40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

SEBA遣い

2006-09-20 22:09:59 | インライン
セバを履いてスラローム中のぬーすけさん。

ツイスターの時に比べて動きが大振りではない気がします。反動を付けなくとも曲がってくれるのかな?またブーツがタイトな分、足下が小さく見えます。これは視覚的にコンパクトに見えて、技のキレが上がったように感じました。

セバの履き方:7

2006-09-20 22:04:31 | インライン
ヒザのバックルを締めて完成!ここまでで2~3分ほど。慣れないワタシは5分くらいかかったかな?このバックル、金具の部分がカフから伸びているプラスチックに傷をつけるので、ぬーすけさんは保護のためにプラスチックにテープを貼っていました。

スケイテック2006とセバ

2006-09-20 11:17:45 | インライン

日差しも暑くなく、絶好のインライン日和となった19日。ぬーすけさんが揖保川河川敷に来られました。しかも「スケイテック2006」「セバ」を持って!

 というわけで上の写真ですな。厚かましく自分のブーツに装着しております。で、試したところ・・・なんかよく”切れ込む”んですよ。ウィールの”食いつき”がいいのか、クロスなどで急にグリップして「おっとっと」ってシーンがありました。あと、「重い」ですな。分厚いアルミが肉抜きされずに加工してありまして、ずっしりとした重量感。ブーツ下荷重が重いので相対的に重心が下がり、238コンポジットフレーム使用時より安定感が増しております。勢いが付くとフレーム任せでガーッと直進する印象。ホイールベースが短いから旋回能力は高いですが、慣れないと素早い切り返し動作はしんどいのではないかな?やはりFSSよりTSの方が向いている気がしました。アメ車のスポーツモデルみたい(←変な例え)

 また、工作具合をサロモンのアルミフレームと比べるとサロモンがアルミ材を押し出し成型後、切削加工で仕上げているのに対し、スケイテックは型抜きしたアルミ板を曲げ加工後、面取りしてあって”手作業で仕上げました”感が溢れています。サロモンフレームからはNC旋盤のイメージを受けるけど、スケイテックにはヤスリを手にしたひで爺さんの姿がだぶるんです。プレミアムなアイテムには必ず作った人間の”情熱の痕跡”が見られますが、スケイテックにもそんな雰囲気が漂ってますね~。

 ”情熱の痕跡”とえいばセバもそのオーラを発散していました。このブーツ、とにかく履くのがめんどくさい。初めて履いたら30分はかかる、とどこかのサイトに出てましたが、すーすけさんの履く様子を見て”さもありなん”と思いましたよ。シューレース、つま先ベルクロ、甲のバックル、ヒザのバックルと足を固定するアイテムが多いのにカフが堅くてしかも間隔が狭いから指が動かない。バックルの強度が不足気味だから無理矢理セッテイングすると壊れそう。しかもその品質が低いのでちぎれそうだ。品質と言えばぬーすけさんのセバは買って未だ日が浅いのにソール部分が剥がれかけてました。あ、シューレースもももけていたな。そうそう、ベルクロについてるSEBAロゴも接着剤が取れそうだった。しかしブーツ全体から「スラロームブーツの理想を具現化するんだ」という執念みたいなものが発散してるんですよ。

 そのシェルの堅さ。ブーツを足に合わせるのではなく、足の合う人しか使わなくていいよ、と言わんばかりのハードルの高さ。多くの人がワンサイズ上でないと入らないそうですが、ワタシの場合、くるぶしの骨がシェルに当たるので、そこでもう”失格”です。インナーもサロモンに比べて薄めでスピード系に思えるほど。よほどフィット感を重視しているんでしょう。それが証拠にかかとに付けるショックアブソーバーは3種類だそうですし、カフの高さも調整出来るなどとことん追求出来る仕様です。まるでドライバーに合わせてイチからセットアップするフォーミュラカーみたい。試させてもらってワンフットしたら最初の3mでサンダーと別ものだと分かりました。不安感がないんですよ。普通の靴とは言わないけれど、相当安定してる。フレーム位置やブーツの遊びの少なさ&剛性のせいでふらつかないんじゃないかなぁ。ワタシでも違いが分かるんだから、そりゃデキルひとはのめるでしょうねー。

 ぬーすけさんもクロスマックス+スケイテックやツイスターよりもっぱらセバになってるようですから、履きにくさを補って余りあるセバの能力を窺い知ることが出来ますね(クロスマックスやツイスターでも十分高性能ですよねぇ・・・)

 この日はインラインの奥深い一面をまたかいま見た気がしました。ぬーすけさん、貴重な体験をさせていただいて、ありがとうございました。