回KO勝ちしています。

元五輪代表の肩書きを持つコラル選手の健闘に期待したかったところですが、強打っぷりが評判のニューヨーカー、クゥイリン選手の圧勝でした。
体格差も結構あった感じで、自信満々に強打を振るうクゥイリン選手相手にコラル選手は何もする事ができませんでした。
初回1分あたりに強烈な右アッパー、右ストレートを貰ってコラル選手は完全にビビってしまったように見えました。フィニッシュのシーンではまともにはパンチを貰っているように見えなかったのですが、ガードの上から強打をガツンガツン打たれて、もう勘弁して、って感じで倒れカウントアウトされています。
マニー・パッキャオ選手にやられた時のホルヘ・ソリス選手を思い出しました。

まだまだ試されていない24歳のホープですが、鮮烈なノックアウトを連発中の強打は非常に魅力です。

クゥイリン選手は14勝(12KO)。コラル選手は10勝(7KO)6敗。


Quillen KO's Corral!