有名なイタリアの老舗ブランドほど、アメリカや台湾の大手メーカーが仕掛ける、”コンセプト化”という名の大量生産&大量流通による合理的なビジネスモデルに対して、翻弄させられつつも同様の戦略に舵を切ってきたのは紛れもない事実。。
「ピナレロ」や「ビアンキ」といったビッグネームがすぐに頭に浮かびますが、あの「デ・ローザ」も例外ではなかった。。でも、ウーゴ・デローザの職人気質を受け継いだ次男のドリアーノ・デローザ氏は、ウーゴ引退後の工房を支えてきたものの、近代的なマーケティング手法とは折り合うことが出来なかったのかもしれない。
そして、現在、カーボン全盛の『商業主義』の時代になったからこそ、金属素材のハンドメイドに進化をもたらしつつ、その価値を再定義し、未来に継承するという挑戦のために、新しいブランド「BIXXIS(ビクシーズ)」←【BICICLETTE ITALIANE PER IL XXI SECOLO(21世紀のイタリアンバイシクル)の頭文字から】を、娘さんでデザイナーのマルティーナと共同で立ち上げたとのことです。(BIXXISパンフより一部引用)
ドリアーノ・デローザ氏は、フレームビルダーとして、特にチタンの製作にかけては、「DeROSA チタニオ」は世界一との名声を得るまでになりましたが、そのチタニオの製法は時代とともに少しずつ進化し、その最終のかたちは、自らのブランドBIXXISの「PATHOS(パトス)」に辿りついたと言えます。
↑ 注文する際には、イタリアの工房とオンラインで繋いで、ドリアーノ、マルティーナと対話して、要望などを直接伝えることができます。通訳は輸入代理店(BIXXIS JPPAN)がしてくれます。
↑ カラーリングは、マルティーナが選んだ高級感溢れる色彩に、ロゴのカラーリングや配置などはユーザー自身でオーダーできます。右の写真のようなエアーブラシを使ったアレンジも可能とのことです。
興味のある方は、是非こちらのサイトをご覧ください ⇒ http://bixxisjapan.com/
※今週末の「サイクリングしまなみ2018」や来月のサイクルモードにブースを出すとのことです!
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