ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

【DVD/映画】最近見た映画 2024.7.23

2024-07-23 07:57:11 | 映画・DVDレビュー

鶴岡市・酒田市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
買取りの情報はこちら→当店ホームページ上部ヘッダーメニューの売りたいから、買取のアドバイスをクリックしてください。

今回は予想通り、とってもいい作品の数々。事前にいろいろと精査したおかげです。でも当たりもあれば外れもあるというのが、映画鑑賞の楽しみでもあるかなぁ?

デューン/砂の惑星Part2

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる、、、というアラスジです。

パート1は映画館で見て、それが良かったのでこちらも映画館に行く予定でしたが、何せ多忙で行けませんでした。前作から2年以上も経っていますが、すんなりと続編に入れました。やはり壮大なスケールとその世界観に圧倒されます。映画館で見なかったことが、本当に後悔です。ストーリー的にも本当によくできていると思います。最後は自らの政略結婚によるチャニとの仲はどうなるのと、モヤッと終わるところも、思わせぶりで良いです。ちなみにですが、デヴィッド・リンチ版も悪くないですよ。

 

君たちはどういきるか

母を火事で失った11歳の少年・眞人(マヒト)は父・勝一とともに東京を離れ、和洋折衷の庭園家屋「青鷺屋敷」へと引っ越してきた。軍事工場を営む豪放な父と、新たな母親となった、亡き母の妹・夏子に複雑な感情を抱く眞人。新しい学校では初日から喧嘩をしかけられ、自ら石で頭を打ちつけて血を流す。そんな孤立して家にひきこもる眞人の前に、青サギと人間の姿を行き来するサギ男が現れる。敷地の奥の森にある謎の石づくりの塔、本を読みすぎて姿を消してしまったという青鷺屋敷の主・大伯父、眞人を見守る7人の老婆たち……というアラスジです。

タイトルからみても哲学的ですが、とにかくカオス、混沌としていて、ストーリーの整理がつきませんでした。たとえば13個の積み木の意味するところ、そのような比喩的な部分から、なにかを想像できることが出来ませんでした。その様に考える、宿題を与える作品だったのかもしれません。自分の中では消化出来ない部分もありましたが、確立した世界観、そして秀逸なアニメーション表現力と、見終えた後の充足感が、良い映画である証拠だと思います。

 

クエンティン・タランティーノ/映画に愛された男

「レザボア・ドッグス」で衝撃的な監督デビューを飾り、長編第2作の「パルプ・フィクション」で第47回カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得。ビデオショップの店員から、一躍世界中の映画ファンが憧れる現代有数の人気監督へと駆け上がったタランティーノ。そんな彼の怒涛の映画人生を振り返る、魅惑のドキュメンタリーが誕生。監督デビュー作から「ヘイトフル・エイト」までの豪華出演陣や関係者たちが、あっと驚く製作秘話や愉快な逸話を披露し、タランティーノファンならずとも見逃せない一作に仕上がった、、、というアラスジです。

インタビューが多く盛り込まれた、ドキュメント映画は退屈で、あまり好きではありませんが、タランティーノが好きだから?途中におりこまれる映画のシーンもタイミングがよく、過去の作品を振り返りながら、関わったスタッフや役者さんがエピソードを語ります。10作で映画監督を引退すると表明していて、あと1作という前振りにもなっています。タランティーノ自身のコメントはありませんが、タランティーノの映画愛が強く感じられる作品でした。

 

殺人遊戯

殺し屋、鳴海昌平がマグナム44をひっ下げて東京に帰って来た。五年前、頭山会会長を仕止めた時、目撃者の秘書、美沙子を殺すに忍びず、ほとぼりがさめるまで外国に逃亡していた。鳴海が銀座で舎弟の文太とホステスのツケの取り立てをやっていると、五年前の目撃者、美沙子に会った、、、、というアラスジです。

先日、久しぶりに見た最も危険な遊戯が、あまりにもツボにはまりました。前回も言いましたが、松田優作×村川透のハードボイルド映画が好きだから仕方がありません。とにかくカッコイイです。村川監督も松田優作を活かす術を知っています。動作ひとつひとつが痺れます。故佐藤慶さんの名バイプレイヤー振りも良いですね。竹田かおりさんも素敵でした。同じ角川映画の野生の証明の封切が近いということもあって、そういうネタがちらちら入ってくるのも面白かったです。何せ当時は薬師丸ひろ子さんの大ファンでしたから。

今回は高評価続出です。有意義な映画鑑賞ができました。心も満タンに、、(笑)。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.7.4

2024-07-04 07:56:22 | 映画・DVDレビュー

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6月中は筋トレも週2~3で行けて、映画もまぁまぁ見る事ができました。その分、ギターを弾かなくなったというだけの様です。やはり時間には限りがあるんですよね。当然のことながら。

法廷遊戯

弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っていた。無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。この事件をきっかけに、3人をめぐる過去と真実が浮かびあがっていき、事態は二転三転していく、、、というアラスジです。

映画としてどうとか言う以前に、ミステリー作品として、その原作が秀逸だと思いました。二転三転の展開も、わかりやすいのも素晴らしいと思いました。愛憎のヒューマンドラマの部分もマァマァで、その偶然はどうなの?とか、つっこみどころはありますが、単純に面白かったです。もう少し演出として、スリリングな場面があったりしても良かったかな?杉咲花の演技は圧巻です。

 

アクアマン/失われた王国

はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが……というアラスジです。

コミックの実写版とか、続編とは知らずに、ただジェームスワン監督という事で借りて見ました。どうもアニメに寄ったCGというのが、ちょっと苦手でして、確かにアクションシーンは流石ジェームスワンというべき部分がありましたが、終始そのCGへの苦手意識が払拭できずに見終えました。ストーリーもわかりやすく、テンポも良いのですが、やや若年層向けかなぁ。

 

MEGザ・モンスター

大陸から200キロ離れた海洋研究施設から潜水した探査船が未知の海溝を発見するが、船は未知の海域で消息を絶つ。救助に向かった潜水レスキューのプロ、ジョナスは、生物学の常識を超えた巨大なモンスター“MEG”と遭遇する。船を破壊し、研究施設も壊滅させたそれから人々を守るため、ジョナス率いる海洋エキスパート・チームが立ち向かう、、、というアラスジです。

鮫映画は好きです。鮫のB級のパニック映画も見ることもありますが、ディープ・ブルーの様なドキュメントも好きです。当然この映画も気にはなっていましたが、なにせ優先順位が下の方で、なかなか上がってきませんでしたが、この映画の続編ができたり、この映画を発端に鮫映画作品が多数できたり、よほど面白いのかと、優先順位を繰り上げて見ました。確かによくできたパニック映画だと思いますが、シチュエーション的に、近未来的な潜水船での戦いというのが、立場を置き換えられなくて、ハラハラ感は少なかったです。1度、海水浴場に現れた時はドキドキしましたけど、、、やはりジョーズと比較してしまいます。+0.5

 

最も危険な遊戯

日本の財界の大物達が相次いで誘拐されるという事件が起こるが、犯人が複数である事以外、手がかりは一切つかめない。東日電気社長の南条信隆も強引に誘拐された。東日電気会長の小日向は鳴海昌平を呼び、誘拐された南条社長の救出を依頼する。南条は小日向の娘婿でもあり、謝礼は五千万円という事だった、、、というアラスジです。

1978年公開の懐かシネマです。松田優作×村川透の名コンビの第1作目です。もちろん大昔に見てはいますが、全く記憶になくWOWWOWで拝見しました。このコンビの名作、野獣死すべし、蘇る金狼と比較すれば、映画としての完成度やストーリー的には落ちる訳ですが、やはり松田優作×村川透のハードボイルド映画が好きなので、必然的に評価は高くなります。ただただカッコイイ、、、この雰囲気が大好きだ、そんな映画でした。松田×村川にもうひとつ重要なエッセンスが、大野雄二の音楽だと付け加えたいです。

やはり松田優作のハードボイルドはカッコイイ。蘇る金狼も野獣死すべしも、割と近年に見ていて、ここでもレビューしていましたが、WOWWOWで放送するのでまた見ます。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.6.25

2024-06-25 07:58:12 | 映画・DVDレビュー

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映画館で見ようと思ってたゴジラ-0.1、デューン後編、青春ジャック2、ぼかげ、パーフェクトデイズ、サンクスギビングは見ることができませんでした。さてCOUNT ME IN魂のリズム、ボブマーリーONE LOVE、シドバレット独りぼっちの狂気は見れるでしょうか?

ヴァチカンのエクソシスト

1987年7月、サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から、ある少年の悪魔祓いを依頼される。少年の様子を見て悪魔の仕業だと確信したアモルトは、若き相棒トマース神父とともに本格的な調査を開始。やがて彼らは、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く、、、というアラスジです。

実話とは書いてありませんでしたが、実在した悪魔祓い士の話だそうです。エクソシストものの見せ場は、憑依された人間のリアリティと、エクソシストと悪魔の駆け引きだと思います。憑依された少年の演技とメイクはかなりのレベルだと思いました。ラッセルクロウ演じるエクソシストと悪魔との対決シーンは、なんとなくCGに誤魔化された感じで、少々盛り上がりに欠けたと思います。やはり元祖エクソシストを思い出すと、そこはハードルが高すぎですね。肝心のホラー映画としての怖さは、あまりありませんでしたが、普通に史実映画と考えれば、良い作品だと思います。+0.5

 

MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

小さな広告代理店に勤める吉川朱海は、憧れの人がいる大手広告代理店への転職を目指しながらも、仕事に追われる多忙な日々を過ごしていた。ある月曜日の朝。彼女は後輩2人組から、自分たちが同じ1週間を何度も繰り返していることを知らされる。他の社員たちも次々とタイムループに気づいていくが、脱出の鍵を握る永久部長だけが、いつまで経っても気づいてくれない。どうにか部長に気づかせてタイムループから抜け出すべく悪戦苦闘する社員たちだったが……というアラスジです。

2022年の作品で、レンタルで言えば準新作かもしれません。ちょっとマイナーなコメディー映画です。映画として重要なシーンですが、やはり同じ場面がループするのはちょっとイライラします(笑)。ひょっとすると、毎日毎日同じ行動の繰り返しという、自分の日々の活動を見ているかの様な、苛立ちかもしれません。とてもテンポがよく、スラスラと見れるのも良いです。意外にも、ほっこりと感動的に終わるというところも良かったです。日々を噛みしめながら、大切に生きましょう。

 

山女

18世紀後半の東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、凛は人びとから蔑まれながらもたくましく生きていた。そんな彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、村中を揺るがす事件を起こし、村人から責められる父親・伊兵衛をかばう凛は、家を守るため自ら村を去る。けっして越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越えた凛は、さらに山の奥深くへと進んでいく。そんな凛の前に現れたのは、人間なのかもわからない不思議な存在だった、、、というアラスジです。

序盤からずっと嫌なシーンが続きます。もう見るのを止めようかと思う程、重っ苦しいストーリーです。イジメやハラスメント的なものは、江戸時代の話でも苦手です。そこに山男なる得体の知れない生物が出てきて、展開が変わって行きます。そこから凛は山男と一緒に、安らかに深い山の中で暮らす事ができたと思いきや、また村の現実に引き込まれてしまうのです。更に嫌な気分になります。最終的にはちょっと救われはしますが、この嫌~~~な感じが肝になります。所々、これって庄内映画村?と思える場所があるのですが、最後のクレジットを見ると、やはりあの辺で撮られた作品の様です。+05

 

ラストスタンド

元ロサンゼルス市警の刑事オーウェンズは、第一線を退き、国境付近の小さな街で保安官として平穏な日々を過ごしていた。ところがある日、FBIから移送中の凶悪犯罪者が逃走し、メキシコ国境に向かっているとの連絡が。軍隊並みに訓練された彼らに対し、オーウェンズは戦闘経験のない部下らとたった4人で立ち向かう決意を固める、、、というアラスジです。

2013年公開のシュワちゃん主演のアクション映画です。WOWWOWでやっていたのが録画されていましたが、この作品の存在もしらず、予約した記憶は無いので、誤操作だったのかもしれません。ところが、、、凄く面白かったです。特殊なCGやギミックも無い、ガンアクションやカーアクション、ラストの素手での戦い、シンプルなアクション映画でしたが、そこにアクション映画の本質を感じました。ストーリーもとても分かりやすく、良い時代のアメリカ映画の雰囲気を持つ、面白い映画でした。

 

サブスクで70~80年代の懐かシネマを見ようと思っているのですが、そのあたりの好きな映画は、何度も繰り返し見ているし、、、そうではない、本当に久し振りに見て、ときめく映画を探しています。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.6.4

2024-06-04 08:00:00 | 映画・DVDレビュー

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つまらない映画を見た後は、本当に残念な気分になります。2時間もの時間を無駄にしたからです。今時は映画を見るのも、たいしてお金がかかっていないのですが、お金よりも時間が大事な年ごろです、、、いや?やはりお金の方が大事かな(笑)。昔は、何もしないで休日が終わった、なんてことがありましたが、今はあり得ません。つまらない映画を見ない様な工夫はしているんですけどねぇ。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

新宿ゴールデン街にある小さなバー「カールモール」を切り盛りするバーテンのマリコには、探偵というもう1つの顔があった。ある日、マリコの前にFBIが現れ、「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してほしい」と依頼してくる。恋人で自称忍者のMASAYAにも協力してもらい、宇宙人の行方を追うマリコだったが……というアラスジです。

新宿ゴールデン街のバーで探偵を営む主人公の伊藤沙莉。この設定だけで面白そうと借りてみました。コミカルでテンポの良い映画で、サクサク楽しく拝見しておりましたが、終盤でエイリアンの手が出てきて、UFOが登場すると、めっちゃ萎えてしまいました。いやぁ途中までは面白かったのに。エイリアンも良いのですが、一切登場しないとか、UFOも然り、映画の質を落としてしまったと思います。カオスです。+0.5

 

オールドマン

深い森の奥に隠遁する老人男性の住む小屋に、迷子になったハイカーの青年ジョーがやって来る。彼は助けを求めるが、老人はいきなり彼に猟銃を突きつけ、まったく信用しようとしない。老人は銃や刃物で青年を脅しながらも、めったにこない客をどこか楽しんでいるかのよう。緊張感が漂う中、老人の隠された“恐ろしい秘密”が徐々に明らかになり、青年に危険が襲いかかる。果たして青年は無事に生きて帰ることができるのか…というアラスジです。

ワンシーンが延々と続く映画です。老人と青年との会話が、1時間半です。最初は緊迫感もあったのですが、1時間近くなるとこちらもグダグダになってしまいます。映画のジャケットを見るとサイコキラーのサスペンス映画ではないかと、勝手に面白い想像をしたのですが、結局、オチもそんなに面白くありませんでしたし、途中から『ひょっとしたら?』と思ったオチがそのままでした(涙)。残念、、、+0.5

 

おまえの罪を自白しろ

政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。それは国家を揺るがすほどの罪で、権力に固執する清治郎は口を開こうとしない。晄司は家族の命を救うため、罪に隠された真相を暴くべく立ちあがるが……というアラスジです。

代議士の孫が誘拐されて、要求は政治家として、陰で犯した罪をテレビの前で自白しなければ、孫は殺すというクライムサスペンスです。政治家としての保身と、孫の為にという家族との軋轢、そんな人間ドラマもある訳です。肝心のサスペンスの部分は、まぁまぁ出来ていると思いますが、演出が軽くて、緊迫感が薄い様に思いました。女優の〇〇〇〇子さんがチョイ役で出てるな?でもチョイ役な訳ないよね(笑)。犯人は簡単に想像できました。+0.5

 

銀河鉄道999

身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手に入れられるようになった未来。しかし機械の身体は高価なため、貧しい人々は買うことができなかった。そんな中、銀河鉄道999に乗れば、機械の身体を無償でもらえる星に行けるという噂が流れる。少年・星野鉄郎は母と共に999号の停車駅があるメガロポリスへ向かうが、その途中で機械伯爵による人間狩りに遭い、母を殺されてしまう、、、というアラスジです。

懐かシネマです。中学の時に、宇宙戦艦ヤマトブームからの、松本零士作品が盛りあがり、私もこの映画は見ております。実に45年振りに見た訳ですが、さすがに大昔に1度だけ見た映画は記憶にありませんでした。いろんな話が詰まっていて混沌としています。終盤にはいろんなサプライズもあり、最終的にはきっちりと腑に落ちてエンディングを迎えます。あの時代と考えれば、壮大なSFアニメだと思います。

銀河鉄道999を見て、面白いと思ったのが、列車が宇宙を飛ぶSFなのですが、999号乗車の高額なチケットを、札束で購入していました。ここは既に現在の方が進んでいます。また列車内でタバコを吸っている人がいましたが、今の電子タバコ以上に、周囲には迷惑にならないタバコかもしれません。40年前のSFを見るという楽しさが、そういうところにもありますね。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.5.14

2024-05-14 07:51:36 | 映画・DVDレビュー

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ゴールデンウイーク中は、映画はほぼ見ることが出来ませんでした。映画館で見たい映画も、もう地元ではやっておりません。撮り溜めたヤツもHDDにたんまりと。忙しいのですから、割り切ってマイペースで見ていこうと思います。

コンパーメントNo.6

1990年代のモスクワ。フィンランドからの留学生ラウラは恋人と一緒に世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、恋人に突然断られ1人で出発することに。寝台列車の6号客室に乗り合わせたのはロシア人の炭鉱労働者リョーハで、ラウラは彼の粗野な言動や失礼な態度にうんざりする。しかし長い旅を続ける中で、2人は互いの不器用な優しさや魅力に気づき始める。

北欧~ロシアを舞台にしたロードムービーです。ロードムービーは大好きなのですが、ヴェンダースやジャームッシュとは一線を画す様な作品です。寝台列車の2人個室に、見知らずの異性と何日も居るなんて、しかも粗暴で無神経なヤツ。そんな始まりから、舞台は厳冬のロシア。車窓に写る風景も荒涼としています。90年代のロシアの時代背景を感じる様な、名実ともに寒々としたロケーションも良い雰囲気です。やがて二人は親密になり、、、というストーリーも分かりやすく、このロシアの風景にホワッとした暖かさを与えてくれます。やはりヨーロッパ映画が好きなんだなぁ。

 

渇水

市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納している家庭や店舗を回り、料金徴収および水道を停止する「停水執行」の業務に就いていた。日照り続きの夏、市内に給水制限が発令される中、貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々を送る俊作。妻子との別居生活も長く続き、心の渇きは強くなるばかりだった。そんな折、業務中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会った彼は、その姉妹を自分の子どもと重ね合わせ、救いの手を差し伸べる。

母親に放置されて、ほぼ2人暮らしの幼い姉妹。貧困の中でも、必死に生活している姉妹の姿が、作中のメインになっていて、終始厭な気分の映画です。最終的には収まるところに納められるストーリーですが、岩切も幼い姉妹も、もっとほっこりとした気分でエンディングを迎えられる事を期待していたのですが、そこがマァマァな感じで、厭な気分が続いただけに、そこには拘ってほしかったと思います。+0.5

 

フォール/FALL

山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう、、というアラスジです。

あんなに華奢であり、高層の鉄塔が存在するという理不尽。しかも、老朽化しているのに、誰でも登れる状態にあるというのもどうなんだろう。そんな設定の甘さも、不安定な600mの鉄塔のてっぺんに取り残されたというシチュエーションに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。恐らくグリーンバックを使った映像なんでしょうけど、とってもリアルでなんとも言えない恐怖感を感じます。絶望的な状況で、実は、、、親友ハンターは幻覚というショッキングな展開。できれば救助されるまでの過程で、もうひと捻りあれば良かったのですが、、、

 

海賊とよばれた男

要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが、、、、というアラスジです。

百田尚樹のベストセラー小説の映画化で、2016年公開の大ヒット映画ですが、今の今まで見ていませんでした。この度、WOWOWでやっているというので、山田茂社長就任1周年記念に拝見しました。行動力あり、男気溢れる主人公国岡鐡造の半生を描いた話です。終盤の英国船との対峙は見せ場であり、最後の元妻とのエピソードはウルウルします。しかし、全体的には大河ドラマでも見ている様な、ストーリー的な部分かな?ちょっとストレートな作品でした。+0.5

久し振りに。個人的な趣向が大きな作品ですので、皆さんにおすすめという感じではありません(笑)。フォールは映画館で見たかったような、見たくないような、、、テレビの画面でもゾクゾクしました。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.4.25

2024-04-25 07:46:22 | 映画・DVDレビュー

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4月に入って、イベントも多く、自宅で映画を見る時間も少なくなりました。映画館で見たい映画も何本かあったのですが、とても行ける様な状況ではありません。それらもサブスクやDVDレンタルになってしまうのかなぁ?

ドミノ

公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえることができない。打つ手がないロークは、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求める。ダイアナによれば、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしていると言う。彼女の話す“絶対に捕まらない男”の秘密に混乱するロークだったが……というアラスジです。

二転三転するサスペンス、予期せぬラスト、、、というキャッチコピーにつられて借りました。さらわれた娘を探す刑事モノのサスペンスと思ってみていると、超能力が出てきます。催眠術との事ですが、超能力レベルですので、ちょっと萎えてしまいました。しかし信頼していた妻が、、、というあたりからストーリーが複雑化、実は、、実は、、の繰り返しになります。これが長い話だと飽きると思いますが、90分ほどに纏まられているので、とても面白かったです。興味あるかたは、一気に見て下さい。

 

波紋

須藤依子は「緑命会」という新興宗教を信仰し、祈りと勉強会に励みながら心穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、十数年前に失踪した夫・修が突然帰ってくる。自分の父の介護を依子に押しつけたままいなくなった修は、がんになったので治療費を援助してほしいという。さらに息子・拓哉は障害のある恋人を結婚相手として連れ帰り、パート先では理不尽な客に罵倒されるなど、自分ではどうしようもない苦難が次々と依子に降りかかる。湧きあがってくる黒い感情を、宗教にすがることで必死に押さえつけようとする依子だったが……というアラスジです。

「かもめ食堂」の荻上直子が監督・脚本の作品です。バラバラになった家族の話です。その中心には主人公が信仰する、新興宗教の存在があり、その部分がコミカルで面白かったのですが、主人公依子の覚醒はわかりますが、最後の最後の落ちがよくわかりませんでした。波紋というタイトルとの整合を考えてみたりもしましたが、今一つ腑に落ちないところがあります。バイプレイヤー筒井真理子の熱演は光ります。

 

ハムナプトラ/失われた砂漠の都

エジプト。3000年前の古代、新王朝時代。国王セティ1世の御代、邪悪な力を誇った魔術師にして高僧のイムホテップは王の愛人アナクスナムンと許されざる恋に落ち、王を暗殺。死者の都ハムナプトラで、イムホテップは彼女を生き返らせる儀式を行う寸前に捕らえられ、“ホムダイ”と呼ばれる、ミイラにされ棺の中で永遠に生き続けさせられる究極の極刑を受けた……というアラスジです。

1990年に公開の映画です。アドベンチャーアクションは好きなカテゴリーです。WOWWOWでやっていたので、見てみました。ザックリとインディージョーンズに少々ハリーポッターを入れた様な映画です。ストーリー的もちゃんと出来上がっているし、迫力のあるCGやギミック。確かに見応えはありますが、どうしても二番煎じ感は否めません。あとはインディーよりも幼稚な感じもあるのかな?シリーズ化して3作目まで出来たのは、それだけ興行収入も良かったんでしょうね。

 

新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争

その異常なまでの残虐性で、新宿で急激に勢力を伸ばしつつあるチャイニーズ・マフィア“龍爪”。彼らを追う新宿署の刑事・桐谷龍仁は、歌舞伎町で起きた警官刺殺事件の捜査にあたっていた。犯人は“龍爪”のボス・王志明の愛人の少年・周潤と見られており、龍仁は周と一緒にいた楊という中国人とホテトル嬢・りつ子を捕え、拷問ともいえる取調べで王とその一味の居場所を突き止める、、、というアラスジです。

1995年の作品で、なんともVシネマ的な映画かな?とWOWWOWで見ておりました。ちょっとアバンギャルドなアプローチもあり、映像に拘りも感じたので、クレジットを見ると三池崇史氏の初映画監督作品という事でした。ハードなアクションやバイオレンスシーン、ゲイもあり、結構過激な映画です。ストーリーや対立構図も明解でテンポの良い作品ですが、ちょっと簡潔すぎるかなぁ?それからハードボイルドな主人公を、ちょっとポチャッとした頃の椎名桔平を演じているのに、少々違和感(笑)。+0.5

最近、スカッとが5個という作品がありません。もちろん個人的な趣向や偏見が入る訳ですが、、、、

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.4.9

2024-04-09 07:53:04 | 映画・DVDレビュー

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ゴジラを映画館で見ようと思ったのですが、忙しい中、行けると思った日の前日に終わりました。パーフェクトデイズとデューン後編、青春ジャック2、ほかげを映画館で見る予定ですが、忙しいので無理かな。次回レビューできるでしょうか?

怪物

大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した、、、というアラスジです。

本当はモンスターと思っていた者がモンスターではなく、モンスターでないと思ってた者がモンスターで、、、というオチのサスペンスタッチの映画の様に見ていましたが、それほど単純では無いヒューマンドラマ。どうしても子供のイジメを扱った作品は苦手なんで、凄く良い映画ではありますが、私には重かったです。多くの賞受けた脚本が注目されていますが、独特の雰囲気が漂う映像、特に森の表現は凄かったなぁ。ちなみに、モンスターはヤツらだよね。

 

658km、陽子の旅

就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく、、というアラスジです。

いわゆるロードムービーですが、それほど楽しいロードムービーではありません。むしろ暗くて、重いお話です。とにかくコミュ障の鬱屈した主人公を、菊地凛子さんが好演しています。ボソボソと声を張れない役柄は、逆に難しいのでは無いでしょうか?北関東から青森までの間の紆余曲折で、自らの過去と向き合う事で、人として成長もし、心も開けていく様子を描いていますが、とにかく切ない。ラストシーン、実家にたどり着いた陽子の表情は、決して安堵の表情では無かった。

 

ダーティーハリー

サンフランシスコ。ビルの屋上のプールで泳いでいた女性が射殺される事件が発生。「さそり」と名乗る犯人から市当局に、10万ドル払わなければ、殺人を続けるとの脅迫状が届く。市警察の刑事ハリー・キャラハンが捜査に当たるが…というアラスジです。

1972年公開のあの人気シリーズ映画です。今や監督としてビッグネームのクリントイーストウッドの代表作です。もちろん、大昔に見たことがありますが、WOWWOWでやっていたのを、本当に久し振りに見ました。もっとダーティーなイメージがあったのですが、やはり時代なのかな?サイコパスな犯人も、今や普通ですが、それもこの映画がはしりだったかもしれません。幼い子供が人質にとられているのに、マグナムをぶっ放すのは、今はNGです。そういう部分を考察するのも楽しいです。痛快なアクション映画です。ちなみにテレビ版の吹き替えは、山田康雄さんが声優で、どうしてもルパン三世のイメージが強すぎで、ハードボイルドな役には合わないと思いました。+0.5

 

肉弾(1968)

昭和20年夏、魚雷にくくりつけられたドラム缶の中にうずくまりながら太平洋をあてどなく漂流する、21歳の無名の一兵士<あいつ>がいた。広島に原爆が落とされ、ソ連も参戦して、既に日本の敗北が決定的になる中、人間以下の家畜同然の日々を送っていた落第幹部候補生の彼は、特攻隊員に突如指名され、一足飛びに神へと昇進。一日限りの外出を許された<あいつ>は女郎屋へと出向き、そこで出会った少女と運命の恋に落ちる。

1968年公開、凄い昔のモノクロ映画です。私も知らない映画でしたが、この度WOWWOWでやっていたのを見てみました。タッチとしてはコミカルですが、内容は実に文学的です。途中からシュールな展開になります。砂浜~海のドラム缶は結構な尺でのシュールなシーンです。何これ?ATGっぽいなぁと思ったところ、ATG作品でした。こんなに大昔からATGがあったとは驚きです。しかも作風が80年代のあんな感じ。主演の寺田農さんはじめ、55年前の大谷直子、田中邦衛、笠智衆、春川ますみ等の姿が生き生きとしていました。名バイプレイヤーの寺田農さんのご冥福をお祈り申し上げます+0.5

肉弾は寺田農さんが亡くなる直前に拝見しましたので、訃報には驚きました。今回は重い映画が多かったのですが、その中であえてダーティーハリーを選びましたが、こういう軽快な映画も良いですよね。それも70年代の作品には迷いを感じません。まさに娯楽映画です。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.3.19

2024-03-19 07:51:23 | 映画・DVDレビュー

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サブスクレンタルもWOWWOWの撮り溜めも沢山ありますが、なんとも繁忙期の3月です。出張を入れていないのですが、その分ジムでの筋トレを頑張っております。映画館にも足を運びたいのです。なんとか上手に時間を作らねば。

PEARL

ダンサーを志ざし、スターの華やかな世界に憧れるパール。人里離れた農場で、厳格な母と体が不自由な父に育てられた彼女の愛への渇望が、スターへの夢を育み、両親からの異常な愛が、その夢を腐らせていく……。籠の中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生する、、、というアラスジです。

話題の映画会社A24製作、Xに続く3部作の2作目です。Xに登場した老婆パールの若き日を描いた話です。とち狂ったサイコパスが、どのように生まれたかを描いています。ホラー的な描写がところどころに散りばめられていますが、基本時にはサイコサスペンスの様なストーリーです。まぁまぁ面白いのですが、もっと内面からふつふつと湧き上がる様な怖さを、パールには感じませんでした。全体的に明るい演出から来るのかなぁ?ストーリー的には良かったんですが、、、+0.5

 

キングダム 運命の炎

春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信は秦の若き国王・えい政と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。えい政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命。王騎から戦いへの覚悟を問われたえい政は、かつての恩人・紫夏との記憶を語る。100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……というアラスジです。

前作からみていますが、中国の春秋戦国時代の、アバウトな部分で史実を元にした話です。史実と言っても、全く難しい話ではなく、戦闘シーンが売りの娯楽映画という感じです。逆に中国史としては物足りないので、そこは期待しない様に。アクションは本当に素晴らしく、特に清野菜名の躍動感は目を見張るものがあります。それとお姉口調の将軍を演ずる、大沢たかおの存在感が圧倒的です。作品として一応終えますが、まだまだ続く、、、という終わり方になっています。

 

トレマーズ

ネバダ州の小さな町“理想郷”で便利屋をしているヴァルとアールはある日、地震学を研究しているロンダ・ル・ベックという大学院生と出会い、数日前から異常な地中の震動が記録されていることを知らされる。そしてその日から、町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きる、、というアラスジです。

35年も前の映画ですが、映画館で見たことがあります。何かとの同時上映で、トレマーズは付録みたいな映画だったのですが、それなりに面白かったという記憶があり、このたびWOWWOWで拝見しました。いわゆるモンスターパニック映画ですが、とにかく軽快で楽しい。お金をあまりかけていないB級映画ですが、それなりに演出されていて、恐怖感もまぁまぁ出ています。この記事を書く上で、その後シリーズ化されて、2020年まで続いていたのを知りました。確かに面白かったです。+0.5

 

獣道

とある地方都市で生まれた愛衣は、信仰ジャンキーの母親によって宗教施設に入れられ、7年間世間から隔離された生活を送っていた。教団が警察に摘発されたことにより、保護された愛衣は中学に通い始めるが、そこに彼女の居場所はなく、ドロップアウトした愛衣は、万引きと生活保護で生きるヤンキー一家や、サラリーマン家庭などを転々としながら、自分の居場所を必死に探していた、、、というアラスジです。

2017年公開の実話に基づいた邦画です。どこまでが事実かわかりませんが、いろんなエピソードが詰まりすぎて、混沌としたストーリーです。切り取ると、まぁまぁ面白いのですが、トータルではつかみどころがありません。伊藤沙莉が体をはった演技をしているのですが、ちょっと残念です。伊藤沙莉演じる、数々の困難にもへこたれない主人公、やはりルーツはアナンダなんですね。

ネタバレしない程度にレビューを見たり、はずれない様に選んではいますが、今回は平均点が多かったかなぁ。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.2.29

2024-02-29 07:51:56 | 映画・DVDレビュー

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明日から3月です。ついこの前年が明けた様な気がします。60歳近くなるとそんなものよ(笑)。本当に時間の流れが早く感じて、『もう死ぬのかなぁ』と、焦りすら感じます。映画もWOWWOWを録画したものが、HDDに沢山入っていますが、なかなか見る時間がありません。たまる一方のタイトルに、こちらも変な焦りを感じます。でも、仕事を引退して、毎日ゆっくりと映画をみたり、本を読んだりしたいとは思いません。ギリギリまで働いて、1~2年もゆっくりできれば良いかなぁ。

イノセンツ

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友人同士になった4人の子どもたちが、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。子どもたちは近所の庭や遊び場で新しい力を試すが、やがてその無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる、、、というアラスジです。

流行の北欧ホラーです。北欧映画独特の無機質的な雰囲気が漂っています。序盤は少々入り込めない雰囲気になりますが、次第にジワジワと怖さが湧いてきます。サイキック=超能力を身に付けて、それを悪用しようとする子供と、それを阻止しようとする子供の対立という構図になって、わかりやすく、テンポの良い展開になっていきます。とても面白かったのですが、最後の大一番の見せどころが、少々控えめな様に感じました。

 

1秒先の彼

郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにも人よりワンテンポ早い。ある日、彼は路上ミュージシャンの桜子に出会い、彼女のまっすぐな歌声にひかれて恋に落ちる。必死のアプローチの末にどうにか花火大会デートの約束を取りつけたものの、目覚めるとなぜか翌日になっていた。やがてハジメは、郵便局に毎日やって来るワンテンポ遅いレイカが“消えた1日”の鍵を握っていることを知る、、というアラスジです。

脚本が宮藤官九郎という事で見てみました。普通のラブストーリーかなと見ていると、突然、時間が止まるというファンタジー系の展開になります。失った1日がこういう事だったとは?予備知識が少なかったので、奇想天外に感じましたが、そこを上手く表現した山下敦弘監督は素晴らしいと思います。ラストはキチッとラブストーリーになり、しっかりとしめられます。つっこみどころもありますが、そこはクドカンなので(笑)。

 

母性

女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく、、、というアラスジです。

湊かなえ原作のミステリー映画という事で、WOWWOWで見てみました。マザコンの母、パワハラ姑、親にモノ言えない夫、理屈っぽい娘と、とにかくサイコパスの様な人間で物語が形成されていて、いらいらします(笑)。ミステリーよりも、人間ドラマとしての要素が強いと思います。想像以上に重苦しい映画です。映画のできとしては良いとは思いますが、私には肝心のストーリーと役柄が好きにはなれませんでした。

 

エルム街の悪夢

エルム街に暮らすナンシーら高校生たちに異変が起こる。夢の中に鋭利な鉄の爪をつけた怪人が現れ、彼らを脅かすのだ。その後、友人のひとりティナが惨殺されるという事件が。一方、夢の恐怖は現実化し、ナンシーの体には傷まで残っていた。悪夢とともに殺人事件が続く中、ナンシーは怪人フレディにまつわる秘密を知り、彼と闘うことに、、、、というアラスジです。

大学時代にビデオを借りて見て以来です。当時はドキドキハラハラしながら見た様な記憶がありますが、いまとなると、少々稚拙な感じが否めません。夢なのか?現実なのか?無限ループの様な展開は面白いと思います。そしてボイラー室で追いかけられるあのシーンは見ものです。+0.5

今回はあまり印象に残らない作品が多かったです。まぁそんな時もありますね。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.2.15

2024-02-15 07:58:24 | 映画・DVDレビュー

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2月に入って、仕事は閑散期なのですが、出張も多く、プライベートな時間が取りにくいです。映画もHDDに撮りだめは多いのに、本や雑誌を読むという方向に走っています。何かで頭のリフレッシュができれば良いのですが、ジムには行けず、身体のリフレッシュが出来ていません(涙)。

ヒンターランド

第一次世界大戦終結後、長く苦しいロシアでの捕虜収容所生活から開放され、ようやく故郷にたどり着いた元刑事ペーターとその戦友たち。しかし帰国した彼らを待ち受けていたのは変わり果てた祖国だった。敗戦国となり皇帝は国外逃亡。愛する国と家族を守るために戦った彼ら兵士たちに対するねぎらいの言葉すらない。そして帰宅した家に愛する家族の姿はなく、行き場をなくすペーター。そんな最中、河原で奇妙な遺体が発見される。被害者はペーターのかつての戦友だった、、、というアラスジです。

暗~いサスペンス映画です。時代背景も、映像も暗いです。ロケでもセットでもなく、グリーンバックにCGを使った映像で、当時の様子がリアルに、ファンタジックに描かれています。刑事が事件を追いかけていく、ミステリー的な要素もあり、アクション的な要素もあり、人間ドラマ的な要素もあります。また、ところどころにグロいヤツを入れてくるのは私好み。展開もスムーズで見ていて飽きることがありませんでした。ほっこりと、ラストも良いですねぇ。

 

死霊館のシスター/呪いの秘密

1956年、フランスで起こった神父殺人事件をきっかけに世界に悪が蔓延する。ある特殊な能力を持つシスターのアイリーンは、教会の要請を受けて事件の調査に乗り出す。人々を救うため自らの命をかえりみずに祈りをささげるアイリーンは、ついに悪の元凶である恐怖のシスター、ヴァラクと対峙する、、、というアラスジです。

ジェームズ・ワン製作の死霊館シリーズです。ホラー映画ですので、ドキッとする演出は多いし、上手に表現されていると思います。しかし私としては、オドロオドロしさという部分で、物足りなかったです。ただストーリーも良くできていて、シスターvs悪魔という構図もわかりやすく、ホラーにありがちな、つっこみどころもさほど無く、ちょっと洗練されたホラー映画です。そこはジェームズ・ワンらしさが出ていたと思います。+0.5

 

イングロリアス・バスターズ

1944年、ナチス占領下のパリ。ナチスに家族を殺された映画館主のショシャナは、ナチス高官が出席するプレミア上映会の夜、復讐を果たそうと計画を練る。一方、ナチス軍人を標的とするアルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」も、ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入するが……というアラスジです。

2009年公開のクエンティン・タランティーノ監督の映画です。当時拝見しておりましたが、WOWWOWで放映していたのを再確認です。第2次世界大戦時のナチとユダの話です。構図もはっきりしているし、小難しいことは何もなく、いわゆるリベンジ物でもあり、長さを感じさせずにサクサク見ることができました。痛い痛しい演出、ポップを導入する等、随所にタランティーノワールドをちりばめてあります。チャンと終わるところもタランティーノ作品の良いところです。+0.5

 

罠 THE TRAP/探偵濱マイク

横浜黄金町で女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が連続して発生した。遊園地の観覧車の中、動物園のベンチ、遊覧船の中と、さまざまな場所で殺害された被害者に共通するのは、死化粧を施され、まるで着せ替え人形のように花柄のワンピースを着せられていたことだった。まったく手かがりがない、この連続殺人事件の真相を追う濱マイクは、事件に隠された異常な迷宮に次第に誘い込まれていく、、、というアラスジです。

1996年公開。探偵濱マイクの劇場版の完結編です。前作よりミステリー色が強まった作品です。ちょっと難解な部分、永瀬2役の意味をどう理解すれば良いのか?ネタバレできませんが、人間関係的に終盤にアレッ?と思うところもありました。前作とは異なって、より林海象色の強まった映像、世界観。ここは本当にインパクトが強く、映画としての魅力も素晴らしくなっていると思います。個人的には、若き日の夏川結衣さんに惹かれました。この時期の夏川さんを発掘していこうと思いました。

 

意図せずに、戦争関連が2作あります。戦争を考えるきっかけという程の内容ではありませんが、諸問題が頭をよぎります。異端の島というホロコーストを舞台とした、少年の映画がありますが、これは見るべきか?いや、こんなのを見るのは辛いという間で揺れています。アマプラで見れるけど、どうしようかな?

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