ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

汚れた血とポンヌフの恋人【DVD】

2015-12-10 07:51:34 | 映画・DVDレビュー
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大学時代はヨーロッパ映画をよく見ていました。ゴダールやトリュフォー、シャブロル等のヌーベルヴァーグと言われる監督の古い作品もかなり見ましたが、当時出てきた次世代のヌーベルヴァーグのレオスカラックス、ジャンジャックベネックス、リュックベンソンにはガッチリはまってしまいました。

特にカラックスの汚れた血を見たときには『こんな映画を俺は作りたかったのだ』と、映画製作には全く興味が無かったのに、そう思ってしまうほど、感性的にシックリくる作品でした。

腰痛で安静期間に、もうそろそろ見たい映画も見尽くしたので、好きだった映画で久しく見ていないタイトルを見る事にしましたが、カラックスの汚れた血とポンヌフの恋人を見てみました。

汚れた血は、色使いや、時にシュールなカット等ややゴダールの影響も見られますが、ストーリーはそれほど難解では無く、ロマンスとアクションとスッと入れる要素です。ただ本当にクールで古のヌーベルヴァーグを彷彿させる映像技法がかっこいい。大胆かつ繊細、まさにヌーベルヴァーグの恐るべき子供と呼ばれていた作品です。


汚れた血は小さな映画館で会場も少なかったのですが、このポンヌフは割と大きな箱で、上映されていました。多分ストーリー的にもわかりやすく、フランス映画特有の歪んだラブストーリーではありますが、大衆にも支持されると考えたのだと思います。実際の配給収入はわかりませんが、2011年に再上映されたり興業的にも成功を収めた映画だったのだと思います。ヌベルバーグ的に悲観的な結末を期待したのですが、意外にも普通な終わり方、、、、と思ったのですが、2パターンの結末が用意されて、未公開なのは悲劇だそうです。そっちが観たかったなぁ。


ヌベルヴァーグの恐るべし子供たちと呼ばれる監督たちの映画は、今時の方の感性にハマると思います。

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