犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

決心したこと”I won't give up"

2013年07月11日 | 犬のこと
Sage..以前働いてた地元のシェルターに他のシェルターから引き取られてきた1歳半のピットミックス。
人間社会を知らずに育ったSage.

シェルターの居心地の悪さや、人間の怖さでなかなかボランティアさんもSageを外に出せず。
いつみても、Sageは臆病な顔をして、”触れないで。。近寄らないで。。” こういってるかのようにも見えた。

マネージャーから、呼び出され、”Gumi,SageをFosterできるか?” 

長男坊のカイも9年前こういう状態でシェルターにきて、私が引き取ったのをマネージャーは知ってるからだ。

できるかなぁ。。そういって挑戦してみる。といってSageを連れて帰った。
人間には懐かないが、他の犬とは愛称がいいみたい。
とくに年の近いクーとは大の仲良しに。。

それから3ヶ月。Sageを引き取りたいというカップルがきたのだ。

やった!Sageがもらわれる! そう思ったのもつかのま。。1ヶ月後には戻された。
前以上にひどい状態でSageは戻ってきた。

このままだと、やばい。私の一番信頼するドッグトレーナーを雇った。

どうおもう?

”Gumiはカイを育ててるからね。。この性格はよくわかってるでしょう。”
いろいろとアドバイスをもらい、訓練をしていった。

Sageは人間にも懐いてきた。

が、その反面、違う行動問題がでてきてしまった。

凶暴性


犬はPack Animal. その中でランクが決まる。

うちの家ではカイが’一番上、その次はコナ、そしてクーから下はすべて同じ。
最近、Sageは2番目になりたいのかして、コナに喧嘩をわざとふっかけ、どちらが強いのかコナを試してるようにみえた。
そして、コナよりしたのランクの犬たちを襲うようになってきた。

しだいに私の言うことも聞かなくなり、畑を荒らすは家具はめちゃくちゃにするわで、外に出てる間私が四六時中見てないといけない状態になってきてしまい、わたしもだんだんとSageの行動に疲れはててしまった。

前に働いてたシェルターのマネージャーに、これ以上私もう、Sageを見れない。と電話をしたときに、帰ってきた返事が”Gumiで見れないのなら、誰も面倒みれないよ。。あんたがだめだとおもったら、そのときはそのときだね。。”

何百という個人的にしてるアニマルシェルターにも連絡をとり、Sageを引き取ってくれないかと聞いてみた。
見事に”NO"

月日がたち、私も主人もSageには精神的にも肉体的にも疲れてきてしまった。

”もう、Sageを眠らす意外方法はないのかな。。”

そう決めた夜、犬友達のAさんに電話を入れて話をきいてもらった。

”Gumiちゃんはよくやったよ。もう、無理する必要ない。Sageもわかってるでしょう。処分というのは辛いけど、Gumiちゃんのせいじゃないから。”


次の日、Sageを車の中に入れようとしたら、Sageが泣いた。 ”ママごめんなさい。もう悪いことしないから、お願いだから殺さないで。”

そう聞こえた。主人もでてきて、”Sageが怖がってるし、もう一回考えよう、もう一回厳しくトレーニングしよう。”

何を言われても無視をして、車を飛ばした。
病院について、安楽死液体を注入というときに、手が震えた。

できない。。できない。。やっぱり無理。。連れて帰る。。

そういうと、Sageを抱きしめて号泣した。 ごめん、Sage.ごめん。。


今までわたしは、Sageを心のそこから愛したことはなかったかもしれない。
それよりか、早くいい家を見つけて出て行ってほしいとそればかり願ってた。

とにかく、手につけれないほどの行動。。こうして文章で書くと”それほどでも?”と他の人は思うかもしれないかが、いざ、このSageと生活をともにしてる私たちにとってはとんでもないこと。

それに、他の自分の犬たちを守らなければならない。。それしか考えなかった私。
そのとき、Sageは自分の子ではなかったのか? と自分に問い詰めた。。


Sageを抱きしめ、私は誓った。

”Sage,今までごめん。きっとあんたはわかってたんやな。うちがあんたのこと愛してないって。。だからいらんことしばかりして、気をひこうとしてたんかもしれへん。
Sage,あんたはここの子や。うちの子としてうちが一生面倒みる。これから何があっても諦めへん。二度と、処分なんてことせーへん。でも、そのかわり厳しい訓練がまってるで。”  


I won't Give UP..私の大好きなJason Mrazの歌のように、なにがあっても諦めへん。







Welcome Sage。。そして I love you..



朝はいつもこの3人でかけっこ。。  




今日もお付き合いありがとうございました。


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殺処分と安楽死

2013年07月10日 | 犬のこと
殺処分と安楽死はどうちがうんだ?! 同じではないかっ! 結局は殺すんだから!

と言われればそれまです。

これはあくまでも私の考え。

殺処分っていわゆる、”ガス”または”銃で撃ち殺す”英語で言うと”Inhumane"

苦しさを味わって死んでいくことだと私はおもいます。


安楽死。英語ではEuthanise ラテン語では”Good Death"という意味があります。

アメリカのほとんどのアニマルシェルターでは殺処分ではなく、安楽死になります。
私の働いてるシェルターでは、安楽死の液体を血管に注入して処分をします。

苦しむことなく、ゆっくりと心臓が止まっていきます。

同じ処分でもこの違いは大きいとおもいます。


他に安楽死をする動物というと、かなり重度な病気の犬猫。
若くともなんらかで苦しんでいて、治すにもお金がかかりすぎるというとき、シェルターの獣医が判断し、眠らせることになります。
年老いてなんらかの、病気で苦しんでる場合も安楽死の対象になります。
後は、凶暴な犬猫は私のシェルターではまず無理です。

よく耳にすることは、欧米では健康な犬猫も安楽死をするではないか。介護もせずにすぐに安楽死。まだ老犬でも生きれそうなのに、すぐに安楽死の選択をするではないか?日本のほうが、もっと我慢強く最後までPetの面倒をみる。日本の殺処分とかわらない。


私も動物看護士として、病院で勤めてるのでよく飼い主さんが年老いてまだ生きれそうな動物をもってくることはあります。
でも、そのとき痛みを感じてると獣医が判断した場合は安楽死の選択。

私は痛みを感じてるのにもかかわらず人間のエゴによって生かせるのは反対なんです。
だから、私の患者さんにも安楽死の選択の話をすることにもしてます。

それを素人さんや、間違った動物愛護の方たちは、安楽死=殺処分とおもうんでうよね。

日本人は我慢強い。それはいいことだとおもいますが、時には”安楽死”の判断も必要ということです。
そして、安楽死をすることは、悪い判断ではないということ。殺処分とはまったく違うということです。


今日もお付き合いありがとうございました。

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食用になる家畜たち

2013年07月09日 | その他の動物のこと
日本では伊藤ハム有名ですよね。
わたしは肉食ではないのですが、肉食でも、こんな豚食べたいとおもいますか?
これは伊藤ハムになる豚たちです。

観覧注意です。






食用になる豚とはいえ、こんな扱いありですか?
アメリカの中南部のほうに行けば行くほど、家畜はこういった扱いです。

幸運にも私の住んでる北カルフォルニアでは家畜をこういった扱いをすると、牧場ごと取締りがはいってビジネスできなくなるのです。

以前、Food Incという映画がありました。




この映画はアメリカの市場にでてる肉だけではなく、果物野菜などがどのようにできてるかすべてわかります。

ある牧場主が”俺らの豚肉や鶏肉は最高さ! 最後の最後までいい思いさせて、オーガニックで育てるからな!”
彼らの豚や鳥は広い場所で生き生きして暮らしてます。そして、彼らは肉になっていく家畜に感謝忘れない。だから最高の暮らしをさせてやるのが当たり前だと。

安く売ろうとすればするほど家畜たちの扱いも最悪ですね。


マクドナルドに使われてる肉も最悪。14年たってもそのままというのもすごいでしょ?
腐らないよう異常なほどの保存料が入ってるんです。 


アメリカでは有名なTysonというブランドのチキン。
これも、わざと短期間で大きくするように薬で育ててます。


そういう肉を食べ続けると、どうなるか。。



Food Incでもいってますけど、もし、私が肉食であれば、Happy Cow, Happy Pigを好んで食べるでしょうね。
伊藤ハムのような豚は食べないでしょう。。

肉食の方は家畜に感謝を忘れないでください。

今日もお付き合いありがとうございました。



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ある熊のお話。。

2013年07月06日 | その他の動物のこと
アメリカはサウスキャロライナ州。。

いまだにこんなことがおこなわれてるのか?


アメリカも広い国です。東と私の住んでる西とでも文化の違いもありますし、ましてサウスキャロライナ州。。まだまだ日本には侍がいると信じてる州でもあります。

この学歴もなく、田舎物のする娯楽といえば、こういうことです。

クマの牙と歯を抜き、鎖でつなぎ犬にアタックをさせる。クマが死ぬまで犬は攻撃を続ける。
このイベントが大人気というから、アメリカの動物愛護団体はだまってません。

もう、何十年も続いてるというばかなイベント。








アンダーカバーを入れて、ちゃんとした証拠をカメラで抑えて、いままだ裁判中だそうです。
アメリカの州でこのサウスキャロライナ州のみ、こうしてクマを虐待できるという法律があるそうです。

アメリカ人のコメントでもありますように、馬鹿な白人、学歴のない田舎者の集まりとかかれてますね。
ほんと、そのとおり、みてください。中部とはまさにそういう人が多いのです。

こういう奴が、サメの餌に犬や猫を使ったり動物を命とは扱わないんです。


余談ではありますが、私が住むカルフォルニアでは去年の9月に野生のクマ、ボブキャットをむやみやたらに狩りはできなくなりました。
いままで、犬を使ってただの娯楽で殺してたハンター。20年間の動物愛護の祈りが、通じましたね。


動物たちを”命”あるものとして扱わない者には天罰が下るであろう。そう信じてます。いつかこのようにクマを殺してる人間はいつかクマに襲われて餌にされるのであろう。 このイベントに参加してるすべての人間たちをクマの餌にしてやりたいとおもうのは私だけではないでしょう。



今日もお付き合いありがとうございました。




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Happy July 4th!

2013年07月04日 | ワインカントリーに住んでること
7月4日はアメリカの独立記念日。

あちこちではパレードがあり、夜には花火。
サンフランシスコ意外は猛暑。。

暑いし、私はたいがい仕事なので家にいることが多くなりましたね。
あとは夜の花火の音で、うちのカイは発作をおこすことがあるので、カイを飼ってから7月4日は家にいることにしました。

さてさて、みなさん7月4日となれば、アメリカの国旗がらのシャツをきたり、もちろん家の前にもアメリカの旗、犬猫にもアメリカの旗柄の衣装。


うちとこ?アメリカの国旗もありゃしねぇ~~  被告民な我家です。



写真はWebsiteからおかりしました。7月4日はみんなこんなかんじ。。。   うふふふ  かわいいでしょ?




ハスキーだって!  


町のパレードでも。。   


無理やり? アメリカ!    


喜んで?アメリカ!    

来年は我家でもみんなでアメリカでもしようかな?  



今日もお付き合いありがとうございました。


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