クリスチャン・ミハレス対川嶋勝重(2007/01/03)

WBCスーパーフライ級タイトルマッチ

昨年9月以来の再戦はミハレス選手(Cristian Mijares)が川嶋選手(Katsushige Kawashima)に10回TKO勝ちしてタイトル2度目の防衛に成功しています。

川嶋選手の強打に対しミハレス選手が的確でシャープなパンチで応戦。川嶋選手は徐々にダメージを蓄積していったように見えました。
ただ中盤以降、川嶋選手のパンチにミハレス選手の動きが止まる場面もあり、ミハレス選手のはっきりとしたリードの展開ではありながらも川嶋選手の王座返り咲きのチャンスもあったように見えたのですが、試合は10回、ワンパンチで決着してしまいました。
川嶋選手が踏み込んで来るところでミハレス選手が右にステップしながら放った右ストレートが川嶋選手のアゴを打ち抜き川嶋選手がダウン。
（判定はスリップでしたが明白なダウンでした。）
ダメージは深刻で立ち上がったもののロープにつまり連打を浴びながらも反撃のパンチを放つことができずレフェリーが試合を止めました。

ミハレス選手は30勝(11KO)3敗2分。川嶋選手は30勝(20KO)6敗。


川嶋は王座復帰ならず
川嶋初のＫＯ負け世界失敗／ボクシング