三島市佐野美術館で現在開催中の河鍋暁斎展を友人と見に行きました。
佐野美術館
美術鑑賞にはもう何年も行っていませんでしたので、ホンモノの持つ圧倒感を久しく忘れていました。
着物の柄ひとつにしても細かさと力強さがあふれ、戯画の動物は今にも動き出しそうでした。
私はひとつの作品を結構じっくりと鑑賞するタイプなので、友人には迷惑かなと思っていましたが、その友人もじっくり派だったようで助かりました。
売店ではグッズもあって、私は使わないだろう絵葉書を4枚買いました。
本当は眠り猫のデザインされたタオルや、美人がデザインされた団扇を買いたかったのです。
「家族に理解されないんだよねー」
とつぶやくと
「そうそう、うちも」
と友人も家族に嫌がられない程度の絵葉書を選んでいました。
作品のひとつ「骸骨図」
酒の席で描いたものだそうです。
実際はかなり大きくて、迫力満点なのですが、どことなくユーモラスで愛嬌のあるところがわたしのツボです。
こちらは「横たわる美人と猫」
この美人は源氏の正妻三ノ宮で、逃げ出した猫を追いかけ、柏木に姿を見られてしまう。
ところで、最近「源氏物語」を読み始めました。
レヴィ=ストロースの影響もあり、結婚のありかた、力関係などの視点も絡めて読んでみると興味深く、また、純粋に小説として非常に面白いです。
学生時代、「源氏物語」は少しだけ習った記憶があります。
「夕顔」の出会いの部分と「葵」の六条御息所の生霊の部分だと思うのですが、やはり一部分では、小説の面白みを理解することは難しかったなといまさらながら思います。
私が読んでいるのは注釈、古文、現代文と三段組になっているものなので、まあ、読むのに時間がかかることかかること。
まだ「帚木」なので、三ノ宮が登場する「若菜」にはいつたどり着けるのやら。
ゆっくり読んでいこうと思ってます。
佐野美術館
美術鑑賞にはもう何年も行っていませんでしたので、ホンモノの持つ圧倒感を久しく忘れていました。
着物の柄ひとつにしても細かさと力強さがあふれ、戯画の動物は今にも動き出しそうでした。
私はひとつの作品を結構じっくりと鑑賞するタイプなので、友人には迷惑かなと思っていましたが、その友人もじっくり派だったようで助かりました。
売店ではグッズもあって、私は使わないだろう絵葉書を4枚買いました。
本当は眠り猫のデザインされたタオルや、美人がデザインされた団扇を買いたかったのです。
「家族に理解されないんだよねー」
とつぶやくと
「そうそう、うちも」
と友人も家族に嫌がられない程度の絵葉書を選んでいました。
作品のひとつ「骸骨図」
酒の席で描いたものだそうです。
実際はかなり大きくて、迫力満点なのですが、どことなくユーモラスで愛嬌のあるところがわたしのツボです。
こちらは「横たわる美人と猫」
この美人は源氏の正妻三ノ宮で、逃げ出した猫を追いかけ、柏木に姿を見られてしまう。
ところで、最近「源氏物語」を読み始めました。
レヴィ=ストロースの影響もあり、結婚のありかた、力関係などの視点も絡めて読んでみると興味深く、また、純粋に小説として非常に面白いです。
学生時代、「源氏物語」は少しだけ習った記憶があります。
「夕顔」の出会いの部分と「葵」の六条御息所の生霊の部分だと思うのですが、やはり一部分では、小説の面白みを理解することは難しかったなといまさらながら思います。
私が読んでいるのは注釈、古文、現代文と三段組になっているものなので、まあ、読むのに時間がかかることかかること。
まだ「帚木」なので、三ノ宮が登場する「若菜」にはいつたどり着けるのやら。
ゆっくり読んでいこうと思ってます。