犬猫の死の原因のナンバーワンがガンです。1997年にコロラド州にある獣医大学の腫瘍遺伝子学者の方たちが、ガンを避けるためにペットたちに避けてもらいたい食べ物というのを、発表しました。
糖分
糖分をとりすぎると、ガンの腫瘍をつくりだすということです。他は、糖尿病、肥満、行動問題、白内障、歯、膵臓炎、関節炎、そしてアレルギーなどがおきます。
チョコレート
これはみなさん、ご存知かとおもいます。 特にダークチョコレートは絶対に避けてほしいですね。 チョコレートに含まれているテオブロミン (theobromine)カカオの一種なんですが、犬や猫にとって毒になるんです。
そして、チョコレートにはカフェイン、糖分も含まれていますから犬猫には危険な食べ物です。
乳製品
牛乳、クリーム、バター、チーズ、カテージチーズ、ヨーグルト、サワークリーム、アイスクリームなど。。
ほとんどの犬猫の体には加工された乳製品を飲ませたり、食べさせるとおなかを壊す原因にもなります。それに、これらはかなりの量の糖分を含んでおりますから、犬猫の体には必要ではないということです。
でも、あるホリスティックの獣医は、おなかをこわした犬にはヨーグルトがいいと進める人もいます。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌がおなかの調子をよくさせるということです。あくまでも糖分の一番少ないヨーグルトを選ぶことだそうです。
穀物
犬猫の体には穀物を必要とはされておりません!
もちろん穀物には糖分が含まれてますね。 穀物を食べさせることにより犬猫の体はどうなるか?
ドクターラッセル スイフトの研究では、肉食動物に穀物を与えると、免疫力が下がり、膵臓炎、そして歯がわるくなっていったそうです。
そして、穀物はアレルギーの原因、耳が化膿しやすくなる、皮膚炎、関節炎などにもなるそうです。
生サーモン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/3c/f8700da08cbaa87dda2fb8c3f3c65652.jpg)
リケッチア菌
サーモンに含まれている、リケッチア (Rickettsia)というバクテリア(細菌)が含まれており、これは犬猫の体に入ると抵抗ができない菌だそうです。
イースト
市販で売られてるイーストはナチュラルではないので、犬猫には避けたほうがいいとのこと。 それにイーストは菌類で、犬猫の体にはそのような菌類は受け入れれないんだそうです。
イーストを与えすぎると泌尿器官の問題、消化器官の問題になります。
イーストでもブリューワーズ イースト、ベイカーズ イースト、プライマリーは別の種類です。
動物緊急病院での話し。。
食べてはいけないチョコレートを食べて、5歳と6歳のシェルティーが病院に運ばれてきました。 幸いにもこの2匹のシェルティーたち、ミルクチョコレートだったため、嘔吐、下痢だけで助かったものの、これがダークチョコなら命はなかったと。。。
2歳のゴールデンリトリバー、2袋ほどの干しブドウを食べて、残念ながら、助かりませんでした。。。
9歳のジャーマンシェパード。。飼い主さんが人間の医者。。その医者の勝手な判断で子供用のお薬を飲ませたため、ワンちゃんは亡くなりました。人間と動物は違います。 子供用だからといって、獣医の処方もなく飲ませるのはとっても、危険です。
野菜なら犬にもいいのねと、飼い主さんの子供が自分が嫌いなたまねぎを犬に食べさせて、3歳の雑種犬は亡くなりました。
動物緊急病院で働いてるとこういったケースが日常茶飯事です。。飼い主さんも、犬や猫を飼うと決めたのなら、きっちりとご自分も教育してください。
犬や猫は、人間の体の構造と違います。いくら”ナチュラル”だからといって、食べてはいけないものは、犬猫にさけてくださいね。