Trap- Neuter Returnと言葉を聞いたことがありますか?
Trap(ワナをしかけて、捕まえる)
Neuter (虚勢、避妊手術をする)
Return (元の場所にもどす)
略して TNRといいます。
野良猫の数を減らすために、こういうことを行います。 野良猫は増える一方。。。 野良猫でも人になつきそうな場合、アダプションに出せますがそうでない場合は、ほとんどのところで、処分されます。
日本でもほとんどのセンターでは猫はアダプションに出さないので、子猫でもなんでもセンターにきたら、その場で処分されるところも多いとか。。かといって、野良猫をそのまま放置しておくと、 増える一方で、猫嫌いの人にしたら、うっとうしい存在になるのです。
どうにかして、野良猫を減らすことはできないかということで、できたのがTNR。
TNRすることにより、かなりの野良猫たちを救うこともできます。
そしてこちらでは、同時にワクチンもうつこともあります。 そうしたら、エイズ猫、他の伝染病もなくなるので。。
先日、日本にいる妹からメールがあり、近所に野良猫がいるんだけど、えさを与えてもいいものかと。。
きっと、わたしならえさをあげてしまうけど、もし1度でも野良にえさをあげると、自分ではえさを外でとれなくなるので、ちゃんと毎日あたえられるのであれば、与えなさいと。 でも、野良猫が増える続けてるのはどうすればいいとも相談されたんです。
妹にTNRのことを話しても、ちんぷんかんぷん。。。
それで、いろいろと日本でも調べてたら、TNRを行ってる地域もあるという。
まず、地域のレスキューをされてる方と連絡をとり、野良猫対策のTNRを行ってほしいと協力をもとめるのはどうでしょうか?
日本ではまだまだ、知られてないこのTNRですが、これはほんと合理的だとおもいます。
よくYoutubeなんてみえると、野良猫をセンターに連れて行く人がいます。 彼の言い訳は、
”いやぁ~野良猫がうちにきましてね、うちの猫をはらませたんですよね。。 もうすでにうちとこも3匹いますから、これ以上は無理なんですよ。。”
”はらませた”と彼は言ってますけど、はらました原因を作ったのはあんたでしょ?
わたしが今ボランティアしてるアニマルシェルターでも、野良猫対策に協力をしています。
野良猫を連れてきては、避妊、虚勢手術を行い、元の場所に戻してます。
ここのシェルターには2人しか獣医がいませんから、地域の獣医さんも協力してくれてます。
日本でも地域の方と、みんなで協力をしてくれる獣医が一人でも多くいてくれたらなぁ。。と願うばかり。。
ただとは言わないから、少しでも安く虚勢避妊をしてくれるところが日本にもできれば、野良猫野良犬が減るのでは?
これがTrapといわれる、ワナです。 この中にえさを入れて中に入れば、ドアは閉まる仕組みなってます。
決して、猫を傷つけるようなことはしません。
そして、捕まったらすぐにカバーをかけ、病院へ。。
もう一度考えてほしい。。この子達は処分をされるために、生まれてきたのではないということを!
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