犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

ペットに入れ墨

2014年06月23日 | 猫のこと
ニューヨークで、ペットに入れ墨やピアスをするのは禁止という法律ができました。

ニュースかこちら。。 http://www.cnn.com/2014/06/19/us/new-york-pet-tattoos/


はじめこのニュースを聞いたとき、意味が分からずよく調べてみたら。。。
なんと、ペット、犬や猫、鶏などにピアスをしたり入れ墨を入れてるという飼い主がいるんです!!!!




ヘアレスで有名なスフィンクスという猫。。 毛がない猫のスキンに入れ墨。。そして耳にはピアス。。。

ルイヴィトンの模様にされてる猫。。


ニューヨーク州ではこれらを全面に禁止。
入れ墨を入れるのは、あくまでも獣医師が避妊手術をしてるかしてないかの印としていれる、インクのみ。もしくはマイクロチップの変わりに番号を入れるということ。

いくら、入れ墨好きだからってペットにまで入れる必要なんてありません。
また、こういう馬鹿な事が日本でも流行りませんように。。。

今日もおつきあいありがとうございました。



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競走馬から馬肉へ

2014年06月09日 | 馬のこと




競馬。。わたしも日本にいるころは、よく馬券を買ってました。
アニマルシェルターで働くようになってから、いろいろと動物の事を勉強するようになり競馬がいかに馬にとってわるいかってことがわかりました。

幼い頃、淡路島の田舎で暮らしてるとき、馬がいました。
その馬によくまたがり、畑のあたりや、海のほうまでゆっくりと歩いたものです。

馬にまたのりたいなぁ。。アメリカにきてからもいつも思ってました。

去年から本格的に乗馬も始めたのですが、乗馬の先生もいろいろといて、本当に馬の事を考えてる人ならいいけど、お金のためだけだと馬の健康も考えず、無理にジャンプなどをさせたりするところもあるそうです。

幸いにもわたしが習ってる先生は、”馬バカ”といえるほど馬が好きで、馬に使う手綱もbridle Freeのものを使います。
普通の手綱は口の中に金具がはいってます。 

間違ってそれをひっぱりすぎると、馬の口はあれだけ大きい動物であれ痛みは感じるわけです。

私の先生はよくいいます。
”グミが馬にのせてもらってるんだから、馬の動きをよくみること。それにあなたがあわせること。あなたが馬をあわせようとするのはだめよ。 馬がやりたくないことはさせないで。”

彼女の牧場では年老いた馬がたくさんいます。もう、乗馬もできない馬。。それでも彼女は絶対売ったりしません。最後まで彼女の場所で暮らさせるそうです。




これらはアンダーカバーが入り隠しカメラとらえたビデオです。

競馬に使われる馬。。所詮は”物”なのです。

早く走らせるためにドラッグ付けにさせられる馬達。。
そのため、痛みを感じながらも走りきり、勝負でまければ、馬肉です。
ある私の友人で競走馬を飼ってこのビデオを見せると、事実だと行ってました。
彼女達の馬はドラッグまでつかって勝たせる事はしたくなかったので、したことはないがほとんどの馬主ははドラッグ付けにしてるそうです。
ドラッグのおかげで、レース後亡くなる馬も少なくはないと。。




そして、このビデオは日本がどれだけアメリカからサラブレッドを輸入して馬肉にするかを隠しカメラがおさえました。




英語ではありますが、これらのサラブレッドのほとんどはアメリカから多額なお金で輸入されてくるそうです。
使えないが、とりあえずはブリードをするため、そしてその後はペットフードもしくは、人間用の馬肉になるわけですね。


36時間の地獄というタイトルのビデオ
アメリカでは馬肉は禁止されておりますが、競馬で活躍後使えなくなった馬はカナダに運びそこで馬肉にして、日本やフランスなどに輸入するといいます。
アイオワ州からカナダまでの36時間、フードも水も与えられることなく狭いトラックの中にぎゅうぎゅうに押し込まれた馬たち。
そして、たった一頭だけがレスキューされたそうです。






将来、競走馬として使えるか使えないか。。毎年春にこのように 走らせて時間を競います。それで、ブリーダーが多額を払って早い馬を買うということです。
ですが、あまりにもまだ骨や筋肉が成長してないため、急に走らせるとこのビデオのような事故がおこります。
馬専門の獣医も”若い馬にこのような走りをさせるのはとても危険なこと”と言ってます。





このビデオでもあるように、一頭の馬が走ってるときに銃にうたれたような音がした馬がいましたね。
馬の前足の骨が折れた音です。スローモーションでみると、前足が折れて骨まで見えてるのがわかります。

そして、フロリダで、35度を超えてる中、この競争が行われ、若い馬は暑さの中、水も飲まされす走るだけ走らされて最後は息もできずひっくり返って死亡します。




まだ、競馬を見に行きますか?


今日もおつきあいありがとうございました。


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アニマルシェルター便り

2014年06月05日 | アニマルシェルターのこと
ほんまに、ご無沙汰もええとこのアニマルシェルター便りでございます。

前と違って今はアニマルシェルターではオンコールとして働くようになりました。
オンコールとは、人が足りないときにコールがかかりその日働くということ。

今はほとんど家でシニアの犬達の面倒をみることが多くなったため、シェルターの方では働けませんなんていうと、せめて、人が足りないときだけでも来てくれるようにお願いされました。仕事を失う人が多い中、”いてください”なんて言われるのは本当にうれしい事です。 感謝。


で、最近のアニマルシェルターというと。。まぁ。。変わりなく。。処分も多い現実。。




飼い主の放棄によってきたピットブル。 まず、ピットはこのシェルターではよっぽどじゃなければ助かりません。
口に黒いのでまかれてるのは、予防接種をしようとしたら、私たちに噛み付いてきたので、綱でとりあえず、口をふさいだものの、今度はとれなくなり、あまり無理をして口のあたりに触れると、かまれたりするので、少し時間がたってから外そうということになりました。

2週間後、この子は処分されました。 その2週間、この子と私はお友達になったのですが、ピット、そしてほかの人には凶暴。。
飼い主を恨みます。。



15歳の老犬。。 飼い主が自ら処分をと持ち込まれた犬。
わたしからしたら、”まだ生きれる”状態ではありました。
”あきらめるの早いぞ”と本当に言いそうになったぐらい。。
最後は私の腕の中で静かに逝かせました。。



5歳のハスキーミックス。

ハス好きのわたしにしたら、毎回ハスキーがくるとすぐに愛情がわいちゃいます。。
この子もそう。。

窓口で私が自ら飼い主の言い分を聞いてるうちに、”どつきたくなった” 
泣きながら、”新しい家に引っ越ししたら、すべての家具をかみ家の中でおしっこもするようになって。。”

”で?” と私。
”私たち夫婦は共稼ぎで。。8時時間以上は家に帰らない”と。。

”で?”と私。
”え?”と飼い主。

”それだけであきらめるの? 子犬のときから飼ってて新しい家具を壊したから? 新しいカーペットにおしっこしたから?  はい、じゃ、ここにサインして。 行動問題のテストで落ちたら、この子は処分だからね。そのこともサインしてね。はい、さようなら。”と私。

かなりの恐がりだったこのハスキー。
でも、なぜか私にはなついてた。
私がくると、しっぽふりふり。。

先週、処分のリストにこのハスが入った。。そして、処分された。
理由は、”行動問題”  
食べ物にたいしての凶暴? ほかの犬への凶暴? 人への凶暴?
わからない。
私が知らない間に事がすまされてた。
助けれなかった命。。助けたかった命。。あまりにも多すぎる現状です。。




寂しい事ばかりではありません。  

うちのメイと同じタキシードキャット。メイもこんな小さいときがあったんだよね。。いまはもう2歳で、犬も怖がるほどのすごい猫。。笑



 
家畜もレスキューします。 この子は生まれてすぐにママが育てず、死にかけのところをレスキューされてきました。


  

チワワミックス。  レスキューしたときになんだか歩き方がおかしいね。。と獣医さん。。
レントゲンを撮ったらなんと。。左足のももに銃弾が入ってた?!
いつなんだか、わからないけど、とにかくすぐに手術。。

痛かっただろうに。。ほんと人間ってなぜこんなかわいい犬を虐待するんだ?! 
手術も無事終わり、彼は貰い手もついて今では幸せにしてることでしょう。。




ネズミもレスキューします。
ペット用のネズミの寿命は2年。たった2年間も育てれず、捨てにきます。
もう、ため息。。ネズミもなかなかかわいいですよ。
暖かい場所がすきで、袖の中とかにいれてるとずっといます。
掃除してても服の中にいれておくと、じっとしててくれたりします。
うちの家に連れて帰りたいけど。。猫犬の餌食になるので、それだけはやめておきます。。苦笑



スーパーシャイなシェパード。。スーパーシャイな犬のほとんどは、処分になります。
なぜ? シェルターではこのような犬をリハビリする時間がないため。 もし、ボランティアの人でいたら話は別。
残念ながら、なかなかそういう人もいません。。



アニマルシェルター、今日もたくさんの人たちが里親になってくれて、そして、その裏側では処分をし、たくさんの人が捨てにもくる。。

もし、みなさんの周りで犬猫がほしいなってひとがいたらまず最初にアニマルシェルターを訪れるよう話してみてください。
たくさんの動物達が里親を待ってます。


今日もおつきあいありがとうございました。


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18ヶ月ぶりに再会した犬と飼い主のお話

2014年06月02日 | 犬のこと
こんなことが、本当にありうるんですね。。
このニュースを聞いてたとき、”運命”としかいいようがないニュースでした。


事の起こりは18ヶ月前のニュージャージーをを襲った台風サンディー。
台風で家や家族、そしてペットもなくしたかたも数多く。。

その中で、犬を失ったジェームズ家。
ずっと探し続けて18ヶ月。。

”あきらめて、違う犬を飼おう”そうみんなで決めて、地元のアニマルシェルターにいったとき、自分たちの犬とよくにた犬がいたが、やや太っていたのでまさかとおもい、犬の名前をなにげに呼んだら、その犬がすっ飛んできた! 

まさか?! まさか?! 

そのわんちゃん、家族と久しぶりの再会で大興奮でジャンプや、キスの嵐だったそうです。

そして、もちろんジェームス家、必ずマイクロチップを入れることをみんなに伝えました。
彼らは犬にマイクロチップをいれてなかったため、なかなか見つからなかったといいます。

こんな運命的な再会。。
本当によかったです。。


みなさんも、犬猫には必ずマイクロチップ入れてください。
今日も読んでくれてありがとうございました。





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