40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

インラインとLinux

2008-11-13 19:01:17 | PC&ガシェット
VineやUbuntuと使っていくうちにインラインとLinuxが似ている、という新事実を発見したので今日はそれを書いてみようと思います。

 まずインラインはマイナーなスポーツです。LinuxもWindows等と比べるとやはりマイナー。しかもインラインはいきなり始められるものではなく、ブーツ以外にもヘルメットやプロテクター、もしかしたら専用のスケート場などが必要。ちょっとした空き地や広場でできるキャッチボールなどより敷居が高いです。Linuxだってそう。買ってきたPCにはWindowsやmacがプリインストールされていて、Linuxを入れようとすると雑誌の付録かネットからダウンロードしなければなりません。そのダウンロードもISOという形式でディスクに焼かないといけないから、ちょっとコツがいる。

 またインラインはスラ、スピード、アグレッシブと専門に分かれ、しかもそれぞれのウィール、フレーム、ベアリングの知識と工具が必要です。LinuxだっておなじOSかと思えばそれぞれのデストリビューションで使うコマンドやパッケージ管理方法が微妙に違い、その知識がないと使いこなせません。

 妙に初心者に対して不親切なLinuxと同じようにインラインも始めるときが一番のハードルです。それぞれのローカルには独自のルールと文化があり、初めての人は空気読ないといけないような雰囲気が。こういうあたりもインラインとLinuxとは似てる気がするなー。

 嵌り出すと奥が深いのも共通です。Linuxは自分でスクリプト組んだりプログラムに手を入れたり出来ますが、インラインもカスタムインソールにシェル押出し、フレーム自作など、やりだしたらキリがない。

 最後にインラインは確固とした組織体制が確立されておらず、それぞれのローカルでそれぞれが工夫し、自分たちの楽しみ方でインラインに親しんでいますが、Linuxもそれぞれのコミュニティごとに「楽しんで」います。こういう自由で緩やかな繋がりが共通してる気がするんだなー。インライン楽しんでいる方にはブログやサイトを運営している人が多いのもコンピューターに堪能な方が多いからかな?その中にはLinuxに詳しい人もいると思います。ぜひこのブログを見ているインラインスケーターはLinuxを試してみてください。そしてLinux遣いは関心があったらブーツに足を通して、颯爽と風を切る感覚を味わって欲しいと思います。きっと新しい世界に驚くと思います。