今日は動物のことではなく、動物関係からおこるストレスの話し。
アニマルシェルターで働いてるとみんながなる、
Compassion Fatigue. コンパッション ファティーグと日本語読み。
意味は、
同情からくるストレス、共感性疲労ともいう。
アメリカでは警察官、消防士がこのストレスに悩まされることが多いといいます。そして、ERの看護士、動物病院の看護士、アニマルシェルターのスタッフ。
以前働いてたシェルターでは、年に2,3回、このストレスで悩まされてる人たちのために、カウンセラーがきて話を聞いてくれます。
まさに、私が先日までうつ病?と勘違いしてた、このストレスもコンパッション ファティーグなのでした。
なぜ、こういう仕事をしてるとこのストレスが襲ってくるか。。
アニマルシェルターで働き出すと、まずはニンゲン嫌いになります。
なぜ? 毎日毎日、勝手な人間が、動物をすてにくるから。
こういう場所で働いてると、これでもかっていうほど人間の醜い部分がみえてきます。
自分が大好きな動物たちがニンゲンたちによって苦しい思いをし、それを常に見てる私たちは、心が引き裂かれる思いになります。
そして、どんどん、ニンゲンというものが嫌いになり、動物だけの世界にはいりこもうとするのです。
それが、知らず知らずのうちにストレスになり精神的にも襲うこともあります。
あとは、わたしみたいに、取り付かれるってこともこのストレスの一種。
たとえば、”助けてあげたい”と言う気持に走りすぎて、シェルターの動物のことしか考えれなくなったりします。
これらすべてが、コンパッション ファティーグ。
それでは、どうしたら、このストレスから解消できるのでしょうか?
まず私の経験から。。
動物とまったく関係のないことをし、バランスをとる。
私は日本の太鼓を習いはじめました。 それがかなりわたしにはよかったみたいで、週1回ではありますが、ストレス発散になってるんだとおもいます。
そして、高い理想をあまり持ちすぎず、できる範囲でやっていくこと。
”私がいなければ、この子達は散歩にでれないのは。。” と自分で勘違いをし、なにかに取り付かれたように毎朝犬の散歩をしてた私。
1日、外に犬がでれなくとも、死ぬわけではない。と考えをかえ、毎朝ではなく、週に2,3回に散歩をするようにしました。
でも、現実から目はそらさず、できることだけと自分で言い聞かせ、コントロールするようになったんです。
こういってても、やはり何ヶ月もすると、取り付かれたようになるので、常に私はカウンセラーと話をするように心がけてます。
もし、いまあなたがストレスでうつ病になりかけてたり、苦しい思いをしてるのであれば、一度深呼吸してみてください。
カウンセラーにあって話をするのもいいとおもいます。
仕事とはまったく関係のない習い事をはじめてみるのもいいことだとおもいます。
最後に犬とは関係のない、わたしの大好きなコマーシャル。。馬と男の関係。。
今年のスーパーボールのバドワイザーのコマーシャルです。感動しますよ。。
今日もお付き合いありがとうございました。
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