くろにゃんこの読書日記

マイナーな読書好きのブログ。
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小出正吾感想文コンクール表彰式に行きました

2005年11月06日 | 覚え書とか写真とか日記みたいなものとか
といっても、入選したのは私ではなく、中3の娘ですが。
夏休みに入る前でしたか、小出正吾という三島市出身の児童文学者の読書感想文を書かなきゃならないと聞かされたのは。
私も三島市に住みながら、実は読んだことのなかった小出正吾でしたが、
「のろまなローラー」という作品だけは知っておりました。
学校の図書館から作品集など借りたりしたのですけれど、作品自体小品が多く、娘が市の図書館から借りてきた「子馬の旅」というのが、手に入る唯一の長編で、彼女はそれで、感想文を書いたのでありました。
提出してから1ヶ月あまり経ち、10月に入ったころ入賞の知らせが届きました。
案内状には、「賞状と賞品」があるということで、
「なんだろ~
と、心弾ませている娘に向かって、私は自分の思い出を語りました。
私も中学生のとき、学校の夏休みの宿題で「人権作文コンクール」というものに出品するために書かされた作文があったのですが、人権って良くわからないままに書いた作文が、なんと入選してしまったことがあったのです。
確か、そのときにもらったものが、鉛筆2本。
しかも差別をなくそうとかいうスローガンの書いてあるものでした。
その思い出は、あまりにも強烈でありました。
「あまり期待しないほうがいいよ」
と、いっておいたのですが、なんと図書カードという利用価値の高いものをいただきました。
そして、「小出正吾全集」もいただいたのですが、なぜか3集。
きっと、他の受賞者が1集とか2集とかを持っているに違いないと推測しながら家路についたのでありました。

のろまなローラー
小出正吾児童文学全集 (3)

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